旅たび写真缶

小さい旅から大きい旅まで、時にはいい歳して恥ずかしい旅まで、写真旅日記。

竹富島、赤い瓦と白砂の道

2019-06-04 | 八重山・西表島旅行記

2019年5月24日 八重山の旅六日目② つづき

八重山の旅六日目、最終日の今日、午後のフライトまで竹富島を見て回る積りだが、あまりにも天気が良いのでビーチ巡りに時間を使いすぎてしまった。

私は何度か来ているのでかまわないが、竹富島が初めての相棒には集落もぜひ見てもらいたい。

借りた自転車をショップに返して、集落の中は徒歩で回る。

以前、西表島で知り合った「写真女子」に、「竹富島の集落は、歩いたほうが良い写真が撮れますよ」とアドバイスされたことがあって、それ以来、集落の中では歩くことにしている。

そのつもりで自転車を放置し、帰りの船の時間まで生ビールを飲んでいたことが2度ほどあった。

              ≪なごみの塔≫

初めて竹富島に来た時に島の俯瞰写真を撮ったことがある「なごみの塔」へ、相棒を案内したら老朽化で立ち入り禁止だった。

今は、向かいの商店の二階屋上が展望台になっていた。(有料)

炎天下を、オジサン二人50分ほど別々に歩き回り、レンタサイクルショップに戻って港まで車で送ってもらう。

集落の中で昼食をとる予定だったが、そんな時間はなかった。

                ≪竹富港≫

12:45 けっこうな数の観光客と一緒に、石垣島行きの高速船に乗る。

竹富島の滞在時間、3時間半。

             ≪石垣港 離島ターミナル≫

13:00 石垣島港に到着。

ホテルに戻って預けておいた荷物を受け取り、予約しておいた送迎車で空港に移動。

石垣空港のバックヤードにレストランを見つけ、最後の八重山そばとオリオンビールで昼食。

世にも珍しいオッサン二人旅ながら、シーカヤック、ジャングルトレッキング、ヤエヤマボタル・バードウォッチング、グラスボート、西表島・石垣島のドライブ、竹富島サイクリングと、かなり充実した日々でした。

五日連続の居酒屋通いで、地酒と地元料理も堪能しました。毎晩飲んだくれていたので、南十字星の撮影は、すっかり忘れていました。

五泊六日の八重山旅行は無事終了。

中部国際空港の乗り継ぎで、この旅初めて美しい夕日を見たような・・・。

   竹富島の前半、「竹富島、八重山ブルーの海」はこちらから

         オッサン二人旅の相方のブログはこちらから


竹富島、八重山ブルーの海

2019-06-04 | 八重山・西表島旅行記

2019年5月24日 八重山の旅六日目①

オッサン二人の八重山旅行も、今日が六日目最終日。

ホテルの部屋から見る石垣港は、なかなかいい天気。

梅雨真っただ中の八重山に来て、雨が降ったのは二日目の夕方一回だけ。

それもホテルに戻る車の中で、小雨だった。

          ≪ホテルの部屋から眺めた石垣港≫

最終日の今日は、午後のフライト時間まで竹富島を散策する。

今回の八重山の旅では、西表島、石垣島についで三島目の上陸。

三泊した「ホテルグランビュー石垣」に荷物を預け、身軽になって徒歩5分。

離島ターミナルから竹富島に向かう。

                ≪竹富港≫

9:15 石垣港から高速船で15分。竹富島に到着。

港には、レンタサイクルのショップや、水牛車観光の送迎バスがお出迎え。

昨日の石垣島観光ドライブでは、クーポン券を持っているのに気づかずもったいないことをした。

今日は竹富島行きの船のチケットを買う際、しっかりとクーポンを出してレンタサイクルは無料。

9:40 島の集落でレンタサイクルを受け取り、竹富島観光に出発。

集落の中を一気に通り過ぎて、海岸に向かう。青い空に向かってペダルを漕ぐ。

               ≪カイジ浜≫

星砂の浜ということになっているようで、次々とバスでやって来る観光客はみんな砂浜にしゃがみこんでいる。

彼方に見えている島影は、小浜島か西表島か。

日陰のない道を再び走り出す。汗が噴き出るが、かまわず「コンドイビーチ」に向かう。

               ≪コンドイビーチ≫

青い空と海、白い砂浜。文句なしの絶景。

私よりチョット年の若い相棒は、どんどんぶっ飛ばして行く。

                ≪西桟橋≫

コンドイビーチから見た西桟橋。背景は石垣島の西部。

普通、竹富島の日帰り観光の場合、「カイジ浜」「コンドイビーチ」「西桟橋」を見たら海辺の観光は終了だが、相棒は、さらにレンタサイクルを走らせ先へ進む。

             ≪竹富島の最北端 美崎≫ 

思いがけないほど美しい「八重山ブルー」に魅入られて、かなり時間をくってしまった。

集落を散策する時間が少なくなってきたので、急いで島の中心部へ向かう。

                  ・・・つづく

    竹富島の後半「竹富島、赤い瓦と白砂の道」はこちらから


石垣島で観光ドライブ

2019-06-04 | 八重山・西表島旅行記

2019年5月23日 八重山の旅五日目

今日は一日、レンタカーを借りてのんびり観光ドライブ。

オッサン二人で八重山に来て五日目。

梅雨だというのに毎日青空に恵まれているが、今日もぜひ晴れてほしい。

              ≪730交差点≫

8:45 朝食バイキングをたらふく食べてホテルを出発。

ホテルグランビュー石垣の前の「730交差点」を渡り、離島ターミナルに向かう。

予約しているオリックスレンタカーの送迎は、空港と離島ターミナルだけ。

「730記念碑」は沖縄本土復帰から6年目の1978年7月30日に、道交法が「人は右、車は左」に移行したのを記念して建立された。

9:00に離島ターミナルでオリックスのピックアップを受け、事前登録してあるので手続きはすぐ完了。

9:20 オッサン二人で、真っ赤な「トール」の新車に乗り込み出発。

会員割引と、季節の沖縄キャンペーン割引なのでかなりお得料金だが、車種は選べない。特に不満はないがかなりハデ。

しかし、空模様はザンネンながらドンヨリ。

私は石垣島には10回以上来ているので、八重山ブルーの海は何度も見ているが、相棒は初めてなので是非見せたい。

島の東側を北上する。

              ≪玉取崎展望台≫

9:55 玉取崎展望台駐車場に到着。徒歩5分で展望台。ザンネンながら天気はイマイチ。

      ≪コーラル・ハイビスカス(ふうりんぶっそうげ)≫

ちなみに、快晴の日の玉取崎展望台からの眺めは、

【2013年7月1日 撮影】

そのうちきっと青空が出て来るだろうと期待しながら、次は石垣島の最北端を目指す。

           ≪石垣島最北端 平久保崎灯台≫

10:40 石垣島の最北端、平久保崎灯台に到着。

天気は回復せず、リーフの内外の区別もつかない。

ここに来たのは3度目だが、最初は快晴無風の完璧な天気で、八重山ブルーは絶好調。感動!

2度目は何故か雨の日に来てしまい無残。3度目の今日もチョットザンネン。

ちなみに、快晴の日の平久保崎の眺めは、

【2013年7月1日 撮影】

それでも観光客はひっきりなしにやって来る。

10:50 平久保崎を出発して、これからは島の西側を南下する。

                ≪吹通川≫

11:30 「吹通川」の袂に車を停めてシバシ休憩。

ここでは、かつてマングローブ・カヌーをやったことがある。今日はSUP(スタンドアップパドルボード)をやっていた。

ウエットスーツを諸肌脱いだ、水着のオネエチャンたちが楽しそう。上空をドローンが追いかけている。

最近のツアーショップは、あの手この手でサービスをしてくれる。ダイビングやシュノーケリングのツアーでも、海上でドローンを飛ばして動画を撮影し、サーバーからダウンロード出来るようにしたり、その場でスマホに転送してくれたする。

アウトドアのツアーショップも、最新メカに強くないと競争に生き残れないのかもしれない。

11:50 「米原のヤエヤマヤシ群落」に立ち寄る。

              ≪ヤエヤマヤシ群落≫

              ≪ギランイヌビワ≫

遊歩道にギランイヌビワの実が大量に落ちていて、滑りやすい。

ここから「川平湾」はすぐちかくだが、その前に昼食のとれるところを探す。

              ≪八重山 嘉とそば≫

12:15 走り出して5分ほどで、県道の脇に「八重山 嘉とそば」の看板を見つけたので迷わず入る。

昼時なのでけっこう混雑していたが、運よく入れ替わりがあって、眺めの良いオープンスペースに席を確保。

目の前には米原海岸が見渡せる。

                ≪エビそば≫

後からわかったのだが、このお店もエビそばも人気があるらしい。

大変美味しくいただきました。

13:05 ノンビリ食事をした後は、川平湾に向けて出発。

曇り空だが、石垣島に初めて来た人と一緒なので、川平湾に行かない分けにはいかない。

それに、西表島で水中観光船に乗りそびれたので尚のこと。 

            ≪川平湾のグラスボート≫

13:30 一応、川平湾観光の定番(私は乗ったことなかったが)グラスボートに乗船。

        

 

         ≪分かりにくいが、中央にアオウミガメ≫

潮の加減か水の透明度が低く、サンゴ礁もイマイチ。ウミガメが2匹(私は1匹しか見ていない)、イソギンチャクの中にカクレクマノミが2匹・・・・。

グラスボートの後は、アイスクリームを舐めながら展望台で有名な景色を眺める。

               ≪石垣島で一番の観光地 川平湾≫

14:30 川平湾を出発。

この後どうするか悩むところだが、海を眺めるのは飽きてしまったので「やいま村」に行くことにする。

              ≪石垣 やいま村≫

15分ほどで「石垣 やいま村」に到着。

私はここは2度目。最初は、台風上陸前日で、記録的豪雨が降っていた。

ほとんど雨宿り状態で、あまり内容を覚えていない。ただ、広い園内を独り占めしたのを覚えている。

集められた移築古民家だけ見て歩く。

老人クラブの方々の八重山民謡舞踊をまじめに鑑賞。

16:30 石垣島観光ドライブを切り上げて、オリックスレンタカーに戻る。

17:00 一人でホテルを出る。Tシャツ専門店に行き2枚購入。

そのあとは、ユーグレナモールでお土産を物色。モールの中を見て歩くのは面倒なので、前回と同じ、モール入口の角の店でまとめ買い。ラフティーやら泡盛やら、片っ端からカゴにぶち込んで宅配で送ってもらう。

18:00 五泊六日の旅も明日を残す限り。ホテルの部屋で帰りの荷造り。

旅の資料など捨てて行こうと思い、整理を始めたらトンデモナイものを発見。

JTBからもらった小冊子にクーポン券がドッサリ。

調べてみたら、今日行った「川平湾のグラスボート乗車券」や「石垣やいま村の入場券」などタダになったようだ。

ガッカリ! 今までクーポン券を使えるような観光旅行などしたことがなかったので、気づかなかった。

19:00 相棒と連れ立って「八重山の旅」最後の夕食。

                 ≪石垣牛の焼肉≫

銚子に乗ってもう一軒行ってしまいました


石垣島の午後も野鳥観察

2019-06-02 | 八重山・西表島旅行記

2019年5月22日 八重山の旅四日目② つづき

 バードウォッチングも昼飯の後は、車に揺られて眠くなる。

車を降りて暑い日差しの中を歩くと、木の上に居ました。

             ≪リュウキュウアオバズク≫

視線を逸らさず、ジッとこちらを見つめています。

             ≪スグロミゾゴイ≫

「リュウキュウアオバズク」の下には「スグロミゾゴイ」。逃げ足が速くて、私の腕ではうまく撮れません。

             ≪リュウキュウアカショウビン≫

本日数羽目のアカショウビン。やっと日向で見つけました。

やっぱり日が当たると色が美しい。

           ≪カンムリワシ(国の天然記念物)≫

こちらも日向だが、逆光ぎみ。

後追いは、速さについていけません。

またもや何かを捕食。

今が子育て真っ最中の鳥もいました。

16:30 バードウォッチング終了。いったんホテルに戻って、ツアー仕切り直し。

18:40 昨夜に引き続き「ヤエヤマヒメボタル」の撮影に出発。

しかし、トンデモナイ大失敗。

出発前にコンパクトフラッシュを交換したのはいいが、試し撮りを怠った。

さらに撮影途中と終了時のプレビューも怠って、夜の街にイソイソと出かけてしまった。

その結果、家に帰ってパソコンに取り込もうとしたら、撮影データーが認識されない。

昨晩の場所よりは多少はマシかと思っていたのでザンネン。

撮影現場に不満があったり、ヤエヤマヒメボタルの撮影8回目という慢心があったりと、メモリーが悪いのではなく私の問題です。

ホタル終了後の生き物観察は、別なカメラをつかったのでナントか・・・。

             ≪リュウキュウコノハズク≫

          ≪サキシマバイカダ(絶滅危惧種)≫

ナイトツアー終了後、今夜は離島ターミナル前の居酒屋で夕食。

 

 

 


野鳥もみんなお食事中

2019-06-02 | 八重山・西表島旅行記

2019年5月22日 八重山の旅四日目①

ホテルの部屋から見える石垣港は今日も穏やか。空には雲一つない。

今日は、「スポッター石垣島」のバードウォッチング・ツアーに参加する。

8:30 ホテル前でピックアップ。ガイド川野氏の車で出発。参加者は、われらオッサン二人組に、同年輩の男性一人。

私はこれが二度目の参加で、一昨年「カタグロトビ」など珍しい鳥を見せてもらった。

まずは郊外に出て、農道を走る。

               ≪セイタカシギ≫

こんな長い脚、不便ではないかと思うが、器用に餌をついばんでいる。

                 ≪コサギ≫

9:20 山側に向かって移動。

           ≪リュウキュウアカショウビン≫

9:30 リュウキュウアカショウビンを発見。私が八重山の野鳥に興味を持つ切っ掛けになった鳥。

「興味」と言っても、野鳥愛好家と言うほどではなく、鳥のことなどカラッキシ分からない。

たまたま目の前にアカショウビンが現れたとき、手元にシュノーケリング用の防水カメラしかなく、豆粒のような姿しか撮影できなかったのが悔しかっただけ・・・。

                ≪モダマ≫

40~50cmのまだ小型だが、石垣島ではかなり珍しくなって来ている。

西表島で1mくらいのを見たことがあるが、そちらもあまり見かけなくなった。

        ≪国立天文台 電波望遠鏡 VERA石垣島局≫

               ≪カンムリワシ≫

いました。

石垣島に来たからには、「カンムリワシ」を見なければ石垣島観光とは言えない。

突然羽ばたいたと思ったら、車の屋根をかすめるように滑空。強大なミミズをゲット。

なぜか我々の車の前で、お食事タイム。かなり気持ち悪かったです。ここでは比較的おだやかなカットを掲載します。

サディスティックな相棒は、一部始終をビデオに撮ったようですが・・・。

キャンプ場に入ると、またもや「リュウキュウアカショウビン」。

木陰で暗いし逆光の木漏れ日がキツイ。

こちらも地面に飛び降りて、お食事タイム。なにか虫のようでした。

茂みから顔を出す珍しい姿。

暗がりのうえにズームを目一杯アップしていたので、絶好のシャッターチャンスを逃した。

反省・・・、反省しても次回があるかどうかわからないが・・・。

お昼を過ぎて、我々も食事タイム。

一昨年にも来た店で、その時は天丼を食べたが絶品だった。

今回はかなり混んでいるので、時間がかかるものは避けて「八重山ソバ」を注文。

午後もひたすらバードウォッチング。

                 ・・・・・・午後の部につづく