旅たび写真缶

小さい旅から大きい旅まで、時にはいい歳して恥ずかしい旅まで、写真旅日記。

若冲展を見に福島へ

2019-04-26 | 旅行

2019年4月24日

若冲展を見に福島に行ってきました。

久しぶりの高速道路のドライブでやや緊張気味。

ゴールデンウイーク前の平日で、ちょうどお昼時という時間帯を選んで会場入り。

しかし思惑はハズレて、福島県立美術館の駐車場は満杯で入れず。

路上で1~2時間待ちの状態だという。

やむなく、係員の誘導でMAXふくしまというイオンモールに駐車。

福島県立美術館までは、徒歩20分弱。

  ≪福島県立美術館≫

やっと受付にたどり着いたら、なんと待ち時間ゼロ。

単純に駐車場のキャパシティーが足らないだけ。

≪東日本大震災復興祈念 伊藤若冲展  福島県立美術館≫

 

   ≪上の作品は、ロビーのフォトスポットで撮影≫

数年前に仙台・盛岡・福島で開催された「若冲が来てくれました」展よりは見劣りのする内容ながら、一時間半ほどかけて堪能。

駐車場までテクテク戻り、近くのソバ屋でかなり遅くなった昼食。

「春 ランチでクーポン」という、ソバと天ぷらと海鮮丼と小鉢のセットを注文。

メニューに印刷されたクーポンをスマホに撮り、スタッフに画面を見せると1,000円。


南三陸の春の名所めぐり

2019-04-21 | 旅行記

2019年4月20日 追分温泉から南三陸の名所めぐり

≪石巻 追分温泉≫

二日酔いもなく、早朝5時には追分温泉で目覚める。

朝湯に浸かった後、外に出てみれば雲一つない青空と満開のサクラ。

朝食は田舎風だが、朝からサンマの塩焼きがデンと一尾。

昨日は、一日中宮城県北部の桜の名所めぐりをしたが、今日は宿で合流した全員8人で南三陸の名所めぐりをする。

≪田束山(たつがねさん)≫

≪カタクリ≫

≪キクザキイチゲ≫

ツツジで有名な田束山だが、この時期は足元に可憐に咲く花々が美しい。

≪田束山三十三観音 一番≫

震災直後に来た時には、目を背けたくなるほどに倒壊していたが・・・。

≪神割崎≫

≪南三陸さんさん商店街≫

昼食は、「南三陸さんさん商店街」で海鮮どんぶり。デザートはソフトクリーム。

お土産は、シラスとたこわさ。

「南三陸さんさん商店街」から周囲を見渡すと、東日本大震災の復興工事がまだ盛んに行われている。

≪横山不動尊≫

仙台に戻る前に、横川不動尊に立ち寄る。

本堂を開けてもらい、お不動産を拝ませていただく。

宮城県登米市 横山不動尊大徳寺 不動明王坐像

日本三大不動の一つ、横川の不動尊座像。写真はインターネットから拝借。

ご本尊は、この胎内にあるとされる。

お参りの帰り、本堂前の池で、お不動産の使いとされる「横山のウグイ」を探す。稚魚が沢山いた。


満開の桜巡りと追分温泉

2019-04-21 | 旅行記

2019年4月19日 宮城県北部で満開の桜巡り

友人に誘われて、石巻の「追分温泉」に行ってきました。

ちょうど宮城県北部はサクラが真っ盛り。

可能な限り桜の名所をめぐりながら、追分温泉を目指す計画。

まずは三陸自動車道を降りて、松島から高木川沿いを鹿島台方向に向かう。

約2kmも続く満開の桜並木を右手に見ながら車は快調に北上。

11:20 ≪涌谷城址公園≫に到着。

駐車場が混んでいたら通り過ぎながら桜を見物しようと思っていたが、意外にスンナリ。

こういう全国的にはマイナーな地方でも、何故か周りは中国の方々ばかり。

12:00 ドライブ再開。見事な桜のトンネルをシバシ北上。やはり涌谷のサクラは素晴らしい。

12:15 大崎市の≪加護坊山≫に到着

 

さっそく山頂下のレストランに直行。時間的にかなり混んでいるかと思って来たが、運よく窓際の席をゲット。

目の前には斜面を埋め尽くす桜。「加護坊定植」を食べながらお花見気分は最高潮。

食後は腹こなしに山頂へ登る。

久しぶりに登った加護坊山山頂からの眺めは、相変わらず美しい。

目の前に、大崎平野が広がる。さすがに伊達六十二万石の耕土は広い。

サクラとモクレンが同時に満開。

続いて向かったのは、登米市の≪平筒沼ふれあい公園≫。

13:40 ≪平筒沼ふれあい公園≫に到着。

かなり大きな沼なので、どこが一番の見所なのか分からず、しばしウロウロ。

珍しい浮橋のある辺りに、観光客が集中していた。

この「平筒沼ふれあい公園(登米市)」は、最近宮城県内では注目のお花見スポット。

14:20 平筒沼を出発したものの、まだ宿に向かうのには早すぎるので、さらに寄り道。

15分ほど走ったところで洒落た喫茶店を見つけたので、やっとコーヒータイム。

15:25 ≪旧登米高等尋常小学校≫に到着。

古い記憶では、ここにも見事なサクラの木があったような気もするが・・・

武家屋敷の桜も見事に満開。

16:10 今日の最終目的地≪追分温泉≫に無事到着。

囲炉裏のある洒落たお部屋でした。

ここで先着組や後発組とも合流して、本日は女3名、男5名の8名でお泊り。

さっそく向かった大浴場からは、やはり目の前に満開の桜。

17:55 豪勢な夕食開始。

この宿は山の中の秘湯に近い趣だが、山一つ越せば三陸の漁港が沢山ある。

料理は当然、海鮮料理。小はシラウオから大はクジラまでそろって超豪華版。

今夜お泊りのお客さんたちは、これを目当てに全国から集まって来たようだ。

 

 

食後は、大浴場前の御休み処で熱狂のライブ。

大盛り上がりで延々とアンコールが続き、8時から始まったコンサートは9時半になっても終わりそうもない。


鋸山登山で地獄と仏

2019-04-03 | 旅行記

2019年3月29日  房総の旅三日目

二日間、慣れない「撮り鉄」「乗り鉄」をやったが、房総の旅三日目の今日は本来の趣味のトレッキング。

以前テレビで見て・・・いつか行ってみよう・・・と思っていた「鋸山」を歩く。

コースは、内房線の浜金谷駅から歩き出し、車力道を登って石切場跡へ。

石切場跡からは日本寺に抜け、百尺観音、地獄のぞき、千五百羅漢、そして日本で一番大きい大仏様を参拝。

大仏様からは、表参道を下りゴールは内房線の保田駅。

8:06 JR五井駅から内房線に乗車。

9:09 浜金谷駅に到着。

 

               ≪JR内房線 浜金谷駅≫

ホームの跨線橋から目の前に広がるのが「鋸山」らしい。

一緒に降車したハイカーたちが、みんな写真を撮っている。

なるほど「鋸山(のこぎりやま)」という姿で、離れていても石切場の跡がハッキリ見える。

駅を出て、リュックを背負った人たちの後ろをついて行くと、すぐに「観光案内所」があった。

中に入って情報を仕入れようと思ったら、突然、選挙カーが現れて入口の前に横付け。

選挙演説が始まるあるらしい。結局、話も聞けず望遠レンズなどの余分な撮影機材も預けられなかった。

リュックを背負った人たちが向かった方向に歩き出し、あとは道標を見ながら街を抜けた。

9:33 「車力道コース(左)」と「関東ふれあいの道コース(中央)」の分岐。

石段の上に荷物を広げ、重い機材を担ぎやすい様に整理して、左側の「車力道コース」へ向かう。

9:45 「車力道コース」入口。

予定時間を大分過ぎてしまったが、ここからは登山。

        

かつて、切り出した石材を「ねこ車」で運んだという道を登る。

石畳の道には、擦り減って出来た轍が今もクッキリと残っている。

                  ≪東京湾≫

       

 

10:16 今日は曇っていて海の見晴らしはイマイチ。

「地球が丸く見える展望台」というのは諦めて、直接「石切場跡」に向かう。

10:18 見事な「切通し」に到着。しばらくウロウロして写真撮影。

10:27 何の表示もないのでチョット迷ったが、木製のデッキを上がる。

10:28 石切場跡。

      

有名な「地獄除き」。ポスターやテレビ取材などの画とは逆側から見る。(左側のデッパリ)

10:41          ≪石切場跡 岩舞台≫

        

10:45 打ち捨てられた重機。

最上段の展望台からシバシ東京湾を眺めて休憩。

10:55 30分近く石切場跡をウロツイてしまったが、日本寺目指して出発。

        

「石切場跡」から見上げた80mの岩壁を、「ヒイヒイ」悲鳴を上げながら登る。ほぼ直登。

時々、休みながら東京湾を眺める。

11:22 切通しの先に、突然、日本寺の「北口管理所(受付)」が現れた。拝観料¥600。

広大な境内の回り方や、楽に下山するコースを、懇切丁寧に教えてもらった。

       

                ≪百尺観音≫

事務所の脇を入ると、目の前にドーンと観音様が現れて度肝を抜かれた。

とにかく大きい「石仏の百尺観音」。左手奥には「地獄のぞき」が突き出ている。

11:35 百尺観音をあとにして、「地獄のぞき」に向かう。

        

11:40 「地獄のぞき」に到着。

週末などは2時間くらい列に並ぶことも暑らしいが、今日は、春休みといっても平日。待ち時間10分ほど。

足元が滑ってどなたも四苦八苦。老若男女、みんなスニーカーかハイキングシューズを履いている。

ここはロープウェイの山頂駅から来る観光客が多いので、一人くらいハイヒールのオネエチャンかオバサンがいるのではないかと思ったが、さすがに千葉県人は用意がいい。

泣き叫ぶ幼児もいたが、それほど恐怖感はない。

ほとんどの人がここで記念撮影をするが、PVモニターを見てみんな首を傾げる。

崖下が背景に映らないから、怖そうには見えない。

長い自撮り棒で真上から撮らないと、怖そうには映らないだろう。

11:55 山頂展望台の脇から、長い長い石段を下り「1,500羅漢」巡り。

ここからは、石の羅漢や仏像が千五百数十体、延々と続く。

       

12:28 大仏広場に到着。とにかくデカイ。

高さ31.05m、日本一大きい大仏。薬師瑠璃光如来石仏。

大仏広場のベンチで休憩。潰れたオニギリで軽い昼食。

13:06 重い腰を上げて、これより下山。

30分以上休んだら、体中がギシギシ。

13:11 仁王門を抜けて、表参道をJR保田駅に向けて下山。

 

 

                             ≪JR内房線 保田駅≫

13:48 「内房線 保田駅」に到着。

              ≪保田中央海水浴場≫

保田駅から5分ほど歩いて海に出た。ずいぶん久しぶりの海の香り。

お寿司美味しかったです。

                                          国土地理院


 


小湊鐡道を撮る乗る歩く2

2019-04-01 | 旅行記

2019年3月28日 小湊鐡道 ハイキング&撮り鉄&乗り鉄の旅 復路

「石神の菜の花畑」で撮影を終え、急ぎ足で養老渓谷駅に戻る。

             ≪養老渓谷駅 ホーム≫

8:36 養老渓谷駅始発の上りに乗り込む。

8:40 次の駅、上総大久保駅で下車。

               ≪上総大久保駅≫

 

待合所。地元の子供たちが描いたのか、「トトロ」と座布団がお出迎え。

 

菜の花はピークを迎えているが、サクラは2~3分といった程度。

この駅で降りてはみたものの、撮影予定の下り列車は90分後、乗る予定の上り列車は120分後

駅の前の道は、「森と梢のみち」というハイキングコースになっている。

次の「月崎駅」までは、山道を歩いて1時間余りで行けるハズ。

房総ふれあいの道(森と梢のみちコース)

花粉が濃厚に舞っているこの時期にスギの森林に入るつもりはないが、時間つぶしに少しだけ歩く。

               ≪ウグイス???≫

やかましいくらいにウグイスが鳴いている。

10:07ころ 駅の400mくらい手前のカーブを、下り列車が近づいてきた。

10:08 上総大久保駅に入る下り列車。 

       

10:40 秘境駅の雰囲気漂う上総大久保駅に、上り列車が入線。これに乗って次の「月崎駅」に向かう。

                ≪月崎駅≫

10:44 月崎駅に到着。

朝、下り列車から見たときは無人だったが、ペンキ塗り替えの工事が始まっていた。

もうじき「トロッコ列車」が到着するので、人気の月崎駅にはカメラを持った人たちが大勢集まってきた。

駅舎には工事の足場やカラーコーン、屋根の上には職人さんたちもいて、駅の撮影はチョット無理。

        ≪11:09 月崎駅に入ってきた里山トロッコ1号≫

実は、木曜日にも「トロッコ列車」が走る日があるのを、私は知らなかった。

写真を撮ろうとする人々が大勢集まってくるのではないかと思い、避けたつもりだったが・・・。

蒸気機関車を見て育ったオジサンは、蒸気機関車風ディーゼル機関車にはあまり興味はわかない。

トロッコ列車が養老渓谷駅に向けて去った後、駅の向かいのYショップでパンなどを買い、軽めの昼食。

11:53 終点の養老渓谷駅からバックで戻って来た「トロッコ列車」

11:57 月崎駅を徒歩で出発。ここからはハイキング。

                ≪永昌寺トンネル≫

12:03 「永昌寺トンネル」に入る。非常に珍しい将棋の駒形の手掘り隧道。

途中で反対側から車が来て、ビビった。

 

山はかなり荒れている。

12:17 小湊鐡道のトンネルに出会ったところで、近くから警笛の音が聞こえたので少し待ってみた。

手前の杭が邪魔だったが、ポジションを変える間もなく列車が通過。

            ≪12:21 柿木台第二トンネル≫

永昌寺トンネルの駒形とは違い真ん丸。

                ≪道端の石仏≫

        

         ≪地蔵菩薩≫          ≪如意輪観音≫

            ≪12:27 柿木台第一トンネル≫

 12:53 飯給駅(いたぶえき)に到着。

 

駅のサクラはまだだが、近くの民家は満開。    ≪世界一大きい女子トイレ≫

13:17 上り列車が飯給駅到着。

13:31ころ 里山トロッコ3号が通過。

このあと、待合所でしばらく休憩。

14:08 飯給駅を徒歩で出発。次の「里見駅」に向かう。

 

線路は北に向かっているが、県道160号線を東に進み養老川を渡る。

「清澄養老ライン」に出て北に進路を変更。

14:37 市原市立加茂中学校前の踏切で、偶然、下り列車に遭遇したのであわてて撮影。

この近くに、「与市郎桜」という有名なサクラの木があるらしいので、念のため行ってみる。

                 ≪与市郎桜≫

14:44 花一輪も咲いてないので素通り。

                  ≪里見駅≫

      

14:53 里見駅に到着。

「里見八犬伝」に縁のある地域のためか、駅舎の入り口には犬の石像が鎮座。

 

左に停車中の列車は15:37発の下り。右から入線して来るのは私が乗る15:35発の上り。

この里見駅では、昔ながらのタブレット交換が行われる。

               ≪タブレット交換≫

15:35 時間的にはまだまだ撮影は可能だが、かなり疲れたので「撮り鉄」はここまで。

上り終点の五井駅に向かう。

16:20 終点五井駅到着。小湊鐡道の旅終了。

                小湊鐡道を撮る乗る歩く1(往路)はこちらから