2019年3月29日 房総の旅三日目
二日間、慣れない「撮り鉄」「乗り鉄」をやったが、房総の旅三日目の今日は本来の趣味のトレッキング。
以前テレビで見て・・・いつか行ってみよう・・・と思っていた「鋸山」を歩く。
コースは、内房線の浜金谷駅から歩き出し、車力道を登って石切場跡へ。
石切場跡からは日本寺に抜け、百尺観音、地獄のぞき、千五百羅漢、そして日本で一番大きい大仏様を参拝。
大仏様からは、表参道を下りゴールは内房線の保田駅。
8:06 JR五井駅から内房線に乗車。
9:09 浜金谷駅に到着。
≪JR内房線 浜金谷駅≫
ホームの跨線橋から目の前に広がるのが「鋸山」らしい。
一緒に降車したハイカーたちが、みんな写真を撮っている。
なるほど「鋸山(のこぎりやま)」という姿で、離れていても石切場の跡がハッキリ見える。
駅を出て、リュックを背負った人たちの後ろをついて行くと、すぐに「観光案内所」があった。
中に入って情報を仕入れようと思ったら、突然、選挙カーが現れて入口の前に横付け。
選挙演説が始まるあるらしい。結局、話も聞けず望遠レンズなどの余分な撮影機材も預けられなかった。
リュックを背負った人たちが向かった方向に歩き出し、あとは道標を見ながら街を抜けた。
9:33 「車力道コース(左)」と「関東ふれあいの道コース(中央)」の分岐。
石段の上に荷物を広げ、重い機材を担ぎやすい様に整理して、左側の「車力道コース」へ向かう。
9:45 「車力道コース」入口。
予定時間を大分過ぎてしまったが、ここからは登山。
かつて、切り出した石材を「ねこ車」で運んだという道を登る。
石畳の道には、擦り減って出来た轍が今もクッキリと残っている。
≪東京湾≫
10:16 今日は曇っていて海の見晴らしはイマイチ。
「地球が丸く見える展望台」というのは諦めて、直接「石切場跡」に向かう。
10:18 見事な「切通し」に到着。しばらくウロウロして写真撮影。
10:27 何の表示もないのでチョット迷ったが、木製のデッキを上がる。
10:28 石切場跡。
有名な「地獄除き」。ポスターやテレビ取材などの画とは逆側から見る。(左側のデッパリ)
10:41 ≪石切場跡 岩舞台≫
10:45 打ち捨てられた重機。
最上段の展望台からシバシ東京湾を眺めて休憩。
10:55 30分近く石切場跡をウロツイてしまったが、日本寺目指して出発。
「石切場跡」から見上げた80mの岩壁を、「ヒイヒイ」悲鳴を上げながら登る。ほぼ直登。
時々、休みながら東京湾を眺める。
11:22 切通しの先に、突然、日本寺の「北口管理所(受付)」が現れた。拝観料¥600。
広大な境内の回り方や、楽に下山するコースを、懇切丁寧に教えてもらった。
≪百尺観音≫
事務所の脇を入ると、目の前にドーンと観音様が現れて度肝を抜かれた。
とにかく大きい「石仏の百尺観音」。左手奥には「地獄のぞき」が突き出ている。
11:35 百尺観音をあとにして、「地獄のぞき」に向かう。
11:40 「地獄のぞき」に到着。
週末などは2時間くらい列に並ぶことも暑らしいが、今日は、春休みといっても平日。待ち時間10分ほど。
足元が滑ってどなたも四苦八苦。老若男女、みんなスニーカーかハイキングシューズを履いている。
ここはロープウェイの山頂駅から来る観光客が多いので、一人くらいハイヒールのオネエチャンかオバサンがいるのではないかと思ったが、さすがに千葉県人は用意がいい。
泣き叫ぶ幼児もいたが、それほど恐怖感はない。
ほとんどの人がここで記念撮影をするが、PVモニターを見てみんな首を傾げる。
崖下が背景に映らないから、怖そうには見えない。
長い自撮り棒で真上から撮らないと、怖そうには映らないだろう。
11:55 山頂展望台の脇から、長い長い石段を下り「1,500羅漢」巡り。
ここからは、石の羅漢や仏像が千五百数十体、延々と続く。
12:28 大仏広場に到着。とにかくデカイ。
高さ31.05m、日本一大きい大仏。薬師瑠璃光如来石仏。
大仏広場のベンチで休憩。潰れたオニギリで軽い昼食。
13:06 重い腰を上げて、これより下山。
30分以上休んだら、体中がギシギシ。
13:11 仁王門を抜けて、表参道をJR保田駅に向けて下山。
≪JR内房線 保田駅≫
13:48 「内房線 保田駅」に到着。
≪保田中央海水浴場≫
保田駅から5分ほど歩いて海に出た。ずいぶん久しぶりの海の香り。
お寿司美味しかったです。
国土地理院