旅たび写真缶

小さい旅から大きい旅まで、時にはいい歳して恥ずかしい旅まで、写真旅日記。

秋の西表島

2017-10-22 | 八重山・西表島旅行記

2017年10月9日

今回で9度目の西表島の旅。

西表島にハマって9年目になるが、さすがに最近は「ヤルコト、ナスコト」二、三回目となってややマンネリ化。

今回は、多少目先を変えて秋の西表を楽しみたい。

そもそも、今まで西表島で常宿として来たのは東部のホテルだった。

しかし、いつも利用している「ANAスカイ・ホリディ―(フリー・パック)」のホテル一覧から、東部のホテルが消えてしまった。

そこで今回は、心機一転(と言うほどではないが)、島の反対側にある西部のホテルに初めて泊まることになった。

10月9日から西表島三泊、沖縄本島二泊のオジサンひとり旅。五泊六日の中で移動日が三日もある、ややイソガシイ旅程。

 

         ≪石垣空港≫             ≪石垣港離島ターミナル≫

13:25 中部国際空港でANAを乗り継ぎ、定刻より10分ほど早く石垣空港に到着。すかさずタクシーで石垣港離島ターミナルに向かう。

西表島の西部のホテルに泊まるのだから、本来なら上原港行の高速船に乗るのだが、最近、この航路は北風の影響で欠航することが多いようなので、東部の大原港行の高速船で西表島に向かう。

                       ≪西表島≫

15:20 西表島大原港に入港。港でレンタカーを借りて、のんびりドライブをしながら西部の上原地区に向かう。

                     ≪干潮のマイラ川河口≫

                      ≪夕暮れの星砂の浜≫

17:30 ホテルにチェックイン。

 

夕陽の美しいホテルということだが、言い方を変えれば西日が強烈だ。デイ・ベッドがあるよりは、荷物を広げられる空間が欲しい。西表島の場合、アクティビティが目的で行くのだから、滞在型のリゾートホテルは必要ないと思うのだが・・・。

18:30 ホテルのショップでオリオンビールや泡盛など滞在期間中の酒とツマミを購入。

港の近くで買ってきた、沖縄定番の「ポーク卵おにぎり」を食べながら、荷物を解いてカメラの準備をする。

20:00 ナイトツアーをお願いしていた「オハナアウトフィッターズ」のガイド國見氏とロビーで合流。

さっそく、國見氏の車で真っ暗闇の山道へ入る。

車は、イリオモテヤマネコなど動物を探して奥へ奥へと進む。

どこで目的が食い違ったのか、私は星空を見たかったのだが・・・。

ヤマネコはともかく、コウモリすら現れず、時間ばかりが過ぎて行く。

しかし、今回初めてガイドをお願いした國見氏からは、おもしろい話がたくさん聞けてなかなか有意義。  

何故か、ヤシガニとだけは三回遭遇。

 

21:20 話に夢中になっていて星空のことを忘れていたが、ウナリ崎に移動。

真っ暗闇なので良く分からないが、展望台らしきものがあった。確かここには廃墟があったような記憶があるが・・・。

カメラと三脚を出して、星空の撮影をしようと思ったところで、なんと星空観察の天敵、月が出て来てしまった。話に夢中で、月出の時間を忘れていた。

月と、自分が泊まっているホテルの灯りが邪魔なので、期待していた天の川の撮影は断念。やはり西表島で星空観察するには東部に泊らないとダメなようだ。

國見氏には、明日、「秘境ナーラの滝」カヌー&トレッキングに連れて行ってもらうので、ナイトツアーを切り上げてホテルに戻る。

夕方買っておいたビールを飲みながら、明日の準備をする。