昨日の夕方、お店に着くなり大将から
「Nのママさんが亡くなったらしい」と、突然の訃報を聞かされ、驚きました
ママさんは3年程前だったかに、老人施設に入居され、
時々、見舞いに行っていた近所の方からママさんの様子を聞くと、
少し弱ってはいるものの、変わりなく過ごされていると聞いていたので
施設の中で不自由はあるものの、余生を静かに過ごされていると安心していましたが
つい先日、15日の木曜日に、ママさんの自宅の前を通った時に
元気にしてるのかな・・・と気になっていたところで
昨日の訃報が飛び込んできた時は本当にショックで・・・。
ママさんは最近、施設から病院に移されたらしく、肺炎で亡くなったとのことでした。
施設に入居するまで、ほぼ毎日糠漬けの漬物を自宅からてくてく歩いて持ってきてくれ、
時々手作りの煮物や油そうめんも作ってくれたり、
その油そうめんは、大将のお気に入りで、ママさんから作り方を教えて頂きました。
一人住まいで不安だったこともあり、すぐ近くの私達に、
なにかあったら来てほしいと、自宅の鍵まで渡されて困惑したこともあり、
仕事中に電話が鳴って飛んでいくと、
「電気の球が切れたから直してほしい」と、他愛無い依頼で安心するやら、
はたまた、
忙しい時にそんなことで・・・と苦笑したこともあったけれど
今になってみれば、何もかもが懐かしい「思いで」になってしまったのですね・・・。
享年81歳、
決して順風満帆ではなく、波乱に富んだ慌しい人生だったとお聞きしました。
福原の昔を知る生き字引の様なママさんが懐かしく、
出来ればもう一度、元気な姿でお会いして
一時間でも二時間でもいいから賑やかだった昔の福原の話を聞かせてほしいです。。。
そして懐かしい糠漬けと、あの絶品の油そうめんをもう一度食べたいです。。。
ママさんのご冥福を祈りつつ、今日もお仕事頑張ります