ふとした拍子にでも一度あいだが空くと、再開するには結構な勢いが必要になるもので。
で、その勢いになる、偏愛するところの多い蝶、アオバセセリ。
毎年挑戦しては、ここ数年不作であるが、今回こそは満を持して新兵器が導入された。
がんばらざるを得ない。
例年この辺りでは、GWの1、2週後くらいにのみ湧く虫であるが、
今年は桜からこっち、全体的に1、2週間早い展開で季節が進んでいる。
そしてうまい具合にGW最後の今、いつもの雲ヶ畑某所で遭遇。
写真は、花から花へ数センチ間を飛び渡るところ。
あまり飛んでいるふうではないが、よく見ると脚がどこにも着いていない、
だまし絵的な空中写真である。
少々人工的に彩度を上げているものの、虹色的な色の変化は自然のもの。
こういうのが撮りたかったその1。
次は、スジグロシロチョウとのコラボの一葉。
絵としては後からシロチョウがやってきているように見えるが、実際には
シロチョウが居た後ろからアオバセセリが襲いかかって花を横取りした図。
人の目には、浴びるほどそこらじゅう同じ花だらけのように見えるが、
蝶としては縄張り意識とか、ほか何事かいろいろあるようだ。
うまいこと、飛んでいるところの写真2つ。撮りたかったその2。
できれば背中側が見えている青い蝶としての写真が欲しかったが、これはこれで美しい。
以前、といってももう8年も前だが、うまく飛行写真が撮れたときには
α900でiso3200の条件だったので、画質はよほど手を入れて縮小しても良くなかった。
今回はこの右側、iso4000まで上げて、ほぼ50%縮小からのトリミングだが、細かく描写されてキレイなものだ。
腕ではどうにもならないところ、この先も進化してほしいものだ。
で、その勢いになる、偏愛するところの多い蝶、アオバセセリ。
毎年挑戦しては、ここ数年不作であるが、今回こそは満を持して新兵器が導入された。
がんばらざるを得ない。
例年この辺りでは、GWの1、2週後くらいにのみ湧く虫であるが、
今年は桜からこっち、全体的に1、2週間早い展開で季節が進んでいる。
そしてうまい具合にGW最後の今、いつもの雲ヶ畑某所で遭遇。
写真は、花から花へ数センチ間を飛び渡るところ。
あまり飛んでいるふうではないが、よく見ると脚がどこにも着いていない、
だまし絵的な空中写真である。
少々人工的に彩度を上げているものの、虹色的な色の変化は自然のもの。
こういうのが撮りたかったその1。
次は、スジグロシロチョウとのコラボの一葉。
絵としては後からシロチョウがやってきているように見えるが、実際には
シロチョウが居た後ろからアオバセセリが襲いかかって花を横取りした図。
人の目には、浴びるほどそこらじゅう同じ花だらけのように見えるが、
蝶としては縄張り意識とか、ほか何事かいろいろあるようだ。
うまいこと、飛んでいるところの写真2つ。撮りたかったその2。
できれば背中側が見えている青い蝶としての写真が欲しかったが、これはこれで美しい。
以前、といってももう8年も前だが、うまく飛行写真が撮れたときには
α900でiso3200の条件だったので、画質はよほど手を入れて縮小しても良くなかった。
今回はこの右側、iso4000まで上げて、ほぼ50%縮小からのトリミングだが、細かく描写されてキレイなものだ。
腕ではどうにもならないところ、この先も進化してほしいものだ。
カメラ・レンズを新調して一番撮りたかったオオスカシバを、今年の虫の季節の終わりギリギリでやっと遭遇できた。
前回のオオスカシバの更新は2012年で、なんと5年前だった。
府立植物園は、その辺からずいぶん整備が行き届いてどこの藪もきれいになって、
このような大芋虫出身の生き物などは姿を減らしたような。
見えなかったとはいえ、居るにはずっと居たようで、もうかなり擦り切れている姿。
アゲハなどの蝶は古くなると羽がボロボロになるものだが、この蛾は背中や尻尾の毛がボロくなっても羽はきれい。
そういう辺り、基本運動性能のスペックの高さが伺える。
カメラ的にはもう手慣れた感じだが、レンズ性能の良さにも改めて感服。
前回のオオスカシバの更新は2012年で、なんと5年前だった。
府立植物園は、その辺からずいぶん整備が行き届いてどこの藪もきれいになって、
このような大芋虫出身の生き物などは姿を減らしたような。
見えなかったとはいえ、居るにはずっと居たようで、もうかなり擦り切れている姿。
アゲハなどの蝶は古くなると羽がボロボロになるものだが、この蛾は背中や尻尾の毛がボロくなっても羽はきれい。
そういう辺り、基本運動性能のスペックの高さが伺える。
カメラ的にはもう手慣れた感じだが、レンズ性能の良さにも改めて感服。
α9に100-400GMで撮っていた蝶写真。まずはふつうのクロアゲハ。
もっと良い被写体に出会えればそれで更新しようと思っていたが、それがなかなか無く。
こちらはジャコウアゲハ。かなり暗い場所であったので、さすがにこれくらい地味だと飛んでいるところに自動でピントは合わない。
しかしISO感度6400でも使い物になる画質なのはさすがの今どきカメラだ。
アオスジアゲハ。
こういうわかりやすい模様があれば、ファインダーに収められるかぎり自動のピントがだいたい外れない。素晴らしい。
シチュエーションは、キレイな方がボロい方に交尾をせまるもののガン拒否されているところ。
このカメラでは、バカチョン的にこういう写真が苦労なく撮れるので、それは実に楽しいことだが、
とりあえず動いている写真、だけでなくそろそろちゃんと考えてキレイな写真を撮ることを考えていくべきタイミング。
秋の花の終わるまでにはその方面も気にしていきたい。
もっと良い被写体に出会えればそれで更新しようと思っていたが、それがなかなか無く。
こちらはジャコウアゲハ。かなり暗い場所であったので、さすがにこれくらい地味だと飛んでいるところに自動でピントは合わない。
しかしISO感度6400でも使い物になる画質なのはさすがの今どきカメラだ。
アオスジアゲハ。
こういうわかりやすい模様があれば、ファインダーに収められるかぎり自動のピントがだいたい外れない。素晴らしい。
シチュエーションは、キレイな方がボロい方に交尾をせまるもののガン拒否されているところ。
このカメラでは、バカチョン的にこういう写真が苦労なく撮れるので、それは実に楽しいことだが、
とりあえず動いている写真、だけでなくそろそろちゃんと考えてキレイな写真を撮ることを考えていくべきタイミング。
秋の花の終わるまでにはその方面も気にしていきたい。
洋物のナデシコの花からまさに飛び立つ瞬間のジャコウアゲハ。
あと一瞬シャッターが遅ければすごく良い瞬間になっただろうが、難しいものだ。
絵的には、羽が案外に目立たず、身体部分の毛虫っぽさが目立つ感じ。
それもまあ、悪くない。
あと一瞬シャッターが遅ければすごく良い瞬間になっただろうが、難しいものだ。
絵的には、羽が案外に目立たず、身体部分の毛虫っぽさが目立つ感じ。
それもまあ、悪くない。
桜が散ってツツジが咲いて、わけのわからないものも湧いてくる季節。
今回のわけのわからない生き物は、昔に見た雲紋雀かと思ったが、
比べてみると模様がもっと地味なモモスズメだった。
一見ランダムっぽい模様であるが、わりと厳密に同種では違わぬ模様のようで、
調べる限り種類を見定めるのは簡単。
しかし、妙な生き物だ。
今回のわけのわからない生き物は、昔に見た雲紋雀かと思ったが、
比べてみると模様がもっと地味なモモスズメだった。
一見ランダムっぽい模様であるが、わりと厳密に同種では違わぬ模様のようで、
調べる限り種類を見定めるのは簡単。
しかし、妙な生き物だ。
アオバセセリは一番好きな蝶で、しかしこの5月頃にしかいないので、
毎年探しているものだがずいぶん久しぶりになった。
前回が3年前で、一番良い感じに撮れたのがもう5年前だ。
それというのも、良かったスポットの山の川の上流が謎な荒れ方をしていて、以後そこで全く見なくなってしまったためだ。
今回はそことは別の、最初に見た貴船での再会を果たせた。
あの辺も最近意味の分からない人の手の入り方をしていてカワガラスの子育ての巣が潰されたりして不安だったが、大丈夫でよかったです(小学生並の感想)。
私も文明がなければ生きていけない種類の人間として、自然破壊が悪いことだとは思っておらず、
「里山の自然」など噴飯もののワードだとしている派で野生の図太さを評価しているものだが、
淘汰されるタイプの生き物に偏愛を感じることはそれと必ずしも矛盾しない。
毎年探しているものだがずいぶん久しぶりになった。
前回が3年前で、一番良い感じに撮れたのがもう5年前だ。
それというのも、良かったスポットの山の川の上流が謎な荒れ方をしていて、以後そこで全く見なくなってしまったためだ。
今回はそことは別の、最初に見た貴船での再会を果たせた。
あの辺も最近意味の分からない人の手の入り方をしていてカワガラスの子育ての巣が潰されたりして不安だったが、大丈夫でよかったです(小学生並の感想)。
私も文明がなければ生きていけない種類の人間として、自然破壊が悪いことだとは思っておらず、
「里山の自然」など噴飯もののワードだとしている派で野生の図太さを評価しているものだが、
淘汰されるタイプの生き物に偏愛を感じることはそれと必ずしも矛盾しない。