花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

秋の野芥子 3

2011年10月31日 22時04分36秒 | 秋冬の花
パートカラーで黄色以外を白黒にしたアキノノゲシ。
花びらも黄色っぽい白だが、気持ちよくパッキリと自動で色分かれした。
まぁ、それだけの写真。



こちらはトイカメラモード。
これなら雰囲気的なところで、アリだろう。

あそびで、という点ではなかなかのピクチャエフェクトであった。

ピクチャエフェクトで猫

2011年10月30日 20時59分29秒 | ねこの風景
以前、落として壊して修理代の捻出がアレだったのでそのままになっていたα55を、やっとこさ治せた。
で、いまさらにファームアップで追加された機能であるピクチャエフェクトを使ってみた写真。
虫の季節は終わり気味で、鳥の季節は未だし気味であるこの時節、とりあえず公園の猫を。

上の写真は、レトロ調カラーのモード。
セピア風の色で、顔の毛を前に広げて大あくびの三毛。
実際の色はもっと青緑だが、雰囲気は確かに良い。



こちらはハイコントラスト白黒モードで、茶トラとブチ。
自然に視線が低いのはライブビューならではの良さ。

しかし、このピクチャエフェクト状態ではRAWや細かい設定を使えないので、まじめに写真を撮るなら、普通にRAWで撮って後からそれっぽく加工する方が良さげ。
RAW現像でこれらの効果を後付けできれば何の問題もないのに、それはさせないのがSONYらしい悪い癖。

七変化

2011年10月26日 21時58分21秒 | 秋冬の花
蝶写真の背景として優秀なランタナの花。
和名は七変化というが、シチヘンゲと片仮名で書くとイメージが違いすぎる。
七変化じたいは良いので、そう書いてランタナと読むのが一番良い雰囲気であろう。



小ぶりだが、冗談のような派手さが素晴らしい。
しかし、やはり花だけより、蝶を配したい絵である。

菊人形

2011年10月25日 21時30分58秒 | 秋冬の風景
今月末から開催されるらしい「国民文化祭・京都2011」のキャラクターの菊人形。
なので、まだちらほら咲き。
それにしても、普通の菊人形は人形の衣装を菊の花にするもので、全部植物ではモリゾーかキッコロかバイオハザードである。
満開になったら、それはそれで菊目石(あばた面)的であろうが、案外、いろんな意味で趣深いものになるかもだ。

日本鼬

2011年10月22日 23時52分12秒 | ねこの風景
植木の中からこちらをうかがう黒い顔面は、イタチのもの。
ネズミっぽいつぶらな目と丸い耳が特徴的な、食肉目(ネコ目)の動物だ。



遠目のフォルムはぬるっとしていて、やはり異質。
その動きは、公園にいるのを写真にしてしまえばのどかなようにも見えるが、動きは隣の野良猫とは比較にならないほどの野生風味だ。
人に馴れればエサとか色々貰えそうなものを、その気ゼロの超警戒モードで、動物も色々であることがわかる。

緑豹紋蝶  7

2011年10月20日 21時49分08秒 | 蝶・蛾
ススキとセイタカアワダチソウそしてミドリヒョウモン。
花の黄色は鮮やかな原色だが、周りのシックな色にまぎれて、全体的に渋い色調。
緑を見せないミドリヒョウモンも、まあ乙なもの。



高い木の上に上がって休憩のポーズ。
この羽の角度は低い所では見せないので、そういうような姿勢なのだろう。
よく知らないが。

裏銀小灰蝶 3

2011年10月18日 22時55分52秒 | 蝶・蛾
ウラギンシジミ。
好きな蝶で、数が少ない種類でもないのだが、不思議に、写真を撮れるチャンスが少ない。
花に停まらないタイプの蝶は背景にも恵まれにくい。



狭いところをヒラヒラ飛ぶところを正面から。
枝がひどく被るのは承知の上の、とりあえず撮った一葉。
ピントは上手く合ったので、ついでのおまけに。

腹広蟷螂 3

2011年10月17日 23時41分59秒 | 
地面を歩くカマキリ。
ふとしたら誰かが踏んづけてしまいそうで、つい周りに注意をはらってしまう。



大型でないハラビロカマキリなので、カマキリらしい凶悪さは薄く、ユーモラスな雰囲気もある姿。
が、人の通り道で危なっかしいから他所へ追い払おうとすると戦う姿勢を見せるあたり、立派なカマキリだ。

金木犀 4

2011年10月13日 22時03分55秒 | 秋冬の花
花はいまいちはっきりしないカタチだが、芳香面で存在感は強烈なキンモクセイ。
背景の白い花は銀木犀かと思ったが、島木犀というものであるらしい。



こちらがそのシマモクセイ。
匂いは、隣の金木犀と混ざってよくわからなかった。

良し悪しは程々ながら、まぁこれも季節のものだということで。

大透翅蛾 15

2011年10月11日 23時58分02秒 | 蝶・蛾
定番の、植物園のランタナ花壇のオオスカシバ。
定番でも同じ絵ばかりでは仕方ないので、違うようにはしないといけないのだが、今回はたまたま大きく飛行中の姿を捉えられた。
ランタナの花は小さいので、虫が大きく見えて引き立つ、有り難い背景。
これで羽の形がわかれば理想的だったが。



これも飛行中の、ちょっと珍しい角度。
王道的な構図を外したところで良い絵だが、もうちょっと普通な感じの方が好ましい。



背景を漆黒にしての一葉。
羽の角度もベストで、クールな雰囲気。
この感じで最初の写真のようなものが撮れれば、もうこの蛾の写真を撮る必要がなくなるくらい。