花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

角松

2010年12月29日 22時04分45秒 | 秋冬の風景
お寺の総門の前のお正月飾り。
正月と言ってもお休みであること以外に楽しみなこととても無い生活であるが、なんぞこういうアクセントがあることは良いことだと素直に思おう。

白腹 10

2010年12月28日 21時13分53秒 | 
先のツグミ写真で、ツグミはまだまだ下に降りてきていないと書いたが、それと同じ日の写真で、その親戚のシロハラはもう下に降りてきていたのだった。
目線は近いが、暗い日陰が大好きな鳥なので撮りにくいことに変わりはない。



日陰から日陰へ渡り歩くときには日向に出てくる。
地面を敷き詰める枯葉はガサゴソ音が鳴って硬そうだが、色彩的には暖かそうで良い。

長元坊 4

2010年12月25日 22時27分38秒 | 
今日は異様に風が強く寒く、これはどういうことかと思っていたら雪が降りだした。
その雪が降りだす少し前、若干遠場の川原にてのチョウゲンボウ。
とにかくものすごい強風だったので、風上に向かって凧のように静止したり、風下に猛スピードで飛ばされたりして遊んでいるようだった。
小さい猛禽である長元坊だが、サイズは比較対象がなければわかりにくいので、くちばしが小さく、相対的に目が大きく、目の下に涙跡状のラインがあるのがわかりやすい特徴。




引き続きの2倍テレコンで悪い画質の微妙なピントをシャープネスで誤魔化し、コンパクトデジカメ的な絵になってしまったが、とにかく寒かったのでどう仕様も無い。
若干、未練はあったが早々に退散せざるを得なかった。

冬の広沢池

2010年12月24日 22時21分50秒 | 秋冬の風景
冬、水を抜いた広沢の池。
表れてひび割れた地面に点々と鳥の足跡がついている。
水中であった頃よりは乾いているが、地表としては充分以上に湿っているのにきれいにひび割れている土の質感は珍しげで良い。
足跡はセキレイであろうか、もっと大きいケリとかであろうか。



その風景を縦スイングパノラマで。
よく見ると空で2ヶ所露出が変わって縞になっているのが迂闊。
あと、鳥が少ないタイミングであるのが残念。
テレコンとα55の具合が良かったので、ここにはまたクイナを求めて行くこともあろうから、またその折に。

百舌 14

2010年12月20日 21時18分03秒 | 
くちばしの微妙な曲線から、常に半笑いの表情に見えるモズ。
今回は2倍テレコンを思い出したので、それを使用してみた一葉。ほぼノートリミング。
シャキッとしきらない絵だが、柔らかくまったりこってりとした色具合は完璧な好みの具合。
シャープネスを丁寧にかければもっとシャキッとするが、この雰囲気ならこのままでアリだ。


真鶸

2010年12月19日 22時22分20秒 | 
カワラヒワはよく見かけるが、マヒワは今回初めて見た。
写真は、メスのマヒワ。一瞬ミヤマホオジロかとも思ったが、程々に異なっている。



例によってオスの方が良い黄色をしているのだが、いまいちうまい位置に来てくれなくて良い写真は撮れなかった。
またの機会を期待したい。

青鷺 18

2010年12月18日 22時56分31秒 | 
普通にアオサギの横顔のアップ。
前にも同じことをしていると思って確認してみたら、ずいぶん表情の印象が違うようで。




あと、気になったことで左右の足の色が違うというか、右足の方がえらくキレイだというのはどういう何があったものだろうか。
別に、是非にも調べたいとかそういうほどではないが。

冬枯れ

2010年12月15日 01時12分47秒 | 秋冬の風景
冬に活動が緩くなるのは生き物である限り当然あるべきリズムで、何やかやの事情でそうも言ってられないのは呪わしいこの世の中の不自然な姿だ。

何を言っているのか自分でわからないが、週末に写真を撮りに行く勢いが出なくて昔の在庫を取り出してきたことと、なんか仕事が慌ただしくなってきたことの嫌な気持ちのあらわれでもあろう。


写真は、冬枯れの明るくなった林で、かろうじて枝に貼りつくなにやらの枯葉。
そういえば最近はわかりやすいいつもの鳥や花や紅葉とかばかり撮っていて、何気ない風景を見ていない。
それこそ惰性でものをやっている現れで、息をするのも惰性ではあるべきでないという私の考えに反するものであって道理で勢いも出ないわけだ。
初心に帰るとかは詰まらないが、方向性を考える時期ではあろう。