大きい花も派手な花も好きだが、百合の花は何故かあまり好きではない。
しかし、この萎たれた一輪には妙に惹かれるものがあった。
あえて、それが何か説明つけるならば、スパイラルな曲線が美しかったからだ。
別に大層な理由はない。
去年も一昨年も、何だかんだで目は引くのでヤマユリの綺麗な花の写真を撮ってはいるが、文にしたい何事も特にないので死蔵している。
それもそれで構わない。
しかし、この萎たれた一輪には妙に惹かれるものがあった。
あえて、それが何か説明つけるならば、スパイラルな曲線が美しかったからだ。
別に大層な理由はない。
去年も一昨年も、何だかんだで目は引くのでヤマユリの綺麗な花の写真を撮ってはいるが、文にしたい何事も特にないので死蔵している。
それもそれで構わない。
葉っぱの裏で一休みしているウラギンシジミ。
雨の降る様子はなかったが、猛暑に草いきれで辺り一帯はサウナというよりも湯船の中に浸かっているような具合であった。
蝶にとっても良い具合とは言えまい。
何も出来ないときに何もしない、ぬるま湯の贅沢。
雨の降る様子はなかったが、猛暑に草いきれで辺り一帯はサウナというよりも湯船の中に浸かっているような具合であった。
蝶にとっても良い具合とは言えまい。
何も出来ないときに何もしない、ぬるま湯の贅沢。
今年は蝉の量が少ないと、先日ニュースで見た。
風物詩として物足りない、と締めて済む程度の話ではあるようだ。
広い頭と、羽の緑の筋が特徴のクマゼミ。
東日本にはあまりいないらしい。西日本ではアブラゼミの次に多いくらい。
カメラを持っているときに近くで蝉の声がすると、つい探してしまう。
探して見つけても、結局蝉は蝉で、特別面白味を見せてくれるようなこともないので、そのまま写真を撮らずに通り過ぎることもよくある。
収穫の少ない日は、それなりに狙ってみたりもする。
まぁしかし、只の蝉だ。
風物詩として物足りない、と締めて済む程度の話ではあるようだ。
広い頭と、羽の緑の筋が特徴のクマゼミ。
東日本にはあまりいないらしい。西日本ではアブラゼミの次に多いくらい。
カメラを持っているときに近くで蝉の声がすると、つい探してしまう。
探して見つけても、結局蝉は蝉で、特別面白味を見せてくれるようなこともないので、そのまま写真を撮らずに通り過ぎることもよくある。
収穫の少ない日は、それなりに狙ってみたりもする。
まぁしかし、只の蝉だ。
とっとこしているカワラヒワ。大好きなのはヒマワリの種。
意外に人に対する警戒心は強い鳥である。こんな風にしていると大抵の鳥は警戒心が薄くなるものなのに、こいつはまだちょっと近づくと逃げる。
むしろ自意識過剰だと言ってやりたい。

まだあまり熟していないヒマワリの実は小さいものだが、体のサイズ的に言えば、口いっぱいにほおばるレベルのものなのでなかなか大層なものだ。
感覚的に言えば、ネタの大きい寿司とか、ガラの大きさでいえばフライドチキンとか、脂っ濃さからしてそんな雰囲気の食事であろうか。

HDサイズで。
この日のための黄色と黒と半端な色の保護色である。
人間様用の種収穫用ヒマワリではない場所なので温かく見守りたい。
ただし日差しが充分暑いので迷惑ではあろう。
この季節の鳥が放熱のために口を開きっぱなしにしているのは、先のヤマセミでも書いたことだが見ていて痛々しげでもある。
意外に人に対する警戒心は強い鳥である。こんな風にしていると大抵の鳥は警戒心が薄くなるものなのに、こいつはまだちょっと近づくと逃げる。
むしろ自意識過剰だと言ってやりたい。

まだあまり熟していないヒマワリの実は小さいものだが、体のサイズ的に言えば、口いっぱいにほおばるレベルのものなのでなかなか大層なものだ。
感覚的に言えば、ネタの大きい寿司とか、ガラの大きさでいえばフライドチキンとか、脂っ濃さからしてそんな雰囲気の食事であろうか。

HDサイズで。
この日のための黄色と黒と半端な色の保護色である。
人間様用の種収穫用ヒマワリではない場所なので温かく見守りたい。
ただし日差しが充分暑いので迷惑ではあろう。
この季節の鳥が放熱のために口を開きっぱなしにしているのは、先のヤマセミでも書いたことだが見ていて痛々しげでもある。
もっとニョロニョロと、多くの花がつくイメージがあったので奇妙な気がしたホトトギスの花のつぼみ。
素通りし難い不思議なカタチをしている。
見事に陰気な絵面だが、花が咲いてもやはり陰気なことに変わりがない。
本格的に花が咲くのは9~10月のはずなので、ちょっと早めに様子見で咲いてみる、みたいなものなのだろうか。
素通りし難い不思議なカタチをしている。
見事に陰気な絵面だが、花が咲いてもやはり陰気なことに変わりがない。
本格的に花が咲くのは9~10月のはずなので、ちょっと早めに様子見で咲いてみる、みたいなものなのだろうか。
コムラサキの花。
秋には小さく綺麗な実が出来る、あのコムラサキであるが、花は気にしたことがなかった。
事実、あまり気にならない質の花である。熟した実の方が綺麗だ。
ただ、花から何から知識としても実感としても、知っていた方が味わいというものが増すものでもある。
秋には小さく綺麗な実が出来る、あのコムラサキであるが、花は気にしたことがなかった。
事実、あまり気にならない質の花である。熟した実の方が綺麗だ。
ただ、花から何から知識としても実感としても、知っていた方が味わいというものが増すものでもある。
2008年の祇園祭・山鉾巡行の続き。
最初の写真は綾傘鉾の棒振り(左の赤頭)の出し物。右の二人は太鼓を叩き、画面外のもっと左では鐘を鳴らしている。
基本的に歩くだけのパレードなので、途中で何かあると目立つし、気分転換にもなってありがたい。

歩くお稚児さんは、炎天下で死にそうでおじゃるの図。

順番が前後するが、こちらは四条傘鉾の棒振り。
こちらでは横を歩く大人が死にかけている。
気分はよくわかる。

船鉾。
他にくらべてずいぶん形が違うが、普通の船の形なのでむしろ普通っぽい。

行列のトリを勤める南観音山。
前のつっかえていたのがようやく動き出そうという場面。
既に午後1時、まだ先は長い。お疲れ様だ。

午後2時には先の方の山鉾は既に撤収作業たけなわである。
後ろの方のはまだ町内に帰り着いていないが、一足お先にまた来年。
最初の写真は綾傘鉾の棒振り(左の赤頭)の出し物。右の二人は太鼓を叩き、画面外のもっと左では鐘を鳴らしている。
基本的に歩くだけのパレードなので、途中で何かあると目立つし、気分転換にもなってありがたい。

歩くお稚児さんは、炎天下で死にそうでおじゃるの図。

順番が前後するが、こちらは四条傘鉾の棒振り。
こちらでは横を歩く大人が死にかけている。
気分はよくわかる。

船鉾。
他にくらべてずいぶん形が違うが、普通の船の形なのでむしろ普通っぽい。

行列のトリを勤める南観音山。
前のつっかえていたのがようやく動き出そうという場面。
既に午後1時、まだ先は長い。お疲れ様だ。

午後2時には先の方の山鉾は既に撤収作業たけなわである。
後ろの方のはまだ町内に帰り着いていないが、一足お先にまた来年。
数年ぶりに巡行を見に行った。
ちょうど梅雨明け宣言が出て、本日は人死にも出るであろう暴悪な日差しの下での巡行であった。
カメラはα700に80-200と、久々のα-sweetDに11-18レンズ装着の2台体勢。
油断したら自分が死ぬことになるが、結論から言うと大丈夫だった。
最初の写真は、最初の長刀鉾。
この鉾のみ人間のお稚児さんが乗り、他の鉾では稚児人形が載る。
このお稚児さんになるためには100万では効かない色々なご縁が必要になると言う噂は聞いたことがある。なんか学閥とかも。そういう選ばれし魂の賜物である。
眩いのは太陽の角度のためだけではない。

タペストリ新調後まだ間もなくてピカピカなのは、鉾で2番手の函谷鉾。
前懸は大昔から使っているものの復元新調であるのでかまわないが、見送りのエジプトはちょっと遊びすぎの感もある。

鶏鉾は引き手の笠が赤い。
鶏のトサカか。
今日は、看板類の少ない御池通で待ち構えようと予定していたが、ずいぶん早く到着してしまったのと、日陰のない御池通ではあぶられ死ぬので三条河原町のアーケードのあたりに陣取った。
悪くはなかったが、どこを背景にしてもお店の看板を避けられないのには想像以上に閉口させられた。

月鉾の上の男達。
具体的に何の仕事をしているのか知らないが、気合充分でなかなか凛々しい図。
マクドの看板が心底うざったい。

菊水鉾。
前が詰まって停まっている間に、ビールの差し入れを下から上へ紐で吊って送っているところ。
気候の良い時分にやるものならば、のんびりしているとも言えるものだが。

放下鉾でトラブルがあったものか、直進するだけでもお囃子がかすむほどボディの軋む音が大きく、明らかに何かしらの異常はあった模様。
数十分ほど停止して、後続の山鉾も路上にたたずむことになったが、何とか無事に済んでいた。
停止していた間、日が都合よく陰っていたのは祇園の神様が気をきかせたものだっただろうか。
傘鉾・船鉾・山ほかの模様はまた明日。
ちょうど梅雨明け宣言が出て、本日は人死にも出るであろう暴悪な日差しの下での巡行であった。
カメラはα700に80-200と、久々のα-sweetDに11-18レンズ装着の2台体勢。
油断したら自分が死ぬことになるが、結論から言うと大丈夫だった。
最初の写真は、最初の長刀鉾。
この鉾のみ人間のお稚児さんが乗り、他の鉾では稚児人形が載る。
このお稚児さんになるためには100万では効かない色々なご縁が必要になると言う噂は聞いたことがある。なんか学閥とかも。そういう選ばれし魂の賜物である。
眩いのは太陽の角度のためだけではない。


タペストリ新調後まだ間もなくてピカピカなのは、鉾で2番手の函谷鉾。
前懸は大昔から使っているものの復元新調であるのでかまわないが、見送りのエジプトはちょっと遊びすぎの感もある。

鶏鉾は引き手の笠が赤い。
鶏のトサカか。
今日は、看板類の少ない御池通で待ち構えようと予定していたが、ずいぶん早く到着してしまったのと、日陰のない御池通ではあぶられ死ぬので三条河原町のアーケードのあたりに陣取った。
悪くはなかったが、どこを背景にしてもお店の看板を避けられないのには想像以上に閉口させられた。

月鉾の上の男達。
具体的に何の仕事をしているのか知らないが、気合充分でなかなか凛々しい図。
マクドの看板が心底うざったい。

菊水鉾。
前が詰まって停まっている間に、ビールの差し入れを下から上へ紐で吊って送っているところ。
気候の良い時分にやるものならば、のんびりしているとも言えるものだが。

放下鉾でトラブルがあったものか、直進するだけでもお囃子がかすむほどボディの軋む音が大きく、明らかに何かしらの異常はあった模様。
数十分ほど停止して、後続の山鉾も路上にたたずむことになったが、何とか無事に済んでいた。
停止していた間、日が都合よく陰っていたのは祇園の神様が気をきかせたものだっただろうか。
傘鉾・船鉾・山ほかの模様はまた明日。
昨日の昼間分。
菊水鉾の提灯を吊るしているところ。
札の文字は「ちまきお買い上げの方/鉾に乗れます」。もうちょっと気取った言い方がありそうなものだが、客が理解できなければ意味がないので仕方ないところ。
ここで言う「ちまき」は、お菓子をかたどった縁起物の飾り物なので食べ物ではないし、値も張る。

こちらは、郭巨山のそばにあった郭巨山ペイントのジュース自販機。
別に何があるわけでもないが、良い華を副えている。
他所では同じようなことをしていないが、他所でも真似てくれると楽しそうだ。

こちらは、鯉山町内の新しい飾り。
Carp is dragon in heaven と書いてある。
こちらももうちょっと気取った言い方をしてくれても良さそうなものだが。
せめて、鯉のもれなくではなく登りきれた精鋭中の精鋭が竜になれる、くらいの含みを、とか。

おまけで、その辺のツバメの巣。
そういえば、食べ物屋と付随するゴミの多い割には蝿などを見ることの少ないのは、お蔭様のあるものであろうか。
あまり悪いものを摂取していないと良いが。
菊水鉾の提灯を吊るしているところ。
札の文字は「ちまきお買い上げの方/鉾に乗れます」。もうちょっと気取った言い方がありそうなものだが、客が理解できなければ意味がないので仕方ないところ。
ここで言う「ちまき」は、お菓子をかたどった縁起物の飾り物なので食べ物ではないし、値も張る。

こちらは、郭巨山のそばにあった郭巨山ペイントのジュース自販機。
別に何があるわけでもないが、良い華を副えている。
他所では同じようなことをしていないが、他所でも真似てくれると楽しそうだ。

こちらは、鯉山町内の新しい飾り。
Carp is dragon in heaven と書いてある。
こちらももうちょっと気取った言い方をしてくれても良さそうなものだが。
せめて、鯉のもれなくではなく登りきれた精鋭中の精鋭が竜になれる、くらいの含みを、とか。

おまけで、その辺のツバメの巣。
そういえば、食べ物屋と付随するゴミの多い割には蝿などを見ることの少ないのは、お蔭様のあるものであろうか。
あまり悪いものを摂取していないと良いが。