花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

天神祭 2

2015年07月27日 21時21分21秒 | 春夏の風景
天神祭、巡行する船のなかで結局一番目立つチキンラーメン船。
このひよこは風船で、橋の下をくぐるときにしぼませて対処する様が生々しかった。

 

裏側の花火。
8月半ばにもなると夜が早くなるので、空が青い花火写真は撮りにくくなる。
7月のうちの花火は、その点で良いものだ。

  

他の花火と船。
花火写真は単体になりがちだが、別の要素が色いろあるのも目新しいところが良い。
単純に綺麗なのが何よりではあるが、少し目先を変えたものということで。

天神祭

2015年07月26日 21時31分48秒 | 春夏の風景
大阪の夏祭り、天神祭である。
今年は祇園祭が曜日と都合的に全然見られなかったが、こちらはちょうど良い日取りになったので、
以前には人混みの雑踏だけは一度見たことがあったものを、ちゃんと見てみることにした。

見どころは船の巡行と花火であることは知っていたが、花火はどこからどう上がるのか勝手が知れなかったので、
まず船を撮りはぐれることのないように位置取りを決める。
春には結構なものだった桜並木が、ことこうなるといかにも無粋だ。



で、メインに撮ろうと思った船が思っていたより地味で、いきなり途方に暮れる。
川に橋が多いから高さが稼げないのは、それはそうだが平面的にも飾り付けがそもそも少ない。
一番良いようにとれたのが、これ。



花火は2箇所から打ち上げられる。
陣取ったところからだと、片方は完全に木に隠れたふうになってしまった。
これはこれで面白く、空に明るさが残るうちはなかなか綺麗な写真。
何だこりゃ、というものでもある。



もう一方は橋の向こうで下側が切れ、並木で左側も隠れる。
多少切れても綺麗なものは綺麗で、うまく写ればそこそこのものにはなるが、さて。

 

そのうちに空も暗くなる。
通る船、橋の上には人、上がる花火。

どうも、地味とはいえ一応にも二応にも祭りの趣旨として花火大会ではなく船が主であるので、
花火は舟に乗る有料の上客のため分散されたうえ間延びしても長いスパンであげられる。
花火写真のためには、良い位置取りができても微妙かなと思いながら見ていたが、
できた写真は思ったより良い雰囲気だった。

やはり有料席で見ると良いものか。祭りの格差社会だ。
そんなことを思ったりもしていた。