花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

蓮 9

2012年07月29日 23時10分23秒 | 春夏の花
気がつけば花の盛りの後半戦であった、ハス。
たまたま、萎垂れかけた花の形と、飛んできた熊蜂の形が似ていて、面白い絵になった一葉。
この花は終わりかけだが、まだまだこれからの蕾も多く、フレッシュ感は損なわれていない。



大きい花は何にせよ一々のことが目立つので、好ましくなくなったものはさっさと視界から退けたいものだが、
散っていく姿にもフと良さが見えることもある。
そういう良し悪しは毎度ながら、こちら側の身勝手なものだ。

天神祭の夜

2012年07月27日 01時27分50秒 | 春夏の風景
お祭り本番の夜には人出も多くなる天神祭。
川にいろんな船が出るのが目玉で、写真はチキンラーメンのデコの船。
チキンラーメンといえば鶏なのか、宣伝的に欠かせない卵なのか、その中間のひよこがキャラクターなのはどうなのか。
思うところなきにしもあらぬが、見ると食べたくなったり、どうせ、と思うところもあったり。



陸に上がったお神輿?は、大阪天満宮の正面の参道の広くもない道をせき止めての何やらが色々大変だ。
さすがにストロボ無しに綺麗に撮れる明るさではなく、目で見て楽しむかニコンのD4で撮るか、
みなさんケータイで撮っていたが何が写ったものだろうか。

ところでこの装束が独特で、お昼でも

子供がその格好でいたが、このどこかわからない異国風は大阪の味なのであろう。



花火もあるということだったが、船を見る川沿いの観覧席から見えるだろうと思っていたが、そんなことはなかった。
かろうじて建物の隙間からちょっと顔をのぞかせたものと、提灯をセットに。
あまり他所で見ない感じの一葉。

天神祭の朝

2012年07月26日 01時02分49秒 | 春夏の風景
大阪の天神祭は見たことがなかったが、今回うまく都合があって、午前と夜に見物できた。



と言っても、やはり午前中は全体に準備中で、神社の境内周辺でのローカル感の高いお神輿の巡行があるだけ。
本番は夜だ。
こういう屋台の準備中風景はとても好みの風情だが、楽しいとか嬉しいとかいう話とは違う。



由来は知らない、本殿を眺める酒の妖精・猩々人形。
お神酒あがらぬ神は無しといって、この点はお寺より神社のほうが融通無碍だ。

この頁続く。

桔梗 7

2012年07月24日 00時50分32秒 | 春夏の花
他の何でもなく、キキョウの花。
花びらに光が透けて、浮き上がった血管のような筋が生々しい。
普通に綺麗さを愛でようとするなら、もうちょっと引いて全体的に眺めるのが良かろうが、
芸もないほどの花のアップ写真にも無理押しの良さがある。

合歓の木 4

2012年07月22日 22時50分35秒 | 春夏の花
今日はわりと久々にじっくり写真撮りが出来た。
ネムの花は少し時期を過ぎてしまっていたが、その風情もまた夏っぽい。



それにしても、花の時期以外は目立たないが、京都の山の川沿いにはネムが意外に多い。
誰もが植えたものが増えたのか、自然にあるものだろうか。
どちらにせよ、良いものではある。

羽黒蜻蛉 5

2012年07月11日 23時50分04秒 | 
雨だったり忙しかったりやる気がなかったりで更新が2週間ほど開いてしまったが、
こういうものはただ続ければ何かが良いというものでもないので、仕方ないものは仕方ない。

写真はメタリックカラーが美しいハグロトンボ。
明るいところで見ると真っ黒だが、日陰では深い青色に見える。

感度を上げきれないハード面の弱さは感じるが、そこもまた仕方ない。