花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

百舌 10

2009年03月15日 22時00分49秒 | 
梅を背景に、モズ。
全体的にはあらゆる点がイマイチだが、カメラのファインダーで見ていた風景は良かったので自分的に捨てがたい一葉。

暖かくなって、肉食の鳥は活発になるかと思いきや、冬場ほど気張らずに高カロリーの食餌が得られるので休憩時間も長くなり、姿を目にすることの少なくなるのがこれからの季節。
もう少し季節が進むと、子育てが始まって警戒心が強くなり、もっと写真に収めることが難しくなる。
そのかわり、花が咲いて虫が湧くので、五目撮りの写真にはネタに事欠くことはないのだが。
やはりヒト的なものほど邪魔臭さがなく、撮り甲斐のある点では野鳥が良いので、一抹の物足りなさを強く感じる季節なのである。

尾長鴨 8

2009年03月14日 23時47分41秒 | 
渡りの鴨はまた北へ帰りつつある。
この冬は鴨の姿が少ないとは何度か書いたが、次の冬はどうだろうか。

写真は、妙に模様のボヤっとしたオナガガモ。
背景に、ちゃんとしたオナガガモのオスとメスが居る。
若鳥なのか夏羽に換装中なのか、こういう雰囲気のは多分どちらかだと思うが、勘で言えば若鳥っぽいボサボサ具合である。

  
その鳥のアップと、また別のキレイなオナガガモのアップ。
何かのビフォーアフター写真のようだが他意はない。

鳥のインデックス1

2009年03月14日 19時25分30秒 | 鳥の目次
◎アオジ 

◎アオゲラ 

◎アオサギ ■(求愛) ■(子)

◎アオバズク 

◎アオバト 

◎アカハラ 

◎アトリ  

◎アマサギ 

◎アメリカヒドリ 

◎アリスイ 

◎イカル  ■(若)

◎イカルチドリ 

◎イソシギ 

◎イソヒヨドリ 

◎ウグイス 

◎ウミネコ 

◎エナガ  ■(子育)

◎オオタカ 

◎オオバン  

◎オオヒシクイ 

◎オオヨシキリ 

◎オオルリ 

◎オオワシ 

◎オカヨシガモ 

◎オシドリ    ■(エクリプス)

◎オナガガモ  ■(アルビノ雌?)


◎カイツブリ  ■(子) 

◎カケス 

◎カシラダカ 

◎ガチョウ 

◎カルガモ  ■(子)

◎カワウ ■(若)  

◎カワガラス 

◎カワセミ  ■(子育)

◎カワラヒワ  

◎カンムリカイツブリ 

◎キジバト 

◎キセキレイ  

◎キクイタダキ 

◎キビタキ 

◎キンクロハジロ 

◎クイナ 

◎ケリ  ■(子)

◎コアジサシ 

◎ゴイサギ  ■(若)

◎コウノトリ 

◎コガモ 

◎コガラ 

◎コゲラ 

◎コサギ  ■(求愛)

◎コサメビタキ 

◎コシアカツバメ 

◎ゴジュウカラ 

◎コハクチョウ 

◎コマドリ 

◎コヨシキリ 



鳥のインデックス2

2009年03月14日 19時24分50秒 | 鳥の目次
◎サカツラガン 

◎サシバ 

◎サメビタキ 

◎シジュウカラ  ■(子育)

◎シメ 

◎ジョウビタキ ■♂ ■♀

◎シロハラ 

◎スズメ ■(子) 

◎セグロカモメ 

◎セグロセキレイ  


◎ダイサギ 

◎タゲリ 

◎タシギ 

◎チョウゲンボウ 

◎ツグミ 

◎ツバメ  ■(子育)

◎ドバト 

◎トビ  

◎トラツグミ 


◎ニュウナイスズメ 

◎ニワトリ ■(神)

◎ノスリ 

◎ノビタキ 


◎ハクセキレイ   ■(若)

◎ハシビロガモ ■♂ ■♀

◎ハシボソガラス 

◎ハマシギ 

◎バン  ■(子) ■(若)

◎ヒガラ 

◎ヒクイナ 

◎ヒドリガモ  

◎ヒバリ 

◎ヒヨドリ 

◎ビンズイ 

◎ベニマシコ 

◎ホオジロ  

◎ホシハジロ 


◎マガモ  ■(子)

◎マヒワ 

◎ミコアイサ  

◎ミサゴ 

◎ミヤマホオジロ 

◎ムクドリ 

◎メジロ 

◎モズ ■♂ ■♀


◎ヤマガラ   ■(子育)

◎ヤマセミ 

◎ユリカモメ 

◎ヨシガモ 


◎ルリビタキ 


四十雀 9

2009年03月11日 22時36分55秒 | 
飛び立つシジュウカラ。
シャッタースピード1/1600秒ではまだ遅かったようだが、まぁまぁ形にはなっている。
別の、ヒタキとかの鳥でこのように撮れれば額縁に入れて飾りたいほどのものだが、四十雀では嬉しさも中くらいナリといったところか。

青鷺 16

2009年03月09日 23時20分37秒 | 
ここ数年のこの季節には楽しみにしていた勧修寺の鷺の木であるが、今回は鷺の姿が激減していた。
というか、例の木が枯死したようになっていて、コサギもゴイサギもおらず、アオサギがチラホラいたのみだった。

実際どうなのか、検索してみたが何とも出なかったのでどうだか分からないが、去年あたりからもうヤバげな感じであったのは確かだ。




何がいけなかったのかは、当の鷺からの糞害がキツいということは去年新聞にも載っていた。
どうにも、動物は仕方のないものだ。
鳥などは今の住処がダメになれば他所に行けようというものだが、他所には元から他所の住人がいることだろう。
無責任に気をもんでも如何ともしがたい。

梅 13

2009年03月08日 21時53分30秒 | 春夏の花
そうこうしているうちに、梅の花の時節ももう終わりに近づいている。
再来週の週末にはほぼ終了していることであろう。
これからの季節は早い。




こちらは先週の、菜の花を背景にした梅。
やはり花写真はSTFレンズに限る。普通のレンズだと背景のボケに輪郭が出て、画面がうるさくなる。
それにしても、白梅の写真がこれだけ派手であると妙に嬉しいような気分になる。

青鵐 7

2009年03月07日 22時04分22秒 | 
チョンチョンと跳ね歩くところのアオジを撮ろうと思ったら、偶然に飛ぶ瞬間になった一葉。
きわめて良いポーズだが、思ったよりシャッタースピードが稼げていなかったのとピントの背景抜けで鮮明な写りではない。
とは言え、まぁまぁこんなものだろう。
クッキリ写ったところで、どうせアオジだし。

鬼縛

2009年03月06日 23時33分19秒 | 春夏の花
道を歩いているとフト、沈丁花の匂いが漂う季節になった。
写真は、沈丁花の仲間で、オニシバリ。
花の姿は、黄緑色で花の数の少ない沈丁花の感じだが匂いはあまりしない。
しかし花としての黄緑色はなかなか目新しく、良い。
名前の説明的さは、気を効かせたようなつまらなさが感じられ、減点対象。

桜 9

2009年03月05日 23時28分48秒 | 春夏の花
今はまだ梅の花の盛りで桜はまだまだの時期だが、寒緋桜の類の桜ならもう咲いている。
こういうのは少しく“違う”感じのするものだが、単体で見れば、良いものでは、ある。



が、まとまった感想を持つのはもう少し後、普通の桜の時期までとっておきたい、という気も、同時にする。
前座の宿命であろう。

鶫 7

2009年03月04日 22時34分52秒 | 
スイセンの花の向こうにツグミ。
雰囲気の有るような無いような、華やかなような地味なような。

ツグミの足下に落ちている白いものは、梅の花びら。
この上の方には梅の木もあったが、一画面に収まる位置でもなかった。

満作と天狗蝶

2009年03月03日 21時38分37秒 | 蝶・蛾
今年2番目の蝶は、マンサクの花に停まるテングチョウ。
アゲハの類でないとイマイチ、蝶!という感じでないのは致し方ないが、これも立派な蝶。
微妙なもの同士、マンサクの花とはお似合い。



もっと接写を特大画像で。
悪趣味写真の類ではあるが、もっさりした背中の毛の緑光沢はこれくらいで見ないと質感が出ない。
これくらいは一画面で表示できるほどの解像度のモニターが出ないことには、今のこの手のカメラのポテンシャルが生きているとはなかなか言えないものがある。

山茱萸 5

2009年03月02日 21時42分34秒 | 春夏の花
油断するとまた寒くなってしまったが、暖かかった昨日に咲きかけていたサンシュユ。
花が咲きこぼれるという表現があるが、これなどまさにそんな感じで、小さい蕾から多くの花が我さきにと広がっていく感動的な姿である。



青空に向かって広がっていく黄色い色彩の素晴らしさは筆舌に尽くせるものではない。

  

山茱萸と梅。同じ木で、左のは100mm、右のは400mm望遠。
右のの方が遠い所から撮っているが、望遠の圧縮効果で背景がぐっと近く、異様な絵になっている。
どちらも捨てがたい春らしさ。

紫小灰蝶 4

2009年03月01日 21時23分41秒 | 蝶・蛾
3月になって、越冬組の蝶も目を覚ます陽気の今日。
今年一番目に見たのはムラサキシジミ。そういえば去年もそうだった。
菜の花に埋もれて、陰気臭いはずの薄茶色の羽も意外なパールコーティング風の輝きを見せている。
越冬個体にしてはキレイ過ぎるので、この春一番に羽化したものかもしれない。

しばらく前から、もう春だ、もう春だといいつつ、あらためて今度こそ、もう春だ、と言えるか。