花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

紋白蝶 6

2011年06月10日 21時21分02秒 | 蝶・蛾
花々の上を乱舞するモンシロチョウ。
大体今頃は春型の蝶から夏型・秋型の蝶に代替わりする端境期であるので、年中タイプの紋白蝶や紋黄蝶など小さいの以外の数は少ない。
背景と構図によっては、そういうのでも良い写真になるはずなのだが、さて。



背景がごちゃつくと、飛んでるものでも停まっているものと見分けがつかなくなるので、近づいて望遠で絞りを開いて、の基本が要求されるが、それは当然難しくなる。
しかも近づくには足場の問題があり、そもそも無理であったりするので、やはり上手いこと撮るのは難しい。

並日陰蝶 4

2011年06月08日 22時01分57秒 | 蝶・蛾
背景の深緑色がしっとりじっとりと濃い色調は、夏の森林の好ましい風情。
写真は、何ということもない蛇目蝶であるナミヒカゲ。
大きめのサイズに、スッキリした模様のおかげで比較対象がなければもう一回り大きめに見える。
とにかく地味だが、ちょっと好きな蝶。

山雀 22

2011年06月06日 21時55分11秒 | 
今年は小鳥の子育て風景に巡り合わせが悪く、もう親も子も自分で獲って自分で食べる段階になり始めていたようだが、一応、子がねだるところを一枚。
ここでは、親が与える前に子が親の足元から持って行ってしまったので、親がどうするつもりだったかは知れず。



親が蛾を獲ったが、こちらはそのまま食べてしまった。



外見的には、親子で色の濃さくらいしか違わなくなっている。

筋黒白蝶 4

2011年06月05日 20時42分22秒 | 蝶・蛾
もう良く分からないことになっている、モンシロチョウかと迷うが、たぶんスジグロシロチョウ。
どういう目にあったらこうまでボロになりつつ生存できるのか見当つかない。

しかしこれでも一応飛ぶことは出来る。

出来るが、健康体の蝶の倍ほど早く羽ばたいて、浮かびながら風に運ばれる体だ。

頑張れ、と思うよりも、もう頑張らなくていいんじゃないの、と感想を抱く類の姿。

河骨

2011年06月04日 22時33分52秒 | 春夏の花
赤いコウホネの花と葉の上のイトトンボ。
睡蓮に比べると小さく貧相なコウホネだが、より小さい比較対象があると、それなりのものに見える。



普通の黄色いのも。
骨の名の由来は水中の根っこの方にあるが、花の方にもその雰囲気が無いではない。

蝸牛 3

2011年06月03日 21時39分03秒 | 
今年の5月は酷い黄砂が舞い込んで五月晴れというものがなかった上に早めの梅雨まで始まって、なんだか嫌な感じで終わった。
で、6月になっている。

湿気の強い空気の中カタツムリが這っていると、鬱陶しいながらそういう雰囲気が強く感じられ、趣深いものではある。
高い木の葉っぱのない枝で、どこから来てどこへ向かうのかちょっとわからない感じで、さてどうなのであろうか。

虎斑小灰蝶 3

2011年06月02日 23時12分48秒 | 蝶・蛾
先日の雲形豹紋の隣にいた、トラフシジミ。
これもまた、マクロレンズで綺麗に撮れそうなところには居てくれないタイプの蝶なので、こういう写真以上に良いようには見させてもらえていない。
今回は花が綺麗だったので、切り抜きにくかったということもある。
まぁ、これはこれで。