花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

夏水仙

2011年08月13日 20時44分49秒 | 春夏の花
彼岸花の仲間で、それより早く咲くナツズイセン。
水仙と言われればそんな気がしないでもないが、言うほどには似ていない。
しかし同じ彼岸花系列で鐘馗水仙というのもあるので、水仙という言葉が必ずしも日本水仙を指すものでない可能性もあるか。

宇治川花火大会 5

2011年08月12日 20時57分48秒 | 春夏の風景
花火大会の続き。
写真で見て、元のモノが想像できないタイプの花火。
カラフルでキレイであるが、何かのオブジェのような。



前衛的。



これなどは花火らしいが、大小の具合が線香花火のようで面白い。
半端なシャッターのタイミングの結果。

  

場合によっては天変地異の類にも見えたり。
火薬の力の恐ろしさだ。



今回で一番大きくキレイに撮れたのがコレ。
緑のモヤのようなキラキラが非常に派手だが、こういうタイプのは静止画より動画のほうが向いている。
と、撮りながら思っても今回は準備がなかった。
またのタイミングがあれば、動画でやってみても面白かろう。
動画は、見るのも編集するのも手間なのが難だが。

宇治川花火大会 4

2011年08月11日 20時44分14秒 | 春夏の風景
昨晩の宇治川花火大会。
3年前にも行ったが、今回もタイミングが合ったので行ってみた。
前回は36mmの縦向きで撮って、大きい花火は画面からはみ出しがちだったので、今回は同じ所から28mmの横向きで、構図はトリミングで考える方向で。
見渡すかぎり位の範囲を写せる計算。そこからトリミングでできるだけ寄ったのが最初の写真。



昼の間は快晴だったのだが、夜になると薄い雲が出て、月明かりで出来た模様がちょっと邪魔。
場合によっては悪くない背景でもあるが。



上記の画角であったので今回は大きい花火もだいたい収まった。
目で見ると、視界がほぼ全部花火で埋まる感じ。

  

左下の赤いのは、土手の上の交通整理の警官の電球付きジャケット。
必要なものではあるが、困ったものだ。


今日は普通っぽい花火、明日は変わった感じに写ったもので、つづく。

紋黒鯱蛾

2011年08月10日 21時02分49秒 | 蝶・蛾
木の葉に布っぽい何かが張り付いていると思ってよく見ると、何か虫っぽいものであった。
で、何かというと蛾。モンクロシャチホコという。
結構キレイな模様で、フォルム的にもファンシーな感じの蛾である。

シャチホコ蛾は、幼虫がシャチホコのようにえびぞるポーズをすることからの命名で、成虫はシャチホコ関係ない。
モンクロシャチホコの幼虫は害虫である毛虫で有名なようで、ちょっと調べると大量の毛虫の群れ画像が大量にヒットする。
仕方ないことだが趣味のいいものではない。

河原撫子 5

2011年08月07日 21時32分56秒 | 春夏の花
蕾から花がほどけ始めるカワラナデシコ。
ネジネジしていて面白い姿。



咲ききった花のカタチも、お馴染みではあるが、やはり良い風情。
妙な具合に名前だけ話題になることもあったナデジコ、アレとのイメージは個人的にはまるで合致しない、主張の薄さを愛でたい美しさ。

狸藻

2011年08月02日 21時32分10秒 | 春夏の花
深泥池のタヌキモの花。
水草の小さい花だが、葉の方で虫を捕まえる食虫植物であるらしい。
そのことは今知ったので、また今度の機会によく見てみることにする。

  

この葉は別の水草の葉。
花だけ顔を出しているとそういうものであるような風情で、こういうものならこれでなかなか良いのだが。

にいにい蝉 3

2011年08月01日 21時52分30秒 | 
細い枝に停まったニイニイゼミを腹側から。
木の他の枝に阻まれて構図はこれしか撮りようがなかったが、太い幹に停まるのが蝉らしいイメージなので、ちょっと目新しくはあるか。

羽の黒と透明のマダラ模様がわかりやすく、内側の短い羽も見えるのも良い感じ。
色も造形も地味なのばかりは仕方ない。