やまなし・まちかど図鑑

山梨県内のレトロなまちかど、面白・珍らし物件を凡苦楽庵が探訪します。

旧洗心堂小野医院

2024年07月11日 | 南アルプス市
南アルプス市に代々続いた「洗心堂小野医院」4代目小野徹(てつ)医師は山梨県の地方病(日本住血吸虫病)対策の中心的役割を担った一人で、この建物は明治後期に下山(しもやま)大工集団の中の小宮弥太郎氏により建てられたそうです。
平成3年に5代目医師小野修が逝去したあと、30年間空き家となってしまい老朽化が激しくなりましたが、小野徹の玄孫にあたる人が、クラウドファンディングなどを活用し、数年前にリノベーションしたものです。
今年の「まちかどの近代建築写真展」のテーマが「医院建築」に決まったので、その取材の一環です。





いわゆる一つの商店建築

2011年08月16日 | 南アルプス市


先日、南アルプス市の小笠原商店街を歩きました。ここもご他聞に漏れず、シャッター通りと化しています。以前、久那土駅前(旧下部町)の商店街で、タイルでボーダーを作ったパターンを紹介しましたが、ここ小笠原にもありました。このスタイルは何年頃出現したのか、原型は何なのか、改めて考察してみたいと思います。
近くにはちょっと間延びしたボーダースタイルもありました。



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JAこま野桃園支所

2011年03月08日 | 南アルプス市

南アルプス市桃園地区にあるJAこま野の支所です。二宮金次郎がいるということは、元学校の敷地だったのでしょうか。手前のモルタル塗りの建物の隣りにさらに古い棟があります。筋交いが見えている部分は、下見板が張ってあったものと思われます。こちらは使用されていないような雰囲気でした。実はこの写真は4年前のもので、現在も残っているかどうか不明です。


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壁のない家

2010年04月20日 | 南アルプス市

気がついたら1ヶ月以上もエントリーしていなかったです。
以前、県立巨摩(こま)高校の目の前にある元写真館をご紹介しましたが、その通りにある家です。
何かのご商売をしている(いた?)お宅でしょう。道路に面する側は木製の硝子戸が並んでいて壁は僅か3尺(90センチ)あるのみです。耐震的にはちょっと怖い気がするのですが(汗)...

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元高校御用達写真館

2010年02月25日 | 南アルプス市


以前まちミューさんのブログで紹介されていました。県立巨摩(こま)高校の目の前にある元写真館です。この通りは初めて歩きました。胴体が洋風で、頭(屋根)は和風の作りですが、不思議と調和しています。
母がここの学校(女学校時代)の卒業なので、こちらの写真館で卒業写真を撮ったかも知れません。



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きづかいの多い車庫

2009年09月05日 | 南アルプス市
これ、何だか分りますか?

実は車庫です。
床(土間)は木片、腰壁は木のブロックを積み木に、小屋組みもダイヤゴナルに組んであります。
外観はこんな感じ。

木材関係の商売をされているお宅でしょうか。
南アルプス市飯野地区で発見。

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安藤家主屋

2009年03月05日 | 南アルプス市

こちらの主屋は宝永5(1708)年の建築とか。最近屋根の茅を葺き替えたばかりです。
下の画像の中仕切りの門塀はずっと後のものと思います。雲型の模様はちょっと不釣り合いかな?
安藤家は元山梨県知事だった田辺国男さんの夫人の実家だったと思います。


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化粧直しした美容室

2009年02月11日 | 南アルプス市

旧甲西町地内の国道52号線沿いにある美容室です。正面はシンメトリー(左右対称)で纏めています。こちらも化粧直しをしたと見えて元のお肌が懐かしいですが、良く見ると、装飾の図柄を施した跡が見えます。


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ランドマークの土蔵

2009年02月06日 | 南アルプス市

旧白根町の「飯野」の交差点に建つ、この3階建ての土蔵をご存知の方も多いと思います。いわば、この地域のランドマークの役割をしています。3階建てに気をとられて、手前の住宅部分を見過ごしていましたが、良く見ると玄関もちょっと凝っています。


2009年5月18日追記:同日の新聞報道によると、取壊されたそうです。明治10年の建築の旅館だったそうです。

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