三井商店みっけ 2007年06月28日 | 笛吹市 一宮の浅間神社の西、一ノ宮地区の集落の中に隠れていた三井商店。米穀を扱っていた店だ。車を置いて川向から撮影したが、蔵越しに頭が少し見えるだけ。 近付いてみたが植木越しに見え隠れしていて全容が掴めない。
製糸業の名残り 2007年06月24日 | 笛吹市 旧一宮町の南野呂地区に、元製糸業をされていたお宅がある。広大な敷地にぽつんと残る蔵、それに繋がる事務所と思われる平屋部分はモダンな印象で、蔵ともうまくマッチしている。 裏には、更地の真ん中に当時使われていたと思われるレンガづくりの窯(?)が痛々しく佇んでいた。
横溝正史の書斎 2007年06月21日 | 山梨市 推理小説の巨匠、横溝正史が東京世田谷で書斎として使っていた建物が、今年3月山梨市の笛吹川フルーツ公園に移築され、「横溝正史館」としてオープンした。昭和30年に建築された木造平屋、20坪の書斎である。横溝正史死後、老朽化が進み、解体することになっていたが、正史の長男の方から山梨市が寄贈を受けたというもの。内部には当時の書斎が再現され、愛用品や原稿などが展示されている。 入館料:一般100円(高校生未満・70歳以上無料) 休館日:月・水・金曜日・祝日の翌日
旧尾県学校 2007年06月17日 | 都留市・西桂町 ひろ坊さんのリクエストにお応えして、県内に残る藤村式学校建築の最後、旧尾県学校を紹介。都留市小形山の中腹にある。明治11年の建築。現在は郷土資料館として使われている。旧室伏学校と同じ色彩(建築当時もそうであったかは不明)だが、中央のバルコニー部分のデザインがこちらは円形なのが特徴だ。県内に残る5棟の藤村式も、よく見ると細部のデザインが個性を競っている。
インキ壷 2007年06月14日 | 山梨市 県内に残る、藤村式建築のひとつ「旧室伏学校」は、現在は牧丘の道の駅に移築されている。他の藤村式とほぼ同じ時期の明治8年の建築(明治9年に諏訪尋常小学校として開校)だ。地域の人たちから「インキ壷」の愛称で呼ばれ親しまれてきた。今の人に「インキ壷」と言っても分からないと思うが、なるほどそんな愛称がぴったりの風情だ。
時が止まった街角ーその3ー幡野鮮魚店 2007年06月02日 | 山梨市 掛本呉服店の南面に相対しているのがこの鮮魚店。コンクリートブロックの馬乗り目地が今でも新鮮だ。1階の店舗部分はアルミサッシに取り替えてあるが、2階の窓枠は木製のまま。こちらも50年は経っているとのこと。 追記:コンクリートブロック造と思っていましたが、資料により木造であることが分かりました。