去る2月10日付けの山梨日日新聞に、石和温泉駅の改築設計が固まったというニュースが掲載されていました。
甲府に近いことから、石和温泉駅で乗降したことはありませんが、この駅舎が75歳だったということを初めて知りました。
待合室の天井は、温泉旅館の宴会場をイメージしたのでしょうか。
昨年藤村記念館で開催した、駅舎の写真展にはリストアップしてありませんでしたので、残念なことをしました。
●山梨日日新聞の記事がいずれリンク切れになりますので、下記に転載します。
2012年02月10日(金)
笛吹・石和温泉駅の改築設計固まる
北口新設、国道への道整備
14年度完成へ費用削減求める声も
笛吹市が総事業費約40億円を かけて進めているJR石和温泉駅の改築計画の基本設計が固まった。北口を新設することなどを盛り込んだ。市は今夏までに実施設計を終え、今冬に着工、 2014年度末の完成を目指している。一方で、笛吹市商工会市まちづくり整備課によると、石和温泉駅の駅舎は築75年を経過し老朽化が進んでいる上、現在 は駅北側を通る国道140号方面に出口がないことなどから、改築を進める。現在の出口(南口)に加え、新たに北口を新設。北口広場を設け、国道140号と の間を結ぶ道路も整備する。
JR石和温泉駅の改築イメージ図(笛吹市提供)
現在のJR石和温泉駅
新駅舎には南北を横断する自由通路を設け、北口には1カ所、南口は2カ所の階段を設置。駅に出入りするエレベーターは南口、北口それぞれに1基備えるが、エスカレーターは南口に上り方向のみ設ける予定。
総事業費約40億円の内訳は、合併特例債で約25億円、まちづくり交付金で約12億円、市の一般財源約3億円で充当する計画。
石和温泉駅改築をめぐっては、複数の市議が「多機能アリーナ建設計画など大型公共工事が相次ぐ中、コンパクトな構造にして事業費を削減すべきだ」と主張。市商工会などからは「利用者の利便性を考慮し、エレベーターを増設すべき」といった意見も出ている。
市は現在、観光協会や商工会、JR関係者、地元区長などでつくる「石和温泉駅周辺まちづくり検討委員会」で意見を聞きながら実施設計を策定中。「JRの意 向を踏まえながら検討を進めていきたい」(市)としている。
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