やまなし・まちかど図鑑

山梨県内のレトロなまちかど、面白・珍らし物件を凡苦楽庵が探訪します。

春日居の民家

2009年03月28日 | 笛吹市

旧春日居町で見かけた大きな民家です。2階に丸窓が見えます。
ところで、「まちかど図鑑ノート」を紛失してしまいました。撮影した物件の住所などが記されているものです。どこかへしまいこんだのか、紛失したのか、見当たりません。

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正徳寺の擬洋風住宅

2009年03月23日 | 山梨市

「日本近代建築総覧」によりますと、山梨市正徳寺に明治末年に建築という2棟の住宅がリストアップされています。総覧には番地まで出ていないので、このお宅がどちらかに該当すると思われますが分りません。

植木で全容が伺えませんが、下見板張り、縦長窓、2階の手摺など、擬洋風の雰囲気を醸し出しています。総覧の2棟は、最初このお宅と、3/21エントリーの「龍のいる家」かと思ったのですが、「龍のいる家」は明治初期ということですから、もう一棟どこかにあることになります。謎が深まってきました。

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龍のいる家

2009年03月21日 | 山梨市
根津記念館から西へ石和方面へ歩くと、越屋根のある民家があります。

門柱も自然木を利用しています。通り過ぎようとしたのですが、玄関の庇の妻壁に漆喰の鏝絵らしきものが見えました。

近づいて見るとそこには迫力ある龍が睨んでいました。
この界隈はちょっとしたレトロ街道です。

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根津家住宅

2009年03月19日 | 山梨市
「鉄道王」と言われた根津嘉一郎の実家が、記念館として一般に公開されたのはご存知だと思います。すでに訪れた方も多いと思います。この住宅(主屋)は昭和8年の建築で、コンクリートの布基礎、ボイラー設備、電気配線の埋込みなど、当時としては先端的な技術が採用されています。設計は甲府市の旧商工会議所(現法人会館)を設計した内藤半二郎です。


仏間の障子です。見事な組子です。


こちらは台所の流し台、今で言えばシステムキッチンといった所でしょうか。


電灯のスイッチプレートです。


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100年も列車を見て来た橋

2009年03月17日 | 橋・トンネル

JR中央線の荒川(甲府市)を渡る鉄橋は、1903(明治36)年の開通です。現在は複線になっていて、下り(松本方面)に使用されています。全長103mだそうです。

石積みとレンガの橋脚です。この橋梁のすぐ東にガードがあります。県立中央病院の西の道路ですので利用されている方も多いと思います。普通の乗用車なら良いのですが、荷物を積んだトラックなどは気を付けたほうが良いです。このガードもレンガ造です。


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藤村記念館の移築修理現場見学会

2009年03月14日 | みちくさ
武田神社境内から甲府駅北口への移築工事が進められている、藤村(ふじむら)記念館(旧睦沢学校校舎)の工事見学会が開かれ、参加して来ました。藤村記念館は、明治初期の山梨の擬洋風建築(特に学校建築)が当時の県令(今の知事)、藤村紫朗によって強く奨励された事から、“藤村式建築”と呼ばれるようになり、睦沢学校を武田神社境内に移築した際、資料館として活用されてきたものです。

午後1時に現地集合ということで、早めに出たのですが、車の渋滞やおりからの強い風雨の影響を受けて、5分ほど遅れて到着しました。すでに大勢の人が集り、市当局から説明の最中でした。

小生は受付け番号が73番で、この後は一人来ただけでしたから、参加者数は74人ということでしょうか。
現在の工事の進捗具合は約50%とのことで、来年2月に完成予定とのことです。
幾段にも足場のステージが組まれていて、丁度軒先の高さの所が広くなっていて、そこで説明を聞きました。

軒先の「広小舞」という材料には、平成19年に修繕したという焼き印が刻してありました。

壁の下地は竹を組んだ土塗り壁ですが、一部新しい竹で補充されていました。

また、現在の金物で補強してある部分もありました。

扉はこれまで青い色だったのですが、元々の色に再現するそうです。ペンキで塗り替えられて来た履歴が分ります。

完成後は、第3の人生となるわけで、単に資料館としてだけでなく、県外からの観光客への情報発信、交流の場として生まれかわるようです。明治8年の誕生以来、135年経ても愛される建築ということで、実に素晴らしい事です。

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これも門でしょうか

2009年03月12日 | 門・塀

建物の一部を開放して敷地内への通路とする例をたまに見かけます。こちらもその例で、北側道路に面した建物の中央を開けて、敷地内へ入れるようにしてあります。庇と両側の門柱(?)など、何気ないデザインに好感が持てます。甲府市青沼で見かけました。

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安藤家主屋

2009年03月05日 | 南アルプス市

こちらの主屋は宝永5(1708)年の建築とか。最近屋根の茅を葺き替えたばかりです。
下の画像の中仕切りの門塀はずっと後のものと思います。雲型の模様はちょっと不釣り合いかな?
安藤家は元山梨県知事だった田辺国男さんの夫人の実家だったと思います。


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安藤家の門

2009年03月04日 | 門・塀

安藤家については最近いろいろなブログで取り上げられています。南アルプス市西南湖村の名主でした。3年前に訪れた時は、丁度消火訓練をしていて、それに巻き込まれ(避難訓練に参加)そのお陰で入館料を免除して頂きました。安藤家は宝永5(1708)年から、この地に居を構えているそうです。主屋もその時の建築とのことですが、この長屋門は少し後の建築だそうです。

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