粋な塀 2007年10月26日 | 門・塀 甲府の城東地区を歩いていて見かけた個人邸の塀。漆喰に瓦をはめ込んだ粋な塀である。おそらく以前建っていた建物の瓦を再利用したものだろう。瓦の断面が織り成す===が何ともリズミカルである。鬼瓦を利用した通風窓もgoodである。
秘湯ノスタルジー(1) 2007年10月18日 | 峡南(身延・早川・南部) 早川町の西山温泉は県内屈指の秘湯。かつては多くの温泉宿があったが、現在では数軒しか営業していないようだ。廃墟となった宿が何軒かあった。こちらは木造3階建ての宿。天井高も低そうで、おそらく自炊湯治の宿だったと思われる。
「新倉銀座」の面影その2 2007年10月14日 | 峡南(身延・早川・南部) こちらは元料理屋の「藤屋」さん。丁度日差しの境で分りにくいが、建具の組子が富士山模様。 下は元旅館の戸袋。同じ建物だが、どちらかが後から直したのか、違ったデザインになっている。
「新倉銀座」の面影その1 2007年10月10日 | 峡南(身延・早川・南部) 早川町の新倉(あらくら)地区は、昭和20年代末から40年代にかけて、林業や発電所建設の隆盛期に、わずか数百メートルの区間に商店や娯楽、宿泊などの施設で賑わい「新倉銀座」と呼ばれるほどであったと言う。今はその面影を残すものは僅かであるが、探訪に出かけて来た。 この個人邸は昭和5年の建築とのことで新倉銀座の取っ付きにある。玄関脇の梅鉢窓や戸袋、手摺の欄干などに凝った意匠が見られる。
大正時代の発電所 2007年10月07日 | 峡南(身延・早川・南部) 早川町はその名の通り、町を貫く早川の急流と豊富な森林資源によって、かつては発電所の建設と林業で栄えた一時代があった。身延町から早川沿いに通ずる県道を進み、早川との町境に入るとすぐに対岸に見えるのが、早川第一発電所である。この発電所は、大正12年7月に運用開始になっている。従って一番古い建屋もこの時期の建設である。前々から気になっていたが、思ったより古くて驚いた。
小さな村の小さな郵便局 2007年10月04日 | 郵便局 10月1日から郵政民営化になって、小さな郵便局は存続できるのだろうかと心配である。こちらは南アルプスの麓、早川町にある硯島郵便局。現役である。昭和18年建築とのこと。 何でも『郵便局を訪ねて一万局』(光文社新書)という本にも紹介されているらしい。実は小生、小学校5-6年の2年間、この郵便局のすぐ近くの小学校に通っていた。当時郵便局がここにあったというのはうろ覚えだが、建物の記憶は全くない。
立教学院の建物3 2007年10月01日 | みちくさ 本館を抜けると正面に位置するこの建物は、なんと食堂。こんな建物で食事ができるなんてなんとも羨ましい。 内部の小屋組も奇麗だ。小生も400円の鶏肉丼を食して来た。