やまなし・まちかど図鑑

山梨県内のレトロなまちかど、面白・珍らし物件を凡苦楽庵が探訪します。

山梨英和の講堂

2008年04月10日 | 甲府市

愛宕山の配水場から降りて来ると山梨英和の中・高校があります。山梨英和の歴史は古いですが、戦災で焼けたため、建物としては比較的新しい。その中で1949年(昭和24)に建設された講堂が一番古い施設として現存しています。設計者はかの内藤多仲。1957年に県民会館が完成するまで、県内には大規模な建物がなかったため、学校行事以外にも広く一般の音楽会や講演会にも利用されたとのこと。1996年から“グリンバンクチャペル”と呼ばれるようになり、2006年に耐震改修工事がなされました。

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愛宕山の配水施設

2008年04月05日 | 甲府市

愛宕山の中腹に甲府市の水道施設「中区(ちゅうく)配水施設」があります。毎年桜の季節に公開されていて、今年も4月5日まで開放されました。この施設は大正元年11月10日に竣工式が行なわれたとありますので、建設は明治時代からでしょう。その証拠に、写真の建屋には「明治○○(読み取れない)」とあります。この中に何があるのかと思ったら、ただ単に配水池の出入り口だそうです。ここには2棟あります。以前UPした平瀬の施設とほぼ同じデザインです。
下の写真は構内の一番下にある電気室です。

余談ですが、地元の古老の話では、この建物の構造は“竹筋コンクリート”とのことですが、信憑性は定かではありません。

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新旧猿橋

2008年04月02日 | 橋・トンネル

通常、猿橋と言えば日本三大奇橋の猿橋を指すが、その起源は定かでないそうです。文献には、延宝4年(1676)に架け替えの記述があるそうです。現在の橋は昭和59年に架け替えられたもの。その隣に「新猿橋」が架かっています。こちらは鉄橋で、昭和9年だそうだから、「新猿橋」の方が古いことになります。

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