山梨中央銀行東京支店(旧第十銀行東京支店)
東京都千代田区鍛冶町一丁目6-10
【千代田区景観まちづくり重要物件】1929(昭和4)年 設計 徳永庸
1874(明治7)年に開業した「興益社」が前身で、その後、1877(明治10)年に我が国9番目の国立銀行「第十国立銀行」となり、1897(明治30)年に私立「第十銀行」となり、1941(昭和16)年に「第十」「有信」の2銀行が合併し「山梨中央銀行」が誕生して現在に至っています。
当初はファサード(正面)にイオニア式オーダーの列柱などが見られたといいますが、戦災などをくぐりぬけ現在の簡素なデザインとなりました。昭和初期の銀行建築の典型的なスタイルです。
現在の建物は1929(昭和4)年に竣工しましたが入口空間や内部空間は当時のままです。