やまなし・まちかど図鑑

山梨県内のレトロなまちかど、面白・珍らし物件を凡苦楽庵が探訪します。

日本最古の公民館-種徳館

2018年05月25日 | 都留市・西桂町
種徳館は都留市出身で東京・品川沖の台場工事などで財を成した建築家天野開三氏(1814-1900年)が、青少年の修身鍛錬の場として明治20年代に建設されました。日本最古の公民館とされています 。天野氏の子孫から建物を寄贈された市は、現在地に移築。その際、建材は極力再利用したとのこと。現在、そば打ちなどが楽しめる体験施設として利用されている。(富士山NETより引用)




ナマコ壁のある家

2011年07月16日 | 都留市・西桂町
谷村界隈は歴史を感じさせる町並みが、あちらこちらに残っています。こちらのお宅も立派なお屋敷です。



板塀、瓦屋根、ベンガラ塗りの蔵、と商家を思い浮かべますが、側面へ廻るとナマコ壁の長屋門で、豪農の趣き。



「商・農一体」の雰囲気でした。

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織物から金属加工へ

2011年07月10日 | 都留市・西桂町


富士急の谷村町駅の廻りをぶらついていたら、下見板張りの建物が目を引きました。敷地内に何棟かありましたが、どれも下見板で、一部グリーンの塗装が施してあるものもありました。



外観だけ撮影しようかと思いましたが、ちょっと気になったので、意を決して敷地内へ。
働いている方に訪ねると、元は織物・染色工場で、築60~70年とのこと。



天井を見上げると洋小屋のトラス構造。昔、「◯◯トラス」とかトラス構造の種類を勉強した記憶がありますが、忘れてしまいました。

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三つ峠駅前の風景

2011年07月06日 | 都留市・西桂町
10月1日から藤村記念館で始まる「まちかどの近代建築写真展Ⅱ」。テーマは、全国の懐かしの駅舎ですが、富士急行線の駅舎の取材に行って来ました。今回は下吉田駅、三つ峠駅、谷村町駅の3つの駅舎を撮影しましたが、駅舎の写真は、本番の写真展でのお楽しみとして、富士吉田から大月に向かう国道139号線沿いに、幾つか新しい物件を見つけました。
下吉田駅と谷村町駅は以前も訪ねたことがありましたが、三つ峠駅は初めてでした。その駅前にあるのがこちら。



三つ峠への登山口らしく、食堂や土産物の売店があります。
横へ廻ると、ブロック塀の通風口も富士山型でした。



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旧尾県学校

2007年06月17日 | 都留市・西桂町

ひろ坊さんのリクエストにお応えして、県内に残る藤村式学校建築の最後、旧尾県学校を紹介。都留市小形山の中腹にある。明治11年の建築。現在は郷土資料館として使われている。旧室伏学校と同じ色彩(建築当時もそうであったかは不明)だが、中央のバルコニー部分のデザインがこちらは円形なのが特徴だ。県内に残る5棟の藤村式も、よく見ると細部のデザインが個性を競っている。

都留(2)-蔵のインテリア

2006年05月17日 | 都留市・西桂町
新聞店の隣にある蔵、これも元々は絹織物の店の蔵として使われていたそうだが、今はインテリアショップのショールーム的な使われ方をしている。大正12~13年頃の建築と見られている。


ところで、このブログを始めて半月が過ぎてフト気がついた。このペースで毎日更新すると1年で365件(当たり前)、山梨県内でそんなにネタがあるだろうか?と不安になった。あっという間にブログ完結では様にならない。少しペースダウンしようと思う。

都留(1)-新聞店

2006年05月16日 | 都留市・西桂町

国道139号にあるこの新聞店、昭和12年の建築と言われている。元々は絹織物の会社の社屋だったようだ。5/15エントリーの大月の元材木店と似ていると思った。外壁の腰の部分が石張りであること、縦長窓の下の腰部分の処理等が共通している。同時代なので似たようなデザインが流行ったのかも知れない。
本年3月4日撮影、都留は改めて探訪したい街だ。