やまなし・まちかど図鑑

山梨県内のレトロなまちかど、面白・珍らし物件を凡苦楽庵が探訪します。

「まちかどの近代建築写真展in藤村記念館」一部変更

2011年01月27日 | みちくさ

4月1日から開催される、「まちかどの近代建築写真展in藤村記念館」。本日、甲府市教育委員会、指定管理者となる甲府駅北口まちづくり推進委員会、小生とで、細部の打ち合せをしました。
その結果、当初は藤村記念館の2階を会場にする予定でしたが、階段が急なことを考慮して1階で開催することになりました。レイアウトを考え直す必要があります。
また、会期については、4月1日(金)から4月17日(日)までですが、場合によっては一週間延長されるかも知れません。
それから、甲府市教育委員会が主催に加わることになりました。
いずれにしても、大勢の方にご来場頂けると嬉しいです。

にほんブログ村 地域生活ブログ 山梨情報へ←“委員会もいいんかい!”と一日一回クリックして頂けるとありがたいです。

「まちかどの近代建築写真展in藤村記念館」

2011年01月05日 | みちくさ


● 名 称  「まちかどの近代建築写真展in藤村記念館」
● テーマ  「全国の擬洋風建築」
● 主 催  甲府駅北口まちづくり推進委員会・甲府市教育委員会
● 協 力  近代建築探訪メーリングリスト
● 会 場  藤村記念館(甲府駅北口広場)
● 開催期間 2011年4月1日(金)から4月17日(日)  月曜休館
     AM 9時からPM5時まで 最終日はPM4:00まで
● 入場料  無料

昨年秋に甲府駅北口に移築された藤村記念館で、今年4月1日から「まちかどの近代建築写真展in藤村記念館」を開催することになりました。
これは、甲府駅北口周辺地区の維持管理を指定管理者が行うことになり、以前から地元で熱心にまちづくりに取り組んで来た「甲府駅北口まちづくり推進委員会」が指定管理者に選定され、今年4月1日からスタートするのにあわせて、開催するものです。
藤村記念館(旧睦沢学校)のような全国の「擬洋風建築」の写真を展示します。
「まちかどの近代建築写真展」については、こちらをご覧下さい。2006年の春に、甲府カトリック教会で開催されましたので、山梨では2回目の開催となります。

にほんブログ村 地域生活ブログ 山梨情報へ←“今年も毎日!”と一日一回クリックして頂けるとありがたいです。

ドジってしまった。

2010年12月28日 | みちくさ
この暮れに来て大変なことをしてしまいました。
今日、昭和35年築の郵便局と木造校舎、それに、たまたま通りかかって見つけた、ちょっと不気味な(?)物件を撮影しました。
夜になって、デジカメからメディア(SDカード)を取り出して、PCに入れたのですが、それが、SDカードのスロットでなくて、すぐ上にあるCD用のスロットに入れてしまったのです。小生のPCはごく薄い筐体の側面に二つのスロットが上下に並んであります。
本来なら、よく確認して差し込めば良かったのですが、横着をして側面を覗かなくて手探りで挿入してしまったのです。
SDのスロットなら、途中で止まってカードが半分見えるのですが、するすると中に入ってしまいました。一瞬の出来事でした。
PCそのものは、ブログも更新できますから、支障ないのですが、簡単に分解する事も出来ない構造ですから、メーカーのサービスに一旦預けなければならないでしょう。たまたま正月休みで、来年にならないと解決出来ません。その間、CDも使えないし、画像を付けたブログも更新できません。今日撮影した“不気味物件”の仕業かなと勘ぐりたくなります。
PCを預けるとなると、数日はかかりますから、その間仕事にも差し支えます。
あぁー、憂鬱なまま年を越すことになりそうです。

にほんブログ村 地域生活ブログ 山梨情報へ←同情するならクリックして頂けるとありがたいです。

「まちかどの近代建築写真展in大阪V」

2010年03月08日 | みちくさ
小生も加わっているネットワークの有志が、時折、全国各地で「まちかどの近代建築写真展」を行なっております。数年前、甲府でも開催しました。
こちらをご覧下さい
今回も、ここ数年毎年行なっている、大阪で開催致します。下記案内を参照して下さい。
小生も山梨県内の個人医院数点を出しております。お近くにお住まいの方、是非おはこび下さい。


今年も、大阪の「お茶と雑貨のハaハaハa」さんで、まちかどの近代建築写真展を開催することとなりました。
今回のテーマは「個人病院」。全国各地には、かわいらしい個人医院が数多く残っています。地方都市で洋館といえば、まずは個人医院ですから。
昨年秋に川越で開催した展示を、さらにパワーアップしてご覧いただきます。
ぜひ、お越しくださいますようご案内申し上げます。

「まちかどの近代建築写真展in大阪V」(第16回)
 ●今回のテーマはこじんまりと趣のある「個人病院」      
・会期:2010年3月13日(土)午後〜4月10日(土)午前
・会場:天満屋ビル2階「お茶と雑貨のハaハaハa」
 大阪市港区海岸通1-5-28 東展示室
・時間:7:30〜18:00 土・祝は11:00〜18:00(定休日:水曜、日曜)
・主催:お茶と雑貨のハaハaハa
・企画:まちかどの近代建築写真展実行委員会
・協力:近代建築探訪メーリングリスト

にほんブログ村 地域生活ブログ 山梨情報へ←“医院は良いん(いいん)!”と一日一回クリックして頂けるとありがたいです。

ヴォーリズ発掘!?

2009年07月22日 | みちくさ
先月ヴォーリズ展がありましたが、その際山梨にもヴォ-リズ建築があるか調べました。
「ヴォーリズの建築」(山形政昭・著)によりますと、
甲府YMCA会館(1917)
山梨英和学院(1924)
の2つの建築がリストにありました。このうち、山梨英和学院(講堂)は、第二次世界大戦の甲府空襲で焼失したことは知られていますが、甲府YMCAについては、関係者の間でも知られていません。
その当時甲府YMCAという組織は存在しておらず、小生が関係者から聞き取り調査を行なった結果、「山梨英和学院120年史」の中に「カ-トメル会館」の写真を発見しました。これはカナダ婦人宣教師、マーサ・ジュリア・カートメルの名前からとった、幼稚園と女塾が併設された建物です。ただ、建設年が1914年(別の説では1915年)となっており、上記の1917年と若干食い違いがあります。しかし、外観といい、当時の甲府の建築事情から推測するに、これがヴォーリズの手になるものではないかと思うのです。専門家の精査を待ちたいと思います。



にほんブログ村 地域生活ブログ 山梨情報へ←“ヴォーリズをさがせ!”とクリックして頂けるとありがたいです。


富士には放屁がよく似合う

2009年07月10日 | みちくさ
御坂隧道を出ると、正面に富士山が迎えてくれます。


その富士山を見つめるように、天下茶屋があります。


今年生誕100年で話題が多い太宰治が投宿したことでも有名ですが、その当時の建物ではありません。茶屋の2階の一郭に太宰や井伏鱒二に関連する資料が展示してあります。確か中学か高校の時の国語の教科書に「富嶽百景」が載っていて、有名な“富士には月見草がよく似合う”が出ていましたが、小生が覚えている場面は、太宰と井伏が並んで富士を眺めている時に、井伏が“放屁された”という部分です。人間の感性の違いをつくづく感じさせられます。

にほんブログ村 地域生活ブログ 山梨情報へ←“ダダイズム!”とクリックして頂けるとありがたいです。


シンポジウムで進歩はあるか

2009年06月27日 | みちくさ

旧県立図書館(現・県庁南別館)が、防災新館建設のため取壊されるというので、これを何とか保存できないものかということで、シンポジウムが開かれ参加して来ました。(残念ながら最後まで居られませんでしたが)
旧県立図書館については、過去にとりあげましたが、県庁構内には、同時期に建てられた、議事堂、別館(旧本館)もあり、甲府では珍しい近代建築が集積した場所です。今日のシンポでいくつかのことを知りました。

(1)この旧図書館は、この時代に建てられた現存する図書館建築として数少ないものだそうです(東日本ではここだけ)。
(2)議事堂、別館の様式主義のデザインとアールデコのデザインが共存している場所も極めて珍しいこと。
(3)この時期のRC造(鉄筋コンクリート)建築は、極めて耐震性が高く、阪神淡路大震災でも、この時代のものは殆ど無傷で、戦後のRCのほうが被害が多かったそうです。

県が防災新館を建設するのは分りますが、イコール旧県立図書館の解体にどうして結びつくのか、説得力のある説明がほしいものです。小生などは北別館を防災新館に建て直した方が良いと考えています。万が一県の構想通りになった場合、別館の南に11階建てのビルが建つことになり、景観としても如何なものかと思います。
北口に移築する藤村記念館と合せ、この一帯は甲府でも数少ない歴史的景観を有したエリアになるだけに、後世に禍根を残さないようにしてもらいたいものです。

にほんブログ村 地域生活ブログ 山梨情報へ←“ストップ・ザ・取壊し!”とクリックして頂けるとありがたいです。


ヴォ-リズ展

2009年06月21日 | みちくさ

汐留ミュージアム(シオサイト)で開かれている「ヴォーリズ展」に行きました。
今日が最終日ということで、ギリギリでした。汐留ミュージアムはパナソニック電工(旧松下電工)のビルの4階にあります。企業がこういう文化的施設を持って、様々な企画をしてくれることは、大変良い事だと思います。
ヴォ-リズ(ウィリアム・メレル・ヴォーリズ=1880~1964)建築は、山梨県内には残念ながら残っていません。ただ、1924年に山梨英和学院を、1917年に「甲府YMCA会館」を設計したと、ある文献にはあります。山梨英和学院については戦災で焼失したことが判明していますが、「甲府YMCA会館」については、不詳です。

にほんブログ村 地域生活ブログ 山梨情報へ←“メンソレータム!”とクリックして頂けるとありがたいです。

サンニチで紹介されていました。

2009年06月13日 | みちくさ
古い話で恐縮ですが、山梨日日新聞の一面に連載されているコラム「風林火山」に当ブログが紹介されました。昨年の4月29日(昭和の日)です。

どうして、今頃気がついたかと言えば、来る6月27日に下記のようなシンポジウムが開催されるのですが、これに関わられた方から、情報をいただいたのです。

<ふるさと再生シンポジウム>
街の記憶(至宝)を伝えるために~旧山梨県立図書館の解体について考える

日時:2009年6月27日(土)15:00~17:30
(シンポジウムに先立ち見学会開催、14:00県庁正門集合)
場所:県民会館 地下1階
参加費:無料
コーディネーター:長田孝三(JIA山梨地域会)
パネリスト:
久保田要(市民建築家)・浅川玲子(新しい県立図書館を考える会会長)・
椎名慎太郎(山梨学院大学教授)・川島智生(近代建築史家)・
高橋辰雄(環境芸術ワークショップ)・網野隆明(JIA)
問合せ:JIA山梨地域会((株)イズ内)電話:055-22-8888

にほんブログ村 地域生活ブログ 山梨情報へ←“サンニチはいいなっ♪”とクリックして頂けるとありがたいです。

看板建築の看板

2009年05月21日 | みちくさ
ヤボ用でここの所長野へ時々行っています。たまたま善光寺のご開帳の期間だったので、見物がてら足を伸ばしました。平日でも凄い人出です。参道の建物については以前にもUPしましたので、今回はこれを。
銅板葺きの看板建築の壁に観光会社やバス会社の看板がずらりと並んでいます。


にほんブログ村 地域生活ブログ 山梨情報へ←“ご老体に引かれて善光寺詣り!”とクリックして頂けるとありがたいです。

藤村記念館の移築修理現場見学会

2009年03月14日 | みちくさ
武田神社境内から甲府駅北口への移築工事が進められている、藤村(ふじむら)記念館(旧睦沢学校校舎)の工事見学会が開かれ、参加して来ました。藤村記念館は、明治初期の山梨の擬洋風建築(特に学校建築)が当時の県令(今の知事)、藤村紫朗によって強く奨励された事から、“藤村式建築”と呼ばれるようになり、睦沢学校を武田神社境内に移築した際、資料館として活用されてきたものです。

午後1時に現地集合ということで、早めに出たのですが、車の渋滞やおりからの強い風雨の影響を受けて、5分ほど遅れて到着しました。すでに大勢の人が集り、市当局から説明の最中でした。

小生は受付け番号が73番で、この後は一人来ただけでしたから、参加者数は74人ということでしょうか。
現在の工事の進捗具合は約50%とのことで、来年2月に完成予定とのことです。
幾段にも足場のステージが組まれていて、丁度軒先の高さの所が広くなっていて、そこで説明を聞きました。

軒先の「広小舞」という材料には、平成19年に修繕したという焼き印が刻してありました。

壁の下地は竹を組んだ土塗り壁ですが、一部新しい竹で補充されていました。

また、現在の金物で補強してある部分もありました。

扉はこれまで青い色だったのですが、元々の色に再現するそうです。ペンキで塗り替えられて来た履歴が分ります。

完成後は、第3の人生となるわけで、単に資料館としてだけでなく、県外からの観光客への情報発信、交流の場として生まれかわるようです。明治8年の誕生以来、135年経ても愛される建築ということで、実に素晴らしい事です。

にほんブログ村 地域生活ブログ 山梨情報へ←一日一回“藤村紫朗を知ろう!”とクリックして頂けるとありがたいです。



木の民家と...

2008年12月22日 | みちくさ

友人のひろ坊さんの蔵書は半端なものではありません。自宅に置ききれず、本のための間借りをしています。先日それまで借りていた部屋が取り壊しになるというので、新しい所へ引っ越しました。その際だいぶ整理もしたようです。昨日、「木の民家-ヨーロッパ」と「初期アメリカ建築集」という本をいただきました。前者は二川幸夫氏の撮影によるものです。後者は全17巻のうちの3巻でマサチューセッツ州の建築です。ひろ坊さんの仕事は建築関係ではないのですが、これまでにも、建築関連の本を何冊か頂戴しました。書痴の人はインスピレーションで本を購入するのでしょうか。

にほんブログ村 地域生活ブログ 山梨情報へ←一日一回“書痴は処置なし!”とクリックして頂けるとありがたいです。

松本のまちかどスケッチ

2008年12月14日 | みちくさ

小生が所属する「ワイズメンズクラブ」はロータリークラブやライオンズクラブ同様、国際的な奉仕団体です。日本には150以上のクラブがあり、今日はお隣の松本ワイズメンズクラブの創立20周年記念式典とアジアからの私費留学生を対象にした作文コンクール「第10回アジア賞」の授与式があり、出席してきました。その会場で松本クラブの友人hi-kanaiさんから松本の街角をスケッチした画集を頂戴すると言う嬉しい出来事がありました。田口勝さんという方が描いた画集です。今年の夏、松本の街歩きをして、丁度その日が松本クラブの定例会の日だったので、それに出席させて頂きました。その時街歩きの話をしたので、h-kanaiさんがそれを憶えていてくれて、今日のことに繋がったのだと思います。全国のクラブに知人・友人がいるので、こういう嬉しい出来事がたまにあるものです。

にほんブログ村 地域生活ブログ 山梨情報へ←一日一回“ワイズメンズクラブ!”とクリックして頂けるとありがたいです。


下見板張りの合同事務所

2008年09月22日 | みちくさ
佐久海ノ口駅で用を足して表へ出ると、国道の斜向かい奥に下見板張りの建物が目に入って来ました。

近づいて見ると、
「NOSAI東信、南部家畜診療所南佐久支所」「南部森林組合南牧支所」「南牧村商工会」の3枚の看板が掲げられていました。

にほんブログ村 地域生活ブログ 山梨情報へ←お隣り長野情報ですが、構わず“下見板!”とクリックして頂けるとありがたいです。

みすず飴本舗

2008年09月14日 | みちくさ
ここの所どういう訳か長野づいているようで。本日は上田市に用件が出て、車でトンボ帰りして来ました。駅前にある、上田名物“みすず飴”の飯島商店。大正10年建築の木造3階建てです。


にほんブログ村 地域生活ブログ 山梨情報へ←長野情報ですが、構わず“みすず飴!”とクリックして頂けるとありがたいです。