勝沼宿の町並み(5)-旧田中銀行博物館 2006年11月24日 | 甲州市 勝沼宿のシンボル的存在が、この「旧田中銀行博物館」。明治30年代に「勝沼郵便電信局」として建設され明治35年まで使われた。大正9年に「山梨田中銀行」の社屋として改修された。藤村式建築を多く手掛けた下山大工、松木輝殷の作と伝えられている。裏手にあるレンガ造の蔵とともに平成9年登録文化財に、平成10年田中家から町に寄贈された。現在は地元のボランティアで組織する旧田中銀行友の会が当番で管理している。 見学無料、開館日11月~3月は土、日 4月~10月は水~日 電話0553-44-3755
勝沼宿の町並み(4)-旧智徳堂 2006年11月23日 | 甲州市 看板には智徳堂薬局とあるが、元々は写真館だったそうだ。地元の老人の話だと明治の建築とのことだが、そんなには古くないと思う。写真館が始まったのが明治という意味かも知れない。荒れていて残念である。
勝沼宿の町並み(3)-火傷を負った土蔵 2006年11月21日 | 甲州市 この3階建ての土蔵は15年程前に火災にあったそうで、このような外壁を曝しているとのこと。左隣に主屋があったと思われるが、文字どおりこの土蔵が他所への延焼を食い止めたのだろう。3階建ての土蔵とは珍しい。
勝沼宿の町並み(2)-バスターミナルの建物 2006年11月19日 | 甲州市 円形のガソリンスタンドの隣が、このバス会社の勝沼案内所。現役で、今流に言えばターミナルといった所だ。こちらも、築45年は経っているとのことだから、昭和30年代の半ばである。甲府駅前の発着場から、県内各地へバス路線が敷かれていたが、子供の頃によく聞いた「○○経由△△行き」というアナウンスが蘇ってくる。
勝沼宿の町並み(1)-円形のガソリンスタンド 2006年11月18日 | 甲州市 祝橋を渡り甲州街道へと進むと、その交差点の近くに小さなガソリンスタンドがある。キャノピーは無く、雨の日は濡れながらの給油になる。セールスルームは円形。昭和30年代の建築とのことで、当時としてはモダンだったとは、経営者の方の話である。