甲府のスクラッチタイル(5)-問屋街の倉庫 2006年07月05日 | 甲府市 中央4丁目に“連雀問屋街”と呼ばれる通りがある。今は往時ほどの活気はなく、この倉庫もシャッターが閉ったままだ。戦後間もない頃のタイル貼りはスクラッチか黒タイルが多い。この倉庫はその両方を組み合わせている。
甲府のスクラッチタイル(4)-青沼の紙問屋 2006年07月04日 | 甲府市 青沼1丁目の紙問屋さん。スクラッチタイルと洗い出しのコンビネーションだが、ここのタイルは少し薄い色合いだ。看板建築とは趣が異なり、“現代的”なデザインを感じるが、それでも築50年は経過しているそうだ。事務所の天井板など、昭和初期の雰囲気が感じられた。
甲府のスクラッチタイル(3)-中央4丁目の秤屋 2006年07月03日 | 甲府市 こちらの秤屋さん、屋号の“藤波”の“藤”を“富士山”に、“波”を丸瓦の断面で表わして、壁面一杯利用した“看板”にしている。天秤(てんびん)も釣合が必要ということで全体のデザインもシンメトリーだ。スクラッチタイルは1階だけでなく、2階部分の縁取りにも使われている。
甲府のスクラッチタイル(2)-中央4丁目の紙店 2006年07月02日 | 甲府市 村松新道の西にある老舗の紙屋さん。戦後間もなくの建築だそうだ。ここの店主とは旧知の間柄で、4月の「まちかどの近代建築写真展」の時に地元TV局がニュースで取り上げてくれて、探訪仲間のまち歩きの様子を取材した。その時にこの建物のスクラッチタイルが取りあげられていた。 そのことを“自分はニュースを見なかったのだが、あちこちの知り合いからTVに出ていたよと言われた”そうだ。
甲府のスクラッチタイル(1)-中央5丁目の洋品店 2006年07月01日 | 甲府市 中央5丁目は問屋街に近いので、洋品関係の店が多い。1階がタイル貼り、2階が洗い出しの中で、スクラッチタイルの物件もいくつか見受けられる。