やまなし・まちかど図鑑

山梨県内のレトロなまちかど、面白・珍らし物件を凡苦楽庵が探訪します。

甲府のスクラッチタイル(3)-中央4丁目の秤屋

2006年07月03日 | 甲府市

こちらの秤屋さん、屋号の“藤波”の“藤”を“富士山”に、“波”を丸瓦の断面で表わして、壁面一杯利用した“看板”にしている。天秤(てんびん)も釣合が必要ということで全体のデザインもシンメトリーだ。スクラッチタイルは1階だけでなく、2階部分の縁取りにも使われている。

甲府のスクラッチタイル(2)-中央4丁目の紙店

2006年07月02日 | 甲府市

村松新道の西にある老舗の紙屋さん。戦後間もなくの建築だそうだ。ここの店主とは旧知の間柄で、4月の「まちかどの近代建築写真展」の時に地元TV局がニュースで取り上げてくれて、探訪仲間のまち歩きの様子を取材した。その時にこの建物のスクラッチタイルが取りあげられていた。
そのことを“自分はニュースを見なかったのだが、あちこちの知り合いからTVに出ていたよと言われた”そうだ。