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ハマユウ・1~上柚木地区

 上柚木緑地公園付近の民家で見掛けた「ハマユウ(浜木綿)」。ヒガンバナ科ハマオモト属の多年草で、水はけが良く日あたりの良い場所を好み、温暖な海辺などで見られる。当地は内陸で見られない花だが、ここでやっと見ることができた。ブログPart1から初めての掲載になる。細く長い花弁は6本あり基部でくっついている。雄蕊は6本で花糸の下部は白く上部は紫色になる。

『さすらい人の子守唄』 作詞:北山修 作曲:端田宣彦
歌:はしだのりひことシューベルツ 昭和44年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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トサノクロムヨウラン・2~開花

 ラン科クロムヨウラン属の「トサノクロムヨウラン(土佐の黒無葉蘭)」。ベニタケ属やチチタケ属に寄生する菌従属栄養植物で、自身では葉緑素を持たず名前の通り葉は無い。草丈は20~30センチで、花径は3センチほど。花の寿命は短く、蕾のまま開かずに落花するものもあるようだ。また本種とは異なり、そもそも開花せずに蕾のまま自家受粉し果実を稔らせるクロムヨウランがあり、それは先日の記事で触れている。これは高尾山“冨士道”のもの。
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タカトウダイ・3~奥高尾一丁平

 奥高尾“一丁平”付近の山道に多く生育している「タカトウダイ(高燈台)」。トウダイグサ科トウダイグサ属の多年草で、草丈は70~80センチ。茎の中ほどや茎頂の葉腋から花柄を伸ばす。茎頂からは放射状に伸びている。先端の花はひとつのように見えるが、橙色の部分は4つの雄花の腺体が集まったもので、その基部から雌花が伸びている。同じ仲間のナツトウダイは春に咲き、タカトウダイが夏に咲く。
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ミズオオバコ・1~万松寺谷戸

 トチカガミ科ミズオオバコ属の「ミズオオバコ(水大葉子)」。葉の形がオオバコに似ていることから名付けられているが、オオバコとは無関係。水田や溝に生育する一年草で葉は水中にある沈水植物。夏に花茎を水面に出し直径3センチほどの一日花を咲かせる。花後は水中に沈み果実は水中で熟す。これは万松寺谷戸のものだが、当地では宇津貫緑地にも生育していると聞いた。しかし先日訪れてみるとその生育地は立入禁止区域で入ることができない。近くで緑地の手入れをされていたボランティアの方に伺うと、近年、ミズオオバコが減少気味とのことだった。
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ハナイカダ・10~液果

 奥高尾で多く見られる「ハナイカダ(花筏)」。ハナイカダ科(←ミズキ科)ハナイカダ属の落葉低木で雌雄異株。果実は液果で直径は9~10ミリ。中に種子が2~3個入っている。果肉は水分が多く少し甘みがある。

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