元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
ワビスケ・1~いせまいり公園
いせまいり公園に植栽されている「ワビスケ(侘助)」。ツバキ科ツバキ属の常緑小高木で樹高は4~5メートル。中国原産のウラクツバキから生まれたとされており普通のツバキの品種より小型でやや早咲きの傾向がある。また花は完全に開ききらないものが多く葯は退化して花粉を作らない。ツバキやサザンカの品種には香りが無いのがほとんどだが本種にはとても良い香りがある。
ちなみに公園入口には“伊勢まいり塚”があり、昔、お伊勢参りに行く人がひと休みしたり、見送ったりした場所とのことだ。
ちなみに公園入口には“伊勢まいり塚”があり、昔、お伊勢参りに行く人がひと休みしたり、見送ったりした場所とのことだ。
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クロチク・1~堀之内地区
堀之内地区の農道で見掛けた黒いタケ。これは見た目通りの名前の「クロチク(黒竹)」。イネ科マダケ属でハチク(淡竹)の変種で、桿は初めは緑色だが次第に黒くなり2年目には真っ黒になるようだ。先日ハチクの開花を見たこともあり、今までほとんど観察したことのないタケの仲間を少しずつ覚えようと思っている。ところで先日のハチクの記事でこの界隈でクロチクが開花しているとのコメントを頂戴したがまだ見つけられない。
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モミジバフウ・1~冬芽
マンサク科フウ属の「モミジバフウ(紅葉葉楓)」。春に球形の花序を付け果実は秋に稔る。モミジバフウは高木になるため花や果実を間近で見ることは少ないが、葉が落ちた後はたくさんの果実の殻がぶら下がっている。冬芽は赤褐色でその下にはびっくりしたような顔がいくつも見えた。これは松が谷高校付近のもの。
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