元サラリーマンの植物ウォッチング第7弾。写真はクリックすると大きくなります
多摩ニュータウン植物記Part7
カワラノギク・3~可変性二年草
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カワラノギクの生態調査は倉本宣氏(現明治大学教授)らによってなされて研究論文が発表されている。カワラノギクは10~11月に開花して結実し12~1月に種子を散布して枯死する。その後3~4月に種子が発芽してロゼットを作り翌年の秋に開花するというサイクルを繰り返している。倉本博士らは、カワラノギクは春に発芽してから夏から秋に掛けて開花する個体(一年草のような形態)とロゼットで冬を越す2つの生活史を持つ""可変性二年草”であるとしている。ロゼットは翌年以降の開花個体になり中には3年目に開花するものもあるという。
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キッコウハグマ・12~開放花蕾
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マルバノキ・4~葉
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