コウヤマキ科(←スギ科)コウヤマキ属の「コウヤマキ(高野槇・高野槙)」。和歌山県の高野山の多く生育する常緑高木で1科1属1種。昔は単に“マキ”とも呼ばれていた。しかしスギやヒノキもマキ(真木)と呼ばれることもあり更にイヌマキまでもマキと呼ばれることもあって、特にコウヤマキのことを「ホンマキ(本槙)」とも呼ぶようになっている。雌雄同株で写真は雄花序の冬芽。4月頃に開花する。
マツ科ヒマラヤスギ属の「ヒマラヤスギ(喜馬拉耶杉)」。ヒマラヤ山脈やアフガニスタンなど標高1,000~4,000メートルの高地に自生する常緑高木で日本には明治時代に渡来した。増上寺の門前に植えられたものが最初の樹とされ、樹形が美しいので今では各地の公園や学校に植栽されている。