別所実緑地に生育している「ブナ(ぶな※)」。ブナ科ブナ属の落葉高木で北海道~九州の山地に分布している。関東以西では標高1,000メートルを超える山地で見られ低地で自生を見ることは無い。高尾山では標高400~600メートル登山道脇で見られるが、これは江戸時代の小氷期の生き残りと考えられている。写真の株はおそらくニュータウン開発による緑地整備時に植栽されたと思われ、この緑地内にあるのは聞いていたがこの日初めて確認できた。
※“ぶな”の漢字は木へんに無。
"神子沢公園”に生育している「ミツデカエデ(三手楓)」。ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属の落葉高木で北海道~九州に分布している日本固有種。名前の通り葉は3出複葉で小葉は長さ4~8センチになり秋には赤や黄に色付く。写真の複葉は赤く色付いているが背景の黄色も同じ株のもの。