浅川"長沼橋”付近の駐車場脇で見られる「キョウチクトウ(夾竹桃)」。キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑高木でインド原産。日本には江戸時代中期に渡来した。6~9月に紅色や白色などの花を咲かせ果実は細長い袋果になる。常緑の細長い葉に紛れて目立たないが、この株の果実は天に向かって伸びて良く目立っていた。果実は熟すと種髪の付いた種子を飛ばす。
キク科タムラソウ属の「タムラソウ(田村草)」。本州~九州の山地に分布する多年草で8~10月に直径3~4センチの紅紫色の頭状花序を付ける。一見するとアザミのように見えるが茎や葉にはトゲが無くアザミとは属が異なる。果実は痩果で長さ6~7ミリの円柱形で冠毛は10~15ミリある。これは奥高尾の登山道脇のもの。