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ツタウルシ・3~紅葉

 奥高尾"大平林道”で針葉樹の幹に絡んでいる「ツタウルシ(蔦漆)」。ウルシ科ツタウルシ属のつる性落葉木本で雌雄異株。樹液に有毒物質のウルシオールとラッコールを含んでおりその威力は高木のウルシよりも強いという。人によっては近づくだけでかぶれるようだが写真は3メートルほど離れているので安全。ツタウルシは全国の山地に生育し高木に絡みついて気根を出し這い上がっていく。葉は3出複葉で葉身は5~10センチ。
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ツタ

 コナラの幹を這い上がっている「ツタ(蔦)」。ブドウ科ツタ属のつる性落葉木本で山地の林内や岩肌に自生している。ウコギ科のキヅタがフユヅタと呼ばれるのに対して本種は「ナツヅタ(夏蔦)」とも呼ばれる。6~7月に集散花序を出し淡黄緑色の小さな花を咲かせ果実は秋に藍黒色に熟す。葉身は5~15センチの広卵形で葉先は3裂し秋には美しく紅葉する。
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