吉田篤司:アレクサンダーテクニークとパワーヨガ

アレクサンダーテクニークとパワーヨガ、特殊呼吸法で全身躍動!脳が目覚める革新BODYワーク!

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第305回目「ドュイ・パーダ・カウンディンニャアサナでパワー全開!」

2020-04-03 17:36:28 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第305回目「ドュイ・パーダ・カウンディンニャアサナでパワー全開!」4月3日

賢者カウンディンニャのパラレルレッグです。このポーズは私が今までトライした中で、最もエネルギーの高まりをもたらすアサナです。やり方は「横足の鶴(パールシュヴァ・バカアサナ:講座280回目)」とだいたい同じなのですが、両脚が伸びている分、負荷のかかり方が倍増します。すると体には原子力発電所のようなエネルギー増幅が起こって、どんなに疲れていようと、また心が沈んでいようと即座に元気になります。

問題はとにかく難しい。でも講座299回目にやった「ニワトリのポーズ」ほどではありません。横足の鶴ができるようになったら、チャレンジしましょう。

1)基本姿勢になります。

2)両足を左に移動して右の大腿部をしっかりと左肘につけます。ここが一番重要です。これがテコの作用を働かせてくれます。

3)お尻をおもりの乗った天秤のように下降させます。するとテコが働いて両足が持ち上がります。

4)ここでさらにお尻を下げるんです。このダイナミック感が慣れるとヤミツキになります。アドレナリン中毒ですかね。(禁断症状はありませんよ)

5)すると頭は浮上します。

6)両腕を全開で伸ばして、ドヤ顔を決めます。

Alexander Tube Yoga:Lesson12 Dui Pada Kaundinyasana

●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司


アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第304回目「白鳥ハンサのポーズ」

2020-04-03 14:48:56 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第304回目「白鳥ハンサのポーズ」4月3日

ハンサとはサンスクリット語で白鳥です。孔雀のマユーラとよく似ているので、上級マユーラとして扱われるが多いですが、実質的には別物と見た方がよいでしょう。違いところは手の置き方だけなのですが、これがポーズ完成に向かうと体の使い方が大きく異なるのです。

孔雀マユーラは指先を後方に向けるので、前腕の2本の骨が平行に並ぶのですが、白鳥ハンサは前方に向けるので、前腕の橈骨と尺骨がクロスすることになるんです。そして逆立ちをはじめ、他のほとんどのヨガのポーズは、白鳥と同じようにクロスして使います。

だから逆に言うと孔雀マユーラの方が、たいへん特殊なアサナなのです。それが功を奏して、コツと浮上させるタイミングさえつかめば、たいての人は練習次第でできるようになります。

一方、白鳥ハンサは手首の負担が半端じゃないので、たいへん難しいアサナです。でも難しいものにチャレンジするからこそ意味があるので「難しいからやらない」という人は、せっかくの能力開発のチャンスを最初から捨ててしまっているので、ダメなのです。

それではハンサアサナに挑戦しましょう!

1)基本姿勢です。指先を前方に向けます。逆ハの字形にして置くとよいです。

2)左右の手の間隔は割と広めでだいたい20センチくらいにします。そして両肘は下部肋骨に当てます。

3)頭をゆっくり持ち上げながら、ヘッドリードで体は前にバランス移動します。

4)すると体は浮上します。やはり孔雀と違ってかなりタイミングと手首が難しいので、最初のうちは跳ね上がってやった方がよいかと思います。それに慣れてから、ゆっくり静かに浮上する練習をする。私はそうやって習得しました。

5)舞い上がって白鳥ハンサです。

Alexander Tube Yoga:Lesson11 Advanced Mayurasana

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アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第303回目「初めてのヨガ その2」

2020-04-03 13:21:04 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第303回目「初めてのヨガ:ベーシックポーズ」4月3日

外出自粛で自宅でできる運動をしたいと思う人は多いでしょう。ところがここ数年、運動なんかしたことがないという人だと、いざとなると何をやっていいのかわからない、ということがあります。私にしたって不慣れなこと、例えば以前、社交パーティーなんかに足を運びましたが、典型的なパーティー音痴でいったい何をしたらいいのかわからない。考え抜いた末、ひたすら酒を飲むことに専念しました・・・

というわけで今回はヨガのヨの字も知らない人のための、初めてやるヨガです。初心者向けといっても、ここではアレクサンダーヨガですから、巷のやり方・方法とは、かなり異なります。だから中級・上級クラスの人も一緒にやると、きっと思いがけない発見がありますよ。

1)足を大きく開きます。ここで多くの人に見られることが足の開きが小さすぎて、とんがりコーンみたいな二等辺三角形になっていることです。正三角形、もしくはそれより底辺の長い三角を作ります。

2)次にお腹を引っ込めながら胸を開いてください。肩が上がってはいけません。

3)骨盤を持って、右脚のひざを90度近くに曲げます。左足のつま先は外じゃなくて内側を向かせてください。

4)腕を伸ばして「英雄のポーズ」です。このときアレクサンダーヨガでは、腕は外に向かってストレッチしてはいけません。胴体に向けて左右の肩甲骨が寄せ集まるようにします。要するに胴体を圧縮させるんです。

5)次に胴体を傾けて、右前腕を右ひざに乗せます。

6)左腕を伸ばして指先に目線をやります。これが横腹のポーズ。ここでもまた腕は外側ストレッチは禁物です。アレクサンダーヨガでは、腕と左脚を胴体に向かわせて圧縮します。するとエネルギーが増幅して発熱・発汗が起こります。

これを物理学ではボイル・シャルルの法則といいます。つまり巷でよくやっている、腕と脚を外に向かってストレッチしてしまうと、エネルギーは逆にどんどん低下してしまうのです。それを聞くと今までずう~っと外に外にとストレッチしてきた人は、猛反発するかもしれませんね。でも物理法則は無視できません。事実なのです。

7)次は右手の指を床につきます。

8)そして左手で左大腿部をつかんで引き上げます。

9)左手を天井に伸ばして目線は指先です。ここでもアレクサンダーヨガです。腕と脚のダイレクションで胴体を圧縮してください。丹田が強化してたくましさが出てきます。

まずはこれくらいから始めてみるとよいでしょう。すると中には「疲れるだけで何にもならないじゃあないか?やって損した。こんなのインチキだ!」と私をウソつき呼ばわりする人がいますが、そういう人は既にそうとう体力が低下して、心も不健康になってしまっているのです。

私も中学・高校のころは学校の体育となると、いつも決まってそういうことをブツブツ文句を言っていました。今、振り返るとあれはやっぱりダメでしたね。この件に関しては体育の先生の説教「こらー!ヨシダー!もっとちゃんとシャキッとせー!」は正しかったようです。

最初のうちは慣れるまで、苦しくて痛いかもしれませんが、これくらいができないようでは先行き下降路線をたどる一方となります。

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