吉田篤司:アレクサンダーテクニークとパワーヨガ

アレクサンダーテクニークとパワーヨガ、特殊呼吸法で全身躍動!脳が目覚める革新BODYワーク!

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第336回目「ヨガとは何か?その4」

2020-04-28 13:57:42 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第336回目「ヨガとは何か?その4」4月28日

前回からの続き)数の0が発見されて計算方法が編み出されると、思考形態も大きく変わりました。情報処理能力が大幅アップするとヨガのテクニックにも新たな方法論が生まれました。それがハタヨガです。体に眠っているエネルギー、つまりクンダリニーとチャクラを開花させて宇宙と結合することを可能にしました。この頃にイスラム教がインドに入り込んで来て仏教は壊滅します。それからハタヨガの宇宙観はヒンズー哲学一色になりました。負けた仏教徒はチベットに逃げて仏教タントラを継承しました。

ちなみに日本の密教はタントラが本格化する前のものなので、クンダリニーやチャクラの思想はありません。また一部では真言立川流というエログロい宗派もあったようですが、タントラとは無関係です。あとインドには、カーマスートラという経典もありますが、あれもタントラではありません。

というわけで今回はプジャピーダアサナです。

1)手をマットについて上腕を外側から内ももで囲うようにします。

2)足首をクロスします。

3)足を持ち上げます。バランス崩すと尻もちをつくので、必ずマットを置きましょう。

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吉田篤司


アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第335回目「ヨガとは何か?その3」

2020-04-28 11:26:39 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第335回目「ヨガとは何か?その3」4月28日

前回からの続き)5世紀ころバラモン教はヒンズー教に変わりました。どこが違うのかというと、バラモンは聖典ヴェーダの神様だけを扱ったのに、ヒンズー教は裏の山の神様だとかの地主神も一緒に取り入れました。「うちの神様祀ったら商売繁盛するよ」といった現世利益を打ち出したので、庶民はみんなヒンズー教に行ってしまいました。(でも神官はやっぱりバラモン階級の専売特許でした)

そのころ、インドでは世界初の数字の「0」を使った計算が編み出されます。桁の繰り上がりができるようになったのです。ヨーロッパではキリスト教で「0」は禁止されていて、使うと火あぶりにされました。使用許可が出たのは17世紀です。

インドの宗教者は数字「0」の理論を発展させて、宇宙の成り立ちを説明していました。現在、量子論でのビックバンとか、さらにはヒモ理論の高次元の考えが、この頃すでにあったんです。凄くないですか?

それで密教がシャーマニズムから高度に理論化された学問になります。エネルギーの研究が始まってタントラが始まります。ヒンズー教では神聖幾何学のヤントラが作られて、仏教では曼荼羅で宇宙観を表しました。

<ヤントラ>

<曼荼羅>

今日のアサナ

マーラアサナをやりましょう。足首をつかんで頭を床につけます。同時に踵も床につけます。なかなか難しいですよ。腰痛に効果があるといわれています。

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