吉田篤司:アレクサンダーテクニークとパワーヨガ

アレクサンダーテクニークとパワーヨガ、特殊呼吸法で全身躍動!脳が目覚める革新BODYワーク!

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第330回目「トリコーナアサナ」

2020-04-21 18:34:36 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第330回目「トリコーナアサナ」4月21日

今回はハタヨガの柔軟系ポーズの中でも基本中の基本、トリコーナアサナ(三角のポーズ)をやりましょう。私はそれほど体が柔らかいわけではないので、こういう柔軟系ポーズはあんまり得意ではないのですが、今回は動画にもチャレンジしてみました。

まあヨガの醍醐味は、曲げりゃいいっていうもんじゃありませんから、別に綺麗にポーズ完成させなくても良いわけなのですが「負け惜しみだな、ハハハ」と言われるのはやっぱりシャクにさわるのです。

さらに「これがアレクサンダーパワーヨガなんだってさ。見ろよ、ダセエよな。こんなのほっておいて、ちゃんとした普通のヨガやろうぜ」とか言われると、私もついついムキになってしまうのです。

それでアレクサンダーパワーヨガのポイントはネックフリーやヘッドリードも重要ですが、内部圧縮させてエネルギーを高めるために、腕と脚は体に向かって伸ばします。指先に向かってのストレッチはやりません。ここが巷の方向性とは正反対の部分です。

1)立ち姿勢で肩は上げないで胸を開きます。

2)次に手で骨盤を持ちます。お腹を引っ込めながらやりましょう。内臓が持ち上がって、胸はさらに内側から開きます。

3)骨盤を手で持ちながら、足を大きく開きます。底辺の長い三角形にします。

4)手で骨盤ごと胴体を傾けます。

5)左右の手を上下に開いてトリコーナアサナです。このとき左右の肩甲骨を胸椎に寄せ集めて、同時に下部肋骨と骨盤で丹田をプレスします。脚の大腿部も引き上げてください。

アレクサンダーパワーヨガ:トリコーナアサナ 丹田圧縮

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吉田篤司


アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第329回目「孔雀でランナーズハイ」

2020-04-21 16:38:24 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第329回目「孔雀でランナーズハイ」4月21日

ランナーズハイとは、運動で体に強い負荷をかけることによって現れる恍惚とした体験です。よく知られているのは、マラソン選手で大腿部の筋肉を酷使することによって、脳内から鎮痛剤の役目をするβエンドルフィンが出るようです。成分はモルヒネとだいたい同じですので、脳内麻薬と言われています。

βエンドルフィンを出すには、別にマラソンでなくても、とにかく自分の限界にチャレンジして壁を超えるようなことをしれば出てきます。脳内の視床下部や下垂体から分泌されます。

私が初めて孔雀ポーズで浮上してから頑張って10秒、20秒とチャレンジしていくと「キャーもうダメー!」となったときに頭の中が真っ白けになりました。まさしく快楽の境地に至るのですが、大切なことはその瞬間から体も心もたくましく激変することです。清潔で意欲的な生活になります。脳内麻薬と言っても、そこが芸能人も手を出してしまう違法麻薬とは、完全に違うところです。

アメリカやカナダ、その他の先進国ではマリファナ解禁になってきていますが、そんなものに手を出すくらいなら、孔雀ポーズをやっていたほうが、ずっと賢いのです。

浮上するコツは、つま先から足首を動かして体を前に向かわせます。崖っぷちから落っこちる寸前で、頭と足は自然と浮かび始めます。これがアレクサンダーテクニークでいうプライマリーコントロールです。

まずは浮上時間0.1秒から始まって、1秒、2秒と少しづつ延長していきましょう。個人差もありますが、10秒を超えたころから異変(良い意味での)が体に起こり始めます。βエンドルフィン出すには「もうダメー!」で墜落しないで、もう一踏ん張り持ちこたえることです。

1秒間浮上成功したからと、それで満足して止めてしまうと、本当の素晴らしさを得ることはできません。私の記録は1分ですが、かなりたいへんです。今回の動画では34秒浮かんでいます。

Alexander Tube Yoga:Lesson19 Float Mayurasana 30sec.

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