吉田篤司:アレクサンダーテクニークとパワーヨガ

アレクサンダーテクニークとパワーヨガ、特殊呼吸法で全身躍動!脳が目覚める革新BODYワーク!

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第350回目「マユーラアサナのやり方」

2020-05-14 17:01:47 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第350回目「マユーラアサナのやり方」5月14日

孔雀ポーズのマユーラアサナは、アレクサンダーテクニークのプライマリーコントロールをダイナミックに体現する、たいへん優れたアサナです。一度プライマリーコントロールを引き出すと、頭頂からつま先までがバーンと伸びて、連続的に途切れのない流れが現れます。そして他のアサナはもちろん、日常生活のあらゆる場面で体の使い方が、良好になります。

アレクサンダーテクニークでこれを引き出すにはルールがあります。

1)首を固めず縮こませない

2)目の動きを先行させる

すると体には次の特色が現れます。

1)頭がリードして体がついてくる

2)背中が伸びて広がる

これらがすべて同時に起こるとき、体に秘めた調整作用、つまりプライマリーコントロールが起動します。

1)マユーラアサナは指先を足側に向けます。

ここでよく肩を上げて首をすくめる人がいます。するとアゴがあがって、見かけも悪いだけでなく、頸椎が押し潰されてしまいます。すると体の流れは台無しになります。

2)両肘をお腹に当たるようにしてスタンバイです。

3)足を交互に上げ下げして、この姿勢にまず慣れてください。

4)次に頭を持ち上げてみましょう。初めての人、初心者はまずここまでできるように練習しましょう。

5)できる人はそのまま進みますが、ここでよくあるのが、頭を上げた状態で両足を上げる人です。実はヨガの教則本でも、そのように指導しているものが多いのですが、それをやるとバランスがかなり難しくなってしまいます。そしてそのやり方だと、プライマリーコントロールを起動するのはたいへん難しくなってしまうんです。

6)アレクサンダーパワーヨガで、もっと簡単に効率よくマユーラアサナをやりましょう。すると今まで何度かやって、できなかった人も意外と簡単にできちゃうんです。ただし簡単といっても練習は必要ですよ。まずスタンバイ。

7)そして頭を少し浮かしながら、体全体を前にバランス移動するんです。すると支点の前腕が前に傾いていきます。

8)さらに前に体を行かせます。これが「頭がリードして体がついてくる」という意味です。感覚的にはかなり前に移動して墜落スレスレまで向かう感じがします。そこが浮上ポイントです。頭と両足をフワッと持ち上げる、というか自然に浮かびます。釣り橋の建設みたいですね。

9)低空飛行に慣れたら、バーンと高く舞い上がります。最初のうちは転倒を繰り返しますが、それは必要な学習のプロセスです。自転車乗りと同じですね。練習での苦しさや痛みに比例してアドレナリン量が増加します。そして体はたくましく生まれ変わるのです。それまでは弱音を吐かないでくださいね。

【アレクサンダーテクニークでやるパワーヨガ Part-21】浮上系ポーズ

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吉田篤司


アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第349回目「パドマ・ジャンプをやろう!」

2020-05-13 17:11:01 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第349回目「パドマ・ジャンプをやろう!」5月13日

パドマアサナとは座禅の座り方です。その姿勢でジャンプします。以前、とても悪い人が最終解脱とか言って、これやってからすっかり醜悪なイメージになってしまいましたが、ご存知の通り、最終解脱とは何の関係もありません。馬鹿も休み休み言えと思うのですが、当時は東大卒の心臓外科医など優秀な人が信じ込んでしまったみたいです。

ちょうどバブル期のころ、TM瞑想というのが流行っていました。古くはビートルズから始まり、京セラの稲森会長も勧めていたし、ソニーの幹部も良い知恵を出すのに実践していました。クリントイーストウッドも長年の実践者です。

それで私もやってみたんです。値段は当時、確か5万円だったと思います。祭壇の前で教師が歌いながら花を捧げてから、マントラを授かりました。やることはたったそれでけでしたので、あっけにとられて「ダマされたー!」と心の中で叫びました。でもせっかくなので、自宅に帰ったらさっそく教えられた通りにマントラを心に思い浮かべました。すると、あら不思議、呼吸は止まり意識は遠くにすっ飛んでしまいました。数分間、初めて無の境地を体験しました。

その後、1週間に1回だったかな?ミーティングがあって瞑想の進行具合のチェックを受けます。そして上級のTMシディ瞑想の紹介などがありました。それがパドマジャンプです。TMでは「ヨギ・フライング」とか言っていて、西洋ではスポーツ感覚でピョンピョンやっていたようです。興味のある人はYouTubeで検索すると出てきます。それを見て私も受講したいなとも思いましたが、3週間の合宿ということで会社員だった私には、まず無理なのであきらめました。

それからちょっとすると、あ奴らの活動がテレビでもよく放映されて、ヤバイ雰囲気になってきたので、私も怖くなって、瞑想だとか神秘思想からは離れることにしました。

それで今になって、パワーヨガのひとつとして、あれをやってみたくなったんです。丹田力を高めるには、良い訓練になります。

1)まず足を組んでパドマアサナになります。

2)膝立ちになります。

3)お尻を下げて、エネルギーを丹田に込めます。

4)上体を起こして一気に跳ね上がります。

5)跳ね上がったら、すかさず膝を上げます。

6)そして着地です。ショックはそれなりにあるので、必ずクッション性のあるマットを使います。「痛くないですか?」最初のうちは、そんなに高くジャンプできませんので、痛いと思ったことはありません。でも打ちどころが悪いと痛いかもしれませんね。まあ、これでジャンプができるということは丹田力がそれなりに強化されていますので、体はうまく着地してくれますよ。武術の受け身みたいなもんです。

一回ジャンプすると、体にバネの感覚が作られるので、数回連続でジャンプできます。練習すると60センチとか飛べるようになるみたいです。(私はできませんよ)

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吉田篤司


指の感度を高める点字トレーニング

2020-05-12 18:32:43 | 美容と健康

指の感度を高める点字トレーニング

アレクサンダーテクニークやクラニオセイクラルセラピーの指の感度を高めるために点字を練習してみました。最初はどの字を触っても、全部同じに感じたのですが、やっているとだんだん違いが分かるようになってきました。ホント不思議です。

そしてさらに不思議なのは、脳内に何か新しい地図ができたような、別次元の世界を垣間見たかのような気分になったことです。

五感には
1)視覚
2)聴覚
3)味覚
4)嗅覚
5)触覚
があります。

ハンズオンワークでは、触覚が大きな要素をしめます。それでこれを皮膚感覚というのですが、表層感覚と深部感覚に分かれます。

0.1mgの超軽量タッチでは、この表層感覚を使います。深部感覚に行ってしまうと、残念ながら表層感覚は押し殺されて、感度が低下してしまうのです。アロマを嗅いでいるうちに、何の香りなのかわかんなくなるのと同じです。

皮膚には4種類の感度センサーがついていますが、そのうち「メルケル細胞」のしくみがわかったのは、ごく近年の2014年のことです。メルケル細胞が集中している体の部位は、なんと指先だったのです!指先が物に触れて、わずかな圧力がかかると、ピエゾ(圧電効果)によって、電気信号が生じるそうです。

こういうことがわかると今まで0.1mgタッチの効果に懐疑的・疑問視していた人も、ちょっとした理解の糸口になることでしょう。そして同時に、強押しマッサージと軽量タッチは両立できないことも、納得しますね。

クラニオセイクラルセラピーの次回の3日間集中コースは、現在コロナ防止のため、まだ開催日程が決まっていません。早ければ6月、できれば7月には開催したく思っています。(決定したらブログ報告します)

それまで点字で指の感度を鍛えておくと、よいかもですね。

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アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第348回目「簡単なポーズはそれなりの効果」

2020-05-12 18:01:31 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第348回目「簡単なポーズはそれなりの効果」5月12日

「簡単そうだからやってみよう」というのがあります。それはそれで良いことですが、簡単にできるYOGAポーズは、やっぱりそれなりの効果しか出ません。

一方、難しそうなポーズを見ると「自分にはできっこない」と決めつけて敬遠してしまうのです。私は最初は、きっと日本人の謙虚な作法でわざと慎み深く遠慮しているのかと思ったのですが、どうやら違いました。

あまりにも体がなまってしまっていて、頭を使ってあれこれ動くのが面倒くさいのです。これはズバリ老化現象の代表です。中には「このまま静かに余生を過ごしたいの」という人もいますが、年齢20代にしてそのザマじゃこの先もうないでしょう。これは私自身の体験ですから間違いありません。それで去年、53歳になってからパワーヨガに目覚めたわけです。

大切なのはやはり「できなくてもちょっとやってみようかな」という好奇心です。モチベーションです。そしてさらに大切なことが、そう思ったら即実践することです。「やろうとは思っている・・・」ずっと何年もそういうことを言い続けている人がいますが、永久にそのままのことでしょう。

1)指先を後方に向けてマットに手を置きます。そして右ひじをお腹の中心に当てます。

2)左手と両足を伸ばしてスタンバイ。腹筋はある程度、力をこめてください。たるんでいてはいけません。

3)まずは頭を持ち上げてみましょう。

4)手と足をゆっくりと慎重に少しずつ、バランスをとりながら持ち上げていきます。

5)まず低空飛行を練習しましょう。

6)心の平静を保って余裕が出てきたら、高く舞い上がるのにチャレンジします。たとえ一瞬でもできたら、そこで体の内部で筋反射が起こります。それがエネルギーを爆発的に高めてくれます。「なあんだ、一瞬だったら誰でもできるさ」そういう人は、さっそくやってみましょう。

【アレクサンダーテクニークでやるパワーヨガ Part-19】アドレナリン放出

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吉田篤司


代々木八幡:縄文時代の日本ハウス

2020-05-11 21:57:30 | 日記

地下鉄に乗ったら結構、高密度だった。紫外線を浴びに代々木八幡の縄文時代の日本ハウス(実物大レプリカです)に行った。よその国なら銃殺かな。

ここの神社はちょっとした森になっていて、芸能人が仕事お願いに、よく来るそうです。

縄文時代の思考に戻ると、何か良い知恵がでるかも。