ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

11/24日 雨乞岳と御在所岳 その5:まだ雪の無いスキーゲレンデを通り、御在所岳の山頂につく

2015-12-02 07:15:57 | 草花
御在所岳の山頂間近に来ました。
山頂に至る道はいくつかありますが、今回はまだ雪が来ていませんので、スキー場のゲレンデを横切って登っていく道を採りました。
風がビュービューと強く吹き荒れていて、おまけにかなり冷たいのです。風はこの時に一番強まったように感じました。
着ていたポンチョが風で激しく煽られますが、これがかなり有効な防寒(防風)着となっているので、構わずに着続けています。

スキー場のゲレンデに下りる ↓

アスファルトの簡易舗装道路から離れて、一旦、スキー場のゲレンデに下りて行きます。



スキー場 ↓

ここには人工降雪機もあったと思いましたが、まだ寒さが足りないのでしょうから、それの出番はなくて、ゲレンデはただの芝枯れた裸山になっています。



リフト ↓

このリフトは、一等三角点の山頂まで通じるものですが、この時は風が強くてリフトに乗る観光客もいません。



ゲレンデの端に出る ↓

ゲレンデの端に歩道が付けられていたので、そちらを歩きます。



山頂直近 ↓

登山道というよりも遊歩道を登り詰めていきます。



山頂 ↓

山頂部は広くなっていて、天気が良ければ見晴らしの良い場所なのですが、今回はそれが生憎になっています。



仰々しく…↓

この場所が山頂であり、一等三角点が設置されているということを仰々しく標示してあります。



一等三角点標石 ↓

状態のよく保たれている一等三角点ですね、保存状態は最良の部類ではないでしょうか。



あちらに最高地点あり ↓

一等三角点のところから南西方向すぐのところに、もう少し高い場所があります。あちらが最高地点となります。



そこまでの道 ↓

最高地点まで行ってみることにしました。



最高地点 ↓

こちらが御在所岳の一番高いところのようです。



望湖台 ↓

足元に”望湖台”とあります。ここで望む湖となると琵琶湖のことでしょうね。



一等三角点方面 ↓

一等三角点のある山頂方面をかえり見ます。



ちょっと休憩 ↓

一等三角点のところに戻り、ちょっと休憩を入れます。風が強すぎるので、山体の背後に逃れます。



下って行く ↓

この階段で山頂から下って行きますが、始めに横風を受けて、バランスを崩し、倒れてしまいました。
気持ちを引き締めなおすのには良い、警鐘となりました。



何やら石碑 ↓

山上の一角に何やら石碑が建っています。
近づくと「大自然 自然のままに美しく 鈴鹿国定公園」と刻まれていました。
これも仰々しすぎる感じでしたね。 自然のままでないのはこの石碑自体ではないのかとツッコミが入るところです。
コメント (4)
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11/24日 雨乞岳と御在所岳 その4:国見峠を経由して、御在所岳の山上台地に至る

2015-12-01 07:15:08 | 草花
♪なかなかに心をかしき臘月(しはす)哉  ♪  松尾芭蕉
 
江戸時代は師走を臘月とも言っていたようですね。この時代の師走は、今冬でいえば来年の1月10日から2月7日を指すようです。
なお、花木のロウバイはこの臘月に咲くので、そう名付けられたと聞きます。

♪髪切りて師走の街にまぎれ込み  ♪ 赤木 範子 お正月前にさっぱりしておきたいですね。

♪大空のあくなく晴れし師走かな  ♪ 久保田万太郎 こんな空がなかなか見られなくなりました。

♪病む師走わが道或はあやまつや  ♪ 石田波郷 師走は自省の季節でもありました。


さて、この記事では、沢筋を詰めて国見峠で稜線に乗り上げ、そこから御在所岳の山上台地に至るまでの道のりをレポートします。
稜線歩きでは冷たい強風が吹きすさんでいましたが、残念ながら、それを写真では表わせていません。

上水晶谷 ↓

ここから国見峠まで標高差300メートルの登り道は、すべて沢に沿って付けられています。
沢の名前は上水晶谷というそうです。



上水晶谷の滝 ↓

この沢筋にも滝が出てきます。これは一番見栄えの良かった滝で、落差は3メートルほどでしたでしょうか。



シャクナゲ ↓

このあたりの石楠花群落はかなり広範囲でした。花が咲けば壮観でしょうね。



ミヤマシキミ ↓

蕾のミヤマシキミが出てきました。



沢沿いに行く ↓

沢沿いに行く道は思いのほかに長い道で、ここでも飲み水の苦労はなさそうだと思いながら歩きます。



ショウジョウバカマ ↓

今山行で初めて身近に見ましたが、きっとほかでもあったことでしょうね。花が咲いていない季節なので、注意力も散漫になっているでしょうから・・・・。



バイカオウレン ↓

ここで、バイカオウレンの葉を見ました。花の時季に合わせれば、良い景色になっていることと思います。



沢の中 ↓

上部に来ると、沢の水が涸れてきて、やがてその涸れた中を歩くようになります。


詰めた ↓

行く手に大岩が通せんぼするようにあり、これで沢筋は詰まったようです。



国見峠 ↓

岩の裏手に峠がありました。



国見峠 ↓

この峠は背後(北)に国見岳を持つ、稜線上の鞍部であり、ここから東に下る道は御在所岳の裏登山道となっています。
小生はここから稜線を南進して御在所岳を目指します。
稜線上に出たら、途端に、冷たい強風が吹き荒れていて、ポンチョがあおられっぱなしになります。



山上台地目指す ↓

この尾根筋の道にも、水場が一か所ありました。



えぐれた道 ↓

花崗岩が侵食されて、えぐれたようになった道を行きます。



山上台地に着 ↓

山上台地に着きますと、目の前にアスファルトの簡易舗装の道が広がります。


朝陽台 ↓

白いドームは御在所レーダ雨量計で、国土交通省が設置したものです。



山上の車道 ↓

こんなところに車道があって、実際に車も入っているのですが、どうやって車両を運び込んでいるのか、いつも疑問に思っています。
コメント (6)
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