ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

12/01日 棚山・宇連山・鳳来寺山 その3:宇連山山頂までは林道と山道のコラボレーション

2015-12-07 07:16:03 | 草花
棚山は”棚山高原”とも、言われていて、広い高原状になっています。
そこの標高がすでに700mほどありますから、宇連山(929m)との高度差はいくらもありません。
ここから宇連山に行く道は二通りあって、一つは尾根の下の林道を歩く道であり、もう一つは尾根筋の道で、たくさんのアップダウンと繰り返す道です。
一筆書きに拘っていますので、今回は往きに下の林道コースを採り、帰りに尾根のアップダウンコースをとることにしました。
往きのこの道がまた不思議な道で、林道~山道~林道~山道~林道~山道と出会って、別れてを繰り返します。
今回はその区間約3kmを歩いた後に、宇連山の山頂に着くまでをレポートします。

発破で崩した名残 ↓

山側の岩に無残に詰め痕が残っているのは、ドリルで削って、発破で破砕したものでしょうね。



一旦山道に入る ↓

ここで林道と別れて山道に入ります。


大島の滝 ↓

落差70メートルあるとされる大島の滝ですが、そのことを実感できませんでした。



ツルリンドウ ↓

この時期の赤い実は見つけてうれしいですね。



水を頂く ↓

沢と山道が近づいていますので、沢に下りて水を頂きます。のどが潤された感じで、おいしく飲めました。



ミヤマシキミ ↓

定番の姿ですね。


ユズリハ ↓

この地方ではユズリハをよく見かけます。



新しい橋 ↓

沢に真新しい丸木橋が渡してあります。うれしい心遣いです。



センブリ ↓

花の終わったセンブリが出てきました、元気づけに苦い葉を一枚頂き、脳の活性化を促します。
これからすぐに、林道歩きに切り替わります。



林道からまた山道に ↓

そして、また山道に入ります。 これからは林道歩きは無くなり、いよいよ宇連山の山頂を目指すことになります。


ヒノキの植林 ↓

最初はあまり手入れのされていない、ヒノキの植林の中を行きます。



次に灌木帯を歩くようになり・・・・、



こんな標識を横目にして進んで行きます。



急傾斜にロープ ↓

ここは新しくできた道のようで、笹のブッシュを刈り払い、斜面が急傾斜ですので、ロープを張ってあります。 以前はこれよりも左側に道がついていたと思いました。


この先に山頂 ↓

山頂に近づくわくわく感・・・・さぁどんな景色が待っていてくれるのか。



山頂の三角点標石 ↓

二等三角点の石柱上面での標高は929.3メートルとなっています。



山頂の表示 ↓

国定公園内で、東海自然歩道上の顕著な峰ということで、立派な看板が立っています。
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12/01日 棚山・宇連山・鳳来寺山 その2:棚山の高原台地に着き、宇連山目指して林道歩き

2015-12-06 07:15:10 | 草花
ここのところ体調不良を来たし、ネット対応に遅れが出ていることをお詫びいたします。
12月4日の朝が最低コンディションであり、以後、二日間を安静にして過ごしていましたので、今朝からはやっと布団をしまい、起き上がって生活できる程度にまで回復しました。
これからぼちぼちと元に戻していきますので、この間の遅速さについては大目に見てやってください。

テンナンショウ属 ↓

赤い色がきれいです。


寝観音の分岐点 ↓

いつもなら寝観音にお参りしていくところですが、今回は割愛します。
ここからは通行止めとなっている道を、自己責任で歩いていきます。



道に木の枝が散乱 ↓

木の枝が道に散乱しているので、時々は足をとられたりします。



樹間にやや黄葉 ↓

ささやかな黄葉ですが、出てくれば、お付き合いしていきます。


キジョラン ↓

アサギマダラ幼虫の食草と聞きますが、その幼虫をまだ一度も見たことがありません。



階段が空しい ↓

誰も通らない道に樹脂製の階段が残っています。
この道が一刻も早く復活することを願っています。



へつる道 ↓

へつりながら進む場面も出てきます。


少し紅葉 ↓

素敵な紅葉を愛でることも忘れません。



崩落個所 ↓

この付近で斜面の崩落個所があり、それがために、通行止めしているようです。
慎重に通過します。



ムラサキシキブ ↓

慎重に通っているときに、目の前にムラサキシキブのきれいな実を見つけました。



高度が上がって来た ↓

山の高度が上がってきて、あたりに清浄な雰囲気が漂い始めます。


もったいない ↓

しばらく途切れて居た樹脂製の階段がまた、姿を見せます。せっかくの設備がもったいないので、この道が早く復旧してほしいものです。



休憩場所 ↓

尾根上に休憩施設があり、見晴らしも良かったと思いますが、今は周りの木の枝が邪魔して、それほど良くはありません。



吉祥山 ↓

吉祥山はしっかり見えていました。



ミヤマウズラ ↓

この山行で唯一見かけたミヤマウズラです。葉に斑が入って、厚くて柔らかそうな葉がお気に入りです。



紅葉のスクリーン ↓

棚山の山上台地に乗り上げる直前に、素敵な景色がありました。



山上台地に到着 ↓

山上台地に着きました。山麓から山道を歩いて1時間40分経ちました。



奥の小屋で軽食タイム ↓

道の奥で、日陰になったところに東屋があります。そこで軽食タイムにしましょう。



高原内を水平移動 ↓

お腹に詰めた後は、次なる目的地の宇連山を目指して、高原内の広い道を進みます。



林道歩き ↓

林道と山道が縫うようにつけられていて、林道に出たり、山道に入ったりしながら歩くことになります。
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12/01日 師走の始めは東三河の山歩き その1:愛知県道32号線を歩いて登山口に近づく。

2015-12-05 07:15:26 | 草花
この冬に山のお友達と、県境稜線沿いに遠州の低山歩きをすることになっています。
その距離が22kmほどありますので、時間内に歩けるかどうか心配になり、それなら実際に、山道を長い距離歩いて「本番」の判断材料にしようということで、ちょっと気張ったコースを組んでみました。
それは、棚山から宇連山に行き、別の道を使って、棚山まで戻り、勢いをつけて鳳来寺山まで周回しようという試みでした。

実際に歩いた距離は22kmにはほんの少し足りませんでしたが、時間はたっぷりと掛かり、下山した時はあたりが真っ暗闇になった午後7時20分過ぎでした。

つまり小生の足では、時間内に「本番」をこなすには無理があるということが露呈しました。
まだ、元気はあるので、長く歩くことは可能なのですが、膝の不具合によって、下りで難儀していますので、時間が大幅に掛かってしまいます。

朝の早出で、夜遅くに戻るという”悪いクセ”が出てしまいました。

そのレポートはシリーズを七回に分けてやっていきます。
位置図 ↓




鳥瞰図 ↓

カシバードで鳥瞰図を作りました。時計回りで歩いています。



実行図 ↓

駐車場所から時計回りで、一筆書きに歩きました。


断面図 ↓

登りも下りも急傾斜でした。



駐車位置 ↓

いつもの、山肌に墓地のある場所から歩き始めます。



電車の軌道跡地 ↓

廃線になった電車の、軌道敷きの跡地を、少しだけ、歩きます。



愛知県道32号線 ↓

車道に出て、対向車から小生が邪魔にならないよう、かつ、人が歩いていることが目立つようにして歩きます。
この県道部分の歩きは2km弱あります。



大きな石 ↓

道端の大きな石はそのものズバリの「三河大石」というもので、これに因んで、ここの地名も「大石」です。
昔むかしに山から転がり落ちたと考えられているそうで、岩質は松脂岩ということです。
ここから県道と別れ、地内の道を歩きます。



大石地内の道 ↓

早朝の静かな道を歩いていきます。



「榊」買取ります。 ↓

信仰心が篤いのでしょうか、お榊が商取引できるようです。



モチツツジ ↓

モチツツジは時々季節外れに花を見せてくれることがあります。



道から外れる ↓

ここで”地内の道”から別れ、山に入る道を採ります。しかし、まだ山道ではありません。
この入口のところにこれから歩く山道は通行止めと標示してありました。



ここで体操 ↓

ここまで歩いてきて、体が温まったところで、ストレッチと準備体操を入念に行います。 



朝の光 ↓

体操中に、向かいの山の頂付近に、朝の光が直接当たり始めました。



石仏のお出迎え ↓

いつもは下ってきて見る、観音様ですが、今回はここで、入山の挨拶をしていきます。



壱丁 ↓

この丁目標石は、途中にある寝観音(山寺の寝観音または、副川の寝観音)までの案内のようです。



リンドウ ↓

リンドウが出てきましたが、もう花を開くことはなさそうです。



山道 ↓

寝観音の参詣道が山道になっています。この道の丁目ごとに、石仏が置かれています。



休憩施設 ↓

このような施設も、ここを歩く人があってこそのことで、人が通らなくなった今は、無聊をかこっています。



荒れた植林 ↓

道に杉の小枝が散乱し、間伐も手入れもされていないようで、寂しいことです。
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11/24日 雨乞岳と御在所岳 その7(最終記事):武平峠に下り、帰宅の途につく

2015-12-04 07:15:45 | 草花
このシリーズの最終記事になりました。
ここでは武平峠までの崖の下り道をソロソロと慎重に下って行きます。

もう30年ほど前のことになりますが、、この道を初めて通った時は、登りでもありましたので、それほど感じなかった怖さですが、膝を痛めて、足の踏ん張りがきかなくなった今では、この道を、下りに通るときは、相当怖い道となってしまいました。

急な道の始まり ↓

崖のような道が始まりました。



眼下に峠道 ↓

はるか眼下に、帰着地点の車道が見えています。



日の差した雲母峰 ↓

雲母(きらら)峰に日が差してています。雲母峰を眺める本日最上のものでした。



その左に街並みと海面 ↓

雲母峰の左側に四日市の街並みと伊勢湾が見えています。



こんなところも ↓

岩を回り込んでいきます。登りに使うときは割合簡単なのですが、下りでは怖い思いをします。



険しい ↓

足元は細かい岩礫がありますので、滑らないように気を付けていきます。



鎌ヶ岳 ↓

先ほどかかっていた雲も取り払われました。



樹林の中へ ↓

切り立った岩場は終わり、樹林帯の中に入っていきます。



あそこまで ↓

眼下に見える車道は武平トンネルをくぐった滋賀県側です。あそこに車を止めていますが、もういくらもないところまで来ています。



鎌ヶ岳 ↓

これが今回見た最後の鎌ヶ岳です。一番近づいて撮った画像となります。



四日市平野 ↓

伊勢湾と四日市平野を見下ろします。今頃になって晴れ間が出てくるなんて皮肉ですね。



武平峠 ↓

ここが御在所岳と鎌ヶ岳を結ぶ稜線の最低鞍部になります。ここから車道に下る道を採ります。



広くなった ↓

心持広く、緩傾斜になった道を下って行きます。



トンネル上部 ↓

武平トンネルの上部から滋賀県側の道路を見下ろします。



国道と合流 ↓

下りてきました。



武平トンネル ↓

このトンネルの向こう側は三重県で、今この身体は滋賀県にあります。



歩行数 ↓

相当な数を歩いた実感はありますが、従来と比べると、歩行計測器の感度がプラス気味かなと感じています。
とまれ、正味では8時間ほど歩いたことになります。
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11/24日 雨乞岳と御在所岳 その6:山上の神社にお参りしてから、武平峠に下って行く

2015-12-03 07:19:15 | 草花
昨日の朝とは違い、随分ぬくとい朝となっていますが、今は雨が降っています。
この雨は午前中には上がりますが、気温のほうはこれからいくらも上がらない寒い一日となるようです。
こういう時は風邪などへの用心が必要です。どうかお気を付けてお過ごしください。

御在所岳の南にある、鎌ヶ岳に向かう尾根は、中間の武平峠まで高度差300mほどを一気に下ります。
この下り部分に大変急な崖の道があり、通行に注意を要するところです。

以前かわいがっていた犬を連れてこの道を通りましたが、ある部分に来ると、犬が怖がって、きた道を引き返してしまいます。
そんなに怖いのなら抱いて下ろうと思いましたが、絶対に抱かせてはくれず、上へ上へと逃げて行ってしまいます。
仕方がないので、別の道をとって下ったことがあるくらい、急なところなのです。
山頂部分でひどかった風も幾分弱まり、空のほうも、待望の晴れ間が期待できるほどに明るくなってきています。

長者池まで ↓

山上に池があるので、そこに立ち寄ることにし、きれいな道を下って行きます。



長者池 ↓

山上の池で、これを飲み水に使うので、銭を投げ入れないようにと注意書きがありました。
この池には小詞が祀られていて、御祭神は八大竜王だそうです。



次なるは ↓

八大竜王の次に、比較的大きな神社を目指します。今度は道のわきに石柱が建った道です。



鳥居付き ↓

結構立派な石の鳥居が見えています。



御嶽大権現 ↓

立派な建物がありますが、人っ子一人見当たりません。お参りを済ませて、車道に戻ります。



両方の分岐点 ↓

車道上には、八大竜王と、御嶽大権現の分岐点がありました。
寄り道が終わり、武平峠に向かっていきます。



まだ続く車道 ↓

車道がまだ続きますが、無人の道となっています。



車道の終わり ↓

やがて鎖が張られて、車道が終わりました。その横に登山道の入り口がありました。



ここから ↓

ここから山道に入っていきます。注意書きの中にクマ出没という項目がないだけ安心ですね。



えぐれた道 ↓

国見峠から御在所岳に向かうときもこのようになっていましたが、御在所岳から離れる時も同じような道になりました。



時には平たん路 ↓

いきなり急峻な崖が出てくるわけではなくて、助走区間的にこういう優しい道もあります。


笹の間 ↓

優しい道はこの辺が最後で、これからすぐに崖の道が始まります。



雲母(きらら)峰 ↓

待望の晴れ間が出てきて、東方面の視界が得られるようになってきました。
目の前は雲母(きらら)峰で、山の先には四日市の街並みが広がります。



鎌ヶ岳 ↓

目の前の鎌ヶ岳も雲が取れてきました。
しかし、この日に歩いた、雨乞岳や御在所岳は、最後まで全貌を現すことはありませんでした。



御嶽大権現 ↓

わずかに先ほどお参りした、御嶽大権現の建物だけは、山の端に見えていました。



人の形 ↓

この岩は人の形のように見えますね。
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