闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

2011昇段・昇級審査 

2011年02月15日 | 道場日記

 風邪やインフルエンザなど流行っている中、文庫では白帯から茶帯まで全員無事に受審させていただくことができました。稽古を追い込んでいく中、次々と皆が体調を崩していき心配だったので、本当によかったです。

 16時半からは、緑・茶帯の昇級審査と同時に1級の先輩方の昇段審査が行われるということで沢山の黒帯の先輩方や東神奈川道場・横須賀道場のお仲間、他道場、文庫からも多くの応援・見学の方々が足を運んでいらっしゃいました。

 今回昇段に挑戦されたのは、西山先輩・木戸先輩・渡辺先輩の3名でした。大会出場はもちろんのこと、行事・大会スタッフなどでもいつもお顔を拝見している大先輩です。長いキャリアにもかかわらず、いつもこちらが恐縮するほど謙虚で、優しく接していただいていました。

 4級から2級の皆さんと移動・型を全て一緒に動き、その後1級の課題を・・・。4時間ちかく動いた後、壮絶な昇段の組手です。本当にどれほど稽古をしたら、あれだけ動けるのでしょうか?皆様壮年と言われる年齢ですが、本当に恐るべしです。

 ここまでの道のり・・・平坦だったはずはありません。それぞれ空手を続けていくのに障害となるような出来事、怪我などおありになったのではないでしょうか。多くの試練を超えてあの場に立っている。
 時に励まし、ともに歩んでこられた師範や保本先生、茂木先生はさぞやお喜びになっていることでしょう。

 そして、黒帯になられれば、また筋金入りの新たな道を歩まれる。
 私には経験したことがないことなのでわかりませんが、大変さにあまるほどの良さがきっとあるのではないでしょうか。

  

 ご無理をお願いして終了後、お写真を撮らせてただきました。いつもどおり、こころよく応じて下さいました。そこがまた本当に素敵でした。ありがとうございました。

 

 

  同じ時間に上級の審査を受けさせていだだいた文庫の子ども達です。審査を無事に終え、充実したいい顔してます。今年中学生になる6年生も多く、小さかった昔を思うと、みんな立派に逞しく成長しました。今回は皆で審査を受けれて、心強かったのではないでしょうか。これからいろいろあるでしょうが、何年かかってもこの中に黒帯になってくれる子がいると嬉しいな・・・。
 もちろん今日審査受けなかった皆さんにもお願いね☆

 センセーは、自分が初段の昇段組手の時、大好きな先輩方にしていただいたように、「よく来たな。」と思って組手の相手をさせていただいていると以前言っていました。
 これからもみんなの組手の相手ができるよう精進していきたいそうです。

 今回審査を受けなかったみんなもずっとずっと先の目標でもその方向を向いて、あきらめずに頑張っていけたらいいですね。みんなで稽古頑張りましょう。

 押忍