闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

遅くなりましたが・・・審査お疲れ様でした

2011年09月07日 | 道場日記

 遅くなってしまいましたが、日曜日に昇級審査を受審された皆様、本当にお疲れ様でした。ご家族の皆様もご理解・ご協力いただきありがとうございました。また師範はじめ審査いただきました指導員・先生方誠にありがとうございました。事務局の皆様お世話になりました。

 白帯のみんなは初めての審査どうだったかな~?オレンジ帯、黄帯、緑。茶帯の皆さんもそれぞれの階段を無事のぼることができたでしょうか?帯が上がれば上がるほど、当然求められることも難しく、大変かもしれません。でも、皆さん気がついたら上の段の方にいたわけではないと思います。みんな一段、一段大切に積み重ねてきているはずです。

 色々事情や環境の変化があって、何年かぶりに審査を受けられた方も多くいました。でも昇級をしようと覚悟を決めて、稽古をしてきていると思います。

 上手くいくこと、いかないことあると思いますが、足を上げて一歩前に進もうとしたその気持ちを大事にしてこれからも頑張って欲しいと思います。皆さんの一歩に勇気をいただきました。

 私事ですが、最近立ち止まらなければならないことが多々あったりします。時にはうずくまって泣きたい気持ちになってしまうことも。でもそんなとき、今は立ち止まっていても絶対に前を向いているんだと思うことができています。これは絶対に空手のおかげだと思っています。
 昔よりは相当へこたれなくなりました(笑)。

 そしてそれは間違えなく、いろいろあっても一緒に頑張って空手を続けている仲間のおかげです。

 試合や審査、稽古、私生活と、場所が違えども、同じ時を生きているみんながいるからです。

 「大変なのは自分だけじゃない!!」

 そう思えるいろいろな出来事が誰にもあると感じることができるからです。

 今回は審査を見送った方も、最近立ち止まっている方もぜひ、

 次の審査、その次の審査、またその次の審査・・・。

 とにかく、頭の片隅に置いて、稽古をつみ、目指してみてください。

 そろそろ受けたらとセンセーから言われることもあれば、もう少し時間が必要だとセンセーに言われることもあると思いますが、続けていくということは先があるということなので。もしその時期に来て日程が合わなかったり、不測の事態が起きたら、また次を目指して稽古する。

 会員証の更新をしていない人、出席の丸付けをためている人、写真を貼っていない人、道着の名前が薄くなって消えてしまっている人、サポーターの足りない人、審査の項目や筆記試験の内容がわからない人、審査記録申込票が見当たらない人、間際ではなく、今から準備してください。稽古の前後でも稽古に出れないときでも構いません。

 もちろん、月謝や年間登録料の未納もご確認ください。

 審査の回を重ねるごとに、色々なことを意識し、少しずつ整えていってください。

<空手道の礼儀>

 空手道は相手を殺傷することを目的とし、心と身体をぶっつけ合って闘争を行うことから発生した武術であるから、空手道に礼儀がなければ、その闘争本能をむき出しにした野蛮で暴力的な、強いものが勝ちの猛獣の闘争のごときものになってしまう。
 空手道が人間形成の道として行われる以上、自己の研鑽に協力してくれる相手を尊重し、尊敬することはもちろん、指導してくれる師に対し、先輩に対し、修行の場である道場に対し、さらには自分を現在の環境におくことにできる、すべてのものに対しての感謝の気持ちが礼として表さなくてはならず、起居・動作・言語服装些細なことに至るまで礼儀作法にかなうよう心掛けなければならない。

 この文章は、緑帯(4級)になる審査の筆記試験で書けなければならないものです。どんなに学年が低くても受審する以上、この長い文章を覚え、書きます。
 小さな子ども達にとっては、難しい言葉も含まれていますが、これを覚える努力、そして心掛けていくことが必要とされるのだと思います。

 学びの旅は、まだまだ終わりません。一歩一歩また頑張っていきましょう。

 とにかく前を向いて。

 あきらめなければ終りはない。

押忍