闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

さよならは言わない

2012年03月25日 | 道場日記


私が、釜米さんで大量の飲物を買ってくると

すっと寄ってきて、一緒に運んでくれようとする

私が、道場をめずらしくお休みすると

「風邪ひいてたの?」と優しく声をかけてくれる

誰かが水筒をこぼすとぞうきんを

われ先と取りに走ってくれる

分け隔てなく、わざとらしくなく、自然に

小さい子に手を貸してあげる

貴女の息子さんはそんな子です。

きっと、きっと、人として大切なことを沢山伝えてこられたのでしょうね。

横須賀大会で初勝利をプレゼントしてくれた息子さんを

「沢山、沢山、抱きしめてあげてくださいね」とお話しすると

目にいっぱい涙を溜めて、大きくうなずいてくださいましたね。

もっと、もっと、ぎゅーっとしたかったよね。

私も

もっと、もっと、お話したかったです。

道場にいて10年。

「おかあさん、素敵な人ね~」

「おかあさん、キレイよね~」

この問いかけを否定した男の子はひとりもいません。

もちろん、息子さんも例外ではなく

笑顔でうなづいてくれていました。

今日の夜空はめずらしい空でした

大きな星の下に

小さな星

その下にゆりかごのような月が横になっていました

大好きなおかあさん

お星様になっても

ずっと見ていてくださいね。