闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

向かい合う立場

2014年05月11日 | 携帯から
 本日行われた、酒巻さんの昇段祝いと酒巻さん・彩音・新井さんの全関東大会祝勝会には、日曜日の午後、母の日の設定だったのにかかわらず(ごめんね~)お忙しい中、一般部・少年部合わせて49名の皆さんが道場にご参集くださいました。
 皆様から沢山の差し入れをいただいたり(写真に写ってないで食べたり、飲んじゃったものも沢山あります)、出席できなかった酒巻さんと仲良しの木村指導員と小林さんからはサプライズで素敵なお花が届きました。ありがとうございました。

 会の最初にはまず、今回の主役である酒巻さんから昇段にいたるまでのお話や試合出場にいたるお話をしていただきました。その後、全関東大会優勝の彩音と準優勝の新井さんからみんなにお礼の言葉をいただきました。一般部はもちろん、少年部の皆もしっかりと聞くことができました。
 会が始まると高学年のみんながジュースを持って、率先してみんなに飲み物をついで回っていました。例のごとく食べ物に気がいって誰かがジュースをこぼす(笑)と雑巾を取りに走り、楽しみながらも仲間に気を配れるようになっているみんなの成長が嬉しかったです。

 せっかく大人と子どもが集まる機会ですので、少年部の皆にはひと言づつ前に立って話してもらいました。みんなとても緊張していてかわいかったですが、子どもたちにとってはすごくいい経験になったし、それを微笑みながら聞いてくれている大人の皆さんも暖かい目で見守ってくださっていました。その後は今回出席してくれた中高生たち4人にも話してもらいましたが、昔は小さかったみんなもそれは大きく今は立派になりました。これからさらに大人たちが闘っている時間の制約や誘惑もあることと思いますが、頑張っていって欲しいと思います。

 先々週の少年部の稽古で、最初の基本稽古の時、前列の5級以上の何名かが前列から外されました。前列とは少年部の稽古では、その他の稽古生のみんなと向かい合って見本を示す役割もある列のことです。
 「稽古に来る前にそれぞれ忙しかったり、色々あったのかもしれない。だけど前列に立っているからには、見本にもなれないほど力も気も入れないのなら下がってもらう。」
 「これからみんなにもきっと空手以外でもこうして人と向かい合う立場になることがやってくるだろう。家庭だったり、仕事だったりの場でもきっとそういう時がくる。」
 「その時の自分のできうるかぎり全力を尽くしその場に立つ。それでももし向かい合っている相手に伝わっていないとしたら、伝わらない相手を責めるんじゃなく、自分にまだ何かが足らないか、伝える方法が違っているか、まだあるんじゃないか、と考えてみたらいいと思う。」と話していました。
 小さなみんなにはまだよくわらかないところもあったと思いますが、みんな神妙な面持ちで聞き入っていました。センセーあんまり毎回そういうこと言わないので・・・。

 今回昇段された酒巻さんにも29日(木)の20時からのクラス(奇数週)で指導補助に入っていただくこととなりました。まさに皆さんと向かい合う立場です。黒帯さんは傍から見ていても本当に大変なこともあると思いますが、「だからこそ価値がある」ものなのでそうです。
 
 酒巻さん、昇段・優勝本当におめでとうございます。みんなのこと宜しくお願いしますね。
彩音、新井さん優勝・入賞おめでとうございました。全関東大会に出場された皆さんお疲れさまでした。
審判やスタッフでご協力いただいたみなさんありがとうございました。
 本日、ご参集くださった皆様、来れなかったみんなもホントありがとう!!


 尚、5月26日(月)から一部時間割が変更されます。(詳細は後日)

稽古待っています。

 押忍

酒巻さん昇段祝い&全関東大会祝勝会