闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

ミッションインポッシブル観てきました!!

2015年08月11日 | 道場日記

 

映画『ミッション:インポッシブル』トム・クルーズメイキング映像

やっときた?夏休みのつかの間の楽しみってことで…映画好きのセンセーとトムクルーズさん主演のミッションインポッシブルを観てきましたぁ^o^

いや~無駄なシーンが一瞬もない、素晴らしくカッコイイ映画でした。
トムクルーズさん(53歳)は、こだわりがあって、空中、カー、バイクなどのアクションシーンもスタントを使わず全てご自分でやるそうです。

息をのむ、圧巻のスリリングさの連続でした☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
アクションのはいっている映画を観るといつも思うんですけど、やっぱり最後は信念と賢さと素手素足での腕っ節の強さ必要ですよね~。
そして…仲間を思う強い気持ちo(^▽^)o

トムクルーズさんは、生まれつき字を読むことが出来ない失読症という障害を持っていて、夢を諦めず俳優として生きる為に台詞の全てをテープにおこし耳で聞いて覚えていたそうです。今は克服できているようですが、その作業にはとても、とても時間がかかり、そういったところも実は努力の人でもあるのです。

とてもいいリフレッシュになりました。
子どもには少し難しい映画かもしれないけれど、もしよかったら(^_-)-☆

さてさて、試合を終えた皆さんですが、達成感とともに身悶えるほどの悔しさも感じているかもしれませんね。
ここまで一年間準備してきたご本人並びにご協力いただいてきたご家族の皆さんも安堵感とともに何だか気が抜けてしまうような気持ちかもしれません。

ドリームカップのパンフレットに1582通りの夢とありましたが、それぞれの事情を抱えながらも、この夏に全てをかけてきた人達もしばしの休息をとった後、また次の夢への一歩を歩み出していらっしゃるかもしれません。

センセーも今年は4週間前に大腿二頭筋の部分断裂(肉離れ)をおこし、その時点で歩くことすら出来なくなってしまいました。幸い手術は免れ、指導も休まずにすみました。家族としては「試合はどうするつもりなんだろうなぁ」と見守るしかありませんでした。怪我は当然ながら自己責任。今までにだって何度も怪我をしていても試合に出ていましたし、試合前だけ稽古する訳ではないので、たとえ試合に出れようと出れまいと今まで稽古で積み重ねてきたことは消える訳ではないかもしれません。ただドリームカップという日に試合場に立てるかどうか、どこまで力を出し切れるかどうかはわかりませんでした。でも執念ですね~。1週間安静にしたあとは、行きつ戻りつ稽古を再開し、当日には試合に出場させてもらっていました。センセーがその間も試合中もどんな気持ちだったか本当のところ私にもわかりません。

ただ一緒に稽古をしている仲間たち、応援してくださっている皆さん、対戦させていただく選手の方々、試合を準備、支えてくださっている方々、例えば審判・スタッフ・応援をされている中にも先の世界大会にも向けて、日々死ぬ思いで稽古されている方もいらっしゃいます。
試合に出ると決めたからには、その方々に礼を尽くしたいというのがセンセーのこれまでの考え方です。

試合が終わって集合したとき「自分よりも帯も経験も力もある選手の皆さんと勇気を持って戦ったみんなは、本当はそれだけでもすごく偉いと思う。その為に沢山の試合に出場したり、きつい稽古も逃げずに乗り越えてくれた。あともう一歩の人もいたけれど、その一歩を縮めるのもまた簡単なことではないと思う。でももっと勝ちたいと思っている人はまた一緒に頑張っていこう。ただ、試合に出ることだけが全てじゃない。今は試合に出れなくても空手を通じて今の自分よりも少しでも強くなりたいと思っている人はぜひ稽古に来て欲しい。」と選手と応援に来てくれていた皆さんに話していました。

選手のみんなは新しい気づきや喜び、また突きつけられる辛い結果や思い通りにならない事との葛藤を含めて、試合に向けて稽古してきたからこそ出会えた自分がいるんじゃないだろうか。

また、一緒に稽古している仲間たちや今は試合に出ていなくても応援に来てくれていた仲間たちに心から感謝し、これからも一緒に稽古したいという思いを伝えたかったんだと思います。

自分が試合に出ていることもあって、試合志向だとか、試合大好きとか思われているかもしれないけど、最も苦手だからこそ今でも挑戦しているような気がします。アヤが優勝した時のセンセーを見ればわかると思うけど、人の事の方がよっぽど嬉しそうだよね\(^o^)/

これからも試合だけではなく、稽古に来る事でも新しい自分に出会ってもらえるよう頑張りますので。

稽古待ってます。

押忍