闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

おかげさまで16周年

2017年06月18日 | 道場日記
昨日、今日と昇級審査お疲れ様でした。
今回は、近隣の学校の行事と重なって、少人数での受審となりましたが、皆さん頑張りました。次の審査を目指している方は、夏休みが入ればあっという間ですので、そのつもりで準備しておいてください。

昨日は、道場は終日休館でしたが、文庫道場開設16周年でした。
稽古はありませんでしたが、私のところには沢山のメールが届き、前日、本日とお祝いをもって道場を訪ねてくださった方もいて、大変恐縮しています。本日午前の稽古に来てくださった皆さんも沢山いました。
本当にありがとうございました。

そして、今日は父の日ですね。
いつも、一般部には写真NGの方も数名いて、写真も記事も少ないですが、文庫には沢山の一般部の皆さんが在籍してくれています。

大人には試合のみならず、
負けたくないこと、
負けられないこと、
負けるわけにはいかないこと、
大人ならではの事情が、それぞれにあると思います。

空手の稽古は、ときにきつかったり、辛かったり、痛かったり、怖かったりするのになんで、大人達は空手の稽古をするのでしょう。

それは、外にはもっと、もっと、違う敵がいて、闘わなければならない何かがあるからではないでしょうか。

センセーが、よく言います。
「道場で自分ができるのは、空手の稽古を伝えていくことだけ。それを稽古に来てくれるみんなが、一心不乱に稽古することで、それぞれに昇華してくれているだけ。」と。

稽古にこれていないときも、「あの時の怖さ、きつさに比べたらと踏ん張りました。」と言ってくださる方が多いです。

そして、空手のきつさは、外でのきつさに比べたら、ずっとシンプルで、美しいものだと私も今は思っています。

正直、道場でお仕事をさせてもらう前までは、空手やその仲間がいいものだということは理解していましたが、ただ、ただ、私と一緒にいられる時間を奪うものでもあり、もちろん危険も伴うものでもあり、心の底から応援できていたのかは自信がありません。

しかし、この場所にいて、皆さんが色々な困難、怪我や病気、出来事などを空手を通じて、乗り越えようと懸命に稽古をする姿を目の当たりにするようになって、以前よりは理解することができるようになったと思います。

「悩んだときは、稽古をする」

別の仕事をしながら、稽古の時間を捻出していた頃も空手を専業としている今も結局そこは変わりませんね。
きっと、センセー自身にとっても、空手がかけがえのないものであり、空手がずっと支えとなってきているからだと思います。
他の何かに立ち向かわなければならないときもきっとみんなと同じように空手があることで超えてこれたのだと思います。

稽古生やご家族の皆さんに、感謝の言葉をいただきますが、こちらの方こそ、皆さんの闘う姿に背中を押されているのです。

「守りたいものや人達かがいるから頑張れる」

だから、楽ではないことをあえて選んでくれているんだと思います。
ご家族の皆さんのご理解にも深く感謝いたします。

おかげさまで、道場も16歳になりました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

稽古待ってます。
押忍

ママ空手家も頑張っています^_^応援よろしくお願いしまーす!!