闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

濱中正光さん東北大会3位入賞です

2023年10月29日 | 道場日記
本日、福島市国体記念体育館で行われた第29回シニア東北大会において濱中正光初段が昨年に引き続き3位入賞されました‼️
入賞おめでとうございます。
藤沢大会で優勝、入賞された皆さんもおめでとうございます。
藤沢大会・稽古会共に無事執り行われました。

今回、実は濱中さんは空手以外の場所で転倒され左手の靭帯を痛めて、つい最近まで握ることすらできませんでした。
それでも優勝目指して、色々な戦法を考えて、出場し戦い抜き、3位に入賞されました。本当にすごいです。入賞おめでとうございます。

シニアの部といってもヘッドガードなし、素手で行う試合であり、トーナメンも大きく、年齢の幅(今回は51歳〜64歳)もとても広いです。準決勝の対戦選手もとても有名な方です。その方を破って優勝された選手は56歳、100キロ、弐段でもちろんお強くて有名な方です。
濱中さんが決勝まで進めばその方との対戦があったわけです。
東北大会では当日パンフレットにより対戦者や何回戦うかわかるようになっています。その緊張感や大変さに挑み続けるのは、黒帯になってもなお、ご自身が強くなろうとされているということだと思います。

先生が最近、稽古で何度か話していましたが、「稽古に来たからには、それぞれに何か少しでも出来るようになった。くる前の自分より体や心が強くなった。学び知ることができたと思って帰って欲しい」と。
小さな子ども達にはまだ理解するのは難しいかもしれませんが、それが空手の稽古というものなのだと思います。
濱中さんは64歳(とても見えませんが笑)、挑戦を続け、ご家族はそれをサポートしてくださっています。
そして、仲間達も一緒に稽古して協力してくださいました。仲間の頑張りはその方だけのものではないのです。みんなは繋がっています。

試合は無理矢理出てもらうようなものではないと思います。
試合に出なくても出れない事情があってもコツコツと稽古を続けてくれている方はいます。
でも、仲間の挑戦は決して他人事ではないということです。
応援ありがとうございました。

遠征本当にお疲れ様でした。
また、三瓶師範はじめとする福島支部の皆様、審判、スタッフ、ご協賛してくださった皆様、お世話になりまして誠にありがとうございました。

押忍



シニアの部とか書き加えず、全日本優勝とか入賞とか実績とされてる方も沢山いらっしゃいますね。
試合に負けたり、何かに失敗することが恥ずかしいと思う人は何かに懸命に向かい合った経験がまだないから思うのではないかと思います。それぞれの挑戦の前にあるものは本当に尊いものです。