闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

第4回東京江戸川錬成大会

2025年03月05日 | 道場日記
 上級の部で小学校6年生男子軽重量級、山田惺己が準優勝、小学校4年生女子初級重量級で石川珠冬が優勝、小学校3年生男子初級軽量級で佐藤鉱大がベスト8の入賞となりました。
 セナは多くの大会で優勝入賞を積み重ねてきました。今回体調を崩し、体重が4キロも落ちてしまった中での挑戦でした。「無理はせず行けるところまで。」と話しましたが、それでも初戦がシード、2回戦3回戦を強い攻撃力を武器に勝ち上がり決勝に進出しました。決勝も延長まで頑張りましたが残念ながらそこで力尽き、準優勝となりました。本来の実力からすれば残念な結果ですが体調不良の中でも結果を出すところはさすがです。体調管理の大切さを学んだと前向きに考えましょう。
 ミフユは真面目な性格そのままに突きと蹴りを実直に積み重ね、前にサイドに動きながら攻め続ける戦法何得意な選手です。シードであった為いきなりの決勝でしたが、相手の良い動きに惑わされず、しっかり攻め続け前に出て本戦を引き分けます。延長に入り少し動きの落ちた相手に本来の闘い方を続けて動き勝ち、見事優勝を勝ち取りました。いつも褒めても謙遜してなかなかクビを縦に振ってくれませんが、今回は自分を褒めてあげて良いと思います。
 コウダイは元々持っているスピードとリズムのある組手を強化稽古で磨き、メキメキ実力を上げている選手です。先生の審判担当のコートから遠かったため、直接試合を見る事が出来ませんでしたが2回戦に勝利しベスト8の入賞ラインに乗りました。残念ながらそこで敗退してしまいましたが、大きな試合での入賞は見事です。
 新人部門での入賞の2名はこれからの選手ですが、逆を言えば伸び代が大きくあるとも言えるので、どんどん上を目指して欲しいと思います。

またそれ以外にもメダルチャレンジャーが3名いました。
 アイリは初戦、以前北陸大会で敗れた強豪相手と真っ向から戦い勝利します。そして決勝は強豪道場のドリームチャンピオンです。激しい突き下段に膝蹴りの応酬でほぼ互角で試合は展開します。アイリは全力を出し切りましたが、僅差で相手に軍配が上がりました。それでも大きな試合で上位を占める選手たちとの差どんどん詰まっていると感じています。今の稽古に対する気持ち、全力で攻める気持ちを忘れずに、さらに前に進んでほしいと思います。
 マイトは入賞・決勝進出をかけて、強豪道場の選手と対戦します。強い攻撃力を武器に攻め続けますが、終了間際に胴回し回転蹴りを決められて敗退します。その時には「攻撃しながらガードにも気を配るように。」とアドバイスしましたが、マイトは稽古で先生の声掛けにこたえて常に全力で攻め続ける稽古を行なっています。ですからガードの稽古の必要性を前置きしながらも「もっと強く攻め続ける、倒せる稽古を続けましょう。日本一になるまで。」とアドバイスし直しました。
 ハルトは体格に恵まれ強い突き下段を出せる自力のある選手です。1回戦はシードで2回戦を勝ち上がり、入賞・決勝進出を賭けた試合に臨みます。残念ながらここで敗退して入賞はなりませんでしたが、、弟のシュウトと二人、励まし合ってこれからも頑張ってほしいです。
 コトネは上段の蹴り合いで技ありをが取られ敗退する試合全体を通じて強い攻撃を続け、稽古の成果を発揮しました。
 シオリは本来の動きを出す前に中段の膝を当決められてしまい敗退しましたが、膝の怪我から復帰して動きがどんどん戻ってきています。
 ホノは優勝者相手に敗退するも臆することなく攻め続けました。思い切りの良い攻撃は益々良くなっています。
 ユウリは相手の突きに敗れるも課題となっている突きのスピードも上がり、もともと持っている強い下段を武器に頑張って戦いました。
 カイトはギリギリまで片手が使えなかったのですが、当日は両手で素晴らしいパンチで全力で攻め続けました。惜敗でした。
 リヨは2回戦、シード相手に上段を決められて敗れるも、強い突き下段は磨きがかかっていました。
 シュウトも兄貴同様初戦を突破し、シード相手に敗れるも全力で戦いました。
 コウは上段の蹴り合いで敗れましたが、今度は稽古で磨いた突きをしっかり出せるようにしましょう。

 会場に梅澤彩音、手島海咲、手島一翔の各指導員と尾形昌美さんが応援、セコンドに駆けつけてくれました。ありがとうございました。皆、心強かったと思います。
「BUN FAMI(ブンファミ)」(BUNKO FAMILYの略)は支え支えられ、愛し愛され、願い願われる家族のような存在です。
そしてBUNKOSTRONG
今、共に歩める幸せを強く感じています。
押忍。

↑セコンドに走り回りながら、選手と次戦の作戦会議中🔥
いつも外部の試合に出場すると選手とご家族、セコンド、応援の素晴らしさに親御さん達から感謝の言葉をいただきます😊
先輩達にお礼をつげると本当に後輩達への深い愛情を感じ、「自分達がしてもらったことのお返しが少しでも出来れば」と言ってくれています❣️
空手は基本的に個人競技といえるのでしょうが、選手のみんなもいつか後輩達にそうしてあげられるように成長して欲しいと思います☺️
自分のやってきたこと、やってもらったことを誰かに伝え繋いでいく、、、。
人としてとてもとても尊く、大切なことだと思います。
マツモトご夫婦からも沢山のお写真を送っていただいていますので、後日投稿させていただきます🙇‍♀️
ご自身のお子さんだけではなく、道場のみんなへの愛が溢れている写真ばかりです💕
感謝です❤️