闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

おかげさま

2012年04月10日 | 道場日記

 第17回全関東大会が、皆様のおかげをもちまして無事成功することができました。

 大会を応援・ご協賛いただいた皆様、ご来賓の皆様、審判の皆様、スタッフの皆様、ご観戦くださった皆様、そして出場いただいた選手、ご家族の皆様、誠にありがとうございました。

 緑代表がお話くださったように、ブロック大会である全関東大会という大きな大会です。準備の段階から木元師範を始めとする木元道場職員の皆様、稽古生の皆様と共に一丸となって頑張ってきました。

 それは全関東大会優勝を目指し、この日の為に懸命に稽古をしてきた選手の皆様の為にと関わる全ての皆さんが思ってくださっているからこそです。

 以前は他支部の皆さんにもご協力いただいていましたが、今は全てのスタッフが木元道場生で行われています。高学年以上の子ども達、中には選手の親御さん、元稽古生の方もいらっしゃいます。

 大会は全て手作りで、前日の朝早くから道場から荷物を積みこみ、会場に養生マットをみんなで敷き、テープをはり、畳を運び、メインコート作りも業者さんのお手伝いをします。試合場を作り、シーツのアイロンをかけ、いす・机を並べ、来賓席を作り、受付を作り、計量所を作り、アップエリアを作り横断幕をつけ、トロフィーを並べ、立て看板・ポスターを設置し、パンフレット・弁当券・記念品を封入し、そうじ用具をセットして、控え室・医務室の準備をし、音響をチェック・・・etc。

 何もなかった体育館から大会会場ができあがっていきます。毎年お手伝いくださっている方、中には選手・翌日審判をされる方までお手伝いしてくださっていました。設営スタッフが帰った後も先生方や司会者の方は遅くまで最終チェックをしていらっしゃいました。

 そして、当日を向かえ朝早くからスタッフ打ち合わせ、文庫は審判の方以外は、毎年ほとんどの皆さんが選手係を担当してくれています。試合が円滑に流れるよう、選手の皆さんに公平に戦っていただく為のサポーターチェックをしたり、ヘットギアや赤紐をつけている間や質問を受け答えしている間に勝敗を見逃すと召集ができなくなってしまうので、戦ってもらう相手を間違わないようする為、見た目以上に神経を使います。(ですから休憩時間は皆さん灰のようになっています。笑)

 受付係・会場係・計量係・記録係・呼び出し係・表彰係、そして審判の皆様、それぞれが選手の頑張りに報いるよう持ち場持ち場で一生懸命お手伝いくださっています。

 こうしてお手伝いくださる皆さんは、空手が好きで、仲間を大切に思い、大変なのを承知の上引き受けてくださっています。おそらく係りがなければチケットを買ってでも仲間の応援に来てくださる方ばかりだと思います。

 表彰を終えて、入賞選手にトロフィーの箱を渡す作業をしながら、「おめでとうございます」とどの道場のどの選手にも声をかけていました。ご来賓の皆様や支部長先生方をレセプションに送り出した後、またみんなでまっさらの体育館に戻す為、埃まみれになりながら後片付けをします。選手や審判で残ってくださった方もいました。

 みんな笑顔で・・・。

 疲れたときも楽しげに・・・。

 稽古のときと同じだぁ~。 

 この人たちの存在を、気持ちを、当たり前だと思ってはいけないと毎年思います。

 これからも文庫の選手の皆さんには、試合を支えてくださっている方への感謝の気持ちを忘れないで欲しいと思います。その他の試合でお世話になるときも同じです。

 その為にも選手としてのマナー、応援マナーはもちろんのこと、出場を決めたからには全力を尽くし、本気で優勝を目指し稽古すること。

 小さな子ども達には、少し難しいことかもしれませんが、もうちょっとがんばれたなぁと思った子は今度からはもっと稽古がんばろうね。

 大金星をあげた方、惜敗した方やあともう一つで入賞だった方も多くいたようですが、稽古や試合を振り返り、修正してまたぜひ挑戦して欲しいと思います。

 それぞれの状況に言い訳することなく、寸暇をおしんで稽古にとりくんできた選手の皆さんにこの経験が実りあるものとなりますように。

 本当にお疲れ様でした。

押忍

(余談ですが・・・記念品の懐中電灯。私にとってはとってもありがたいものでした。昨年の計画停電のときのあの闇を経験して以来、リュックに通常の懐中電灯を入れて持ち歩いていたからです。携帯にもランプ機能はありますが、ああいう時は充電を使いたくないですから。師範ありがとうございました。)

  

 


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