3月1日(日)新極真会総本部道場にてJKO昇段審査が行われ、文庫道場から田中・石井両指導員が受審されました。
結果は見事合格でした。今回お二人とも弐段に挑戦されましたが、この日を迎えるまで色々ありましたので・・・本当に本当によかったです。(涙)
田中・石井指導員とも今回の受審で得たものを道場に帰り、皆さんに伝え、返していきたいと言って下さいました。お二人の挑戦には感謝の気持で一杯です。
有段者の方々の頑張っている姿は、心に迫るものがあります。今回はいつも新極真会の為に事務局長さんとしても奮闘して下さっている小井先生も受審されていました。今日はまたご自身の空手への情熱を感じる素晴らしいお姿でした。
審査を一日見学させていただいて、審査というのは厳しいものではあるものの誰もが全員に合格して欲しいという思いの中で行われているのだなぁと思いました。緑代表を初めとする審判員の先生方も受審の許可を下さる師範方も指導されている先生方や一緒に稽古をしてきた仲間も審査の会場で組手の相手をして下さる方々やお世話をして下さる総本部の皆さんも・・・そこにいる誰もが皆さんの合格を祈っている。さらに一段階高いところに自分を持っていく為に修練されている受審者の皆さんの将来に期待しているのだと感じました。組手中にアドバイスや激励下さった谷川先生にお礼を申し上げると「仲間ですから」とおっしゃっていました。沢山の方が声をかけて下さっていました。空手で繋がっている仲間って本当に素敵ですね。
全ての方々に感謝、感謝です。
いつもどんなときもどんな場所でも温かい目で見守って下さっている木元師範、本当にありがとうございました。(今日はなんと群馬から駆けつけて下さいました)
組手の相手をして下さった木元道場の佐々木先輩ありがとうございました。
応援に来てくださった仲村さん、渡辺さん、小林さんありがとうございました。
合格を祈っていてくださった皆さんありがとうございました。
そして・・・昇段審査に挑戦して下さった田中・石井両指導員とそれを支えて下さったご家族の皆様本当にありがとうございました。合格おめでとうございます。本当にお疲れ様でした。これからも宜しくお願いいたします。押忍
忘れもしない・・・総本部の組手の相手をさせていただきその後腰痛が悪化し、空手どころかお仕事や日常生活までできなくなってしまった田中指導員。本当に道場に戻ってこれるのか、いやそれどころか普通に歩くことすらできるようになるのか本当に心配な状況でした。何ヶ月もお休みしなければならず、失業の危機すらあった日々、ご家族や仲間の支えの中、道場に復帰され、黒帯さんとして、指導員さんとして、目標をもって頑張っている皆さんをサポートしていた田中指導員の心中は察するに余りありました。「いつかあの大変な経験は稽古生の方々の為になるのではないでしょうか」そう言い続けていた私ですが、一昨年センセーの腰痛の危機を他の指導員さんとともに助けていただくこととなりました。誰よりもの理解者を得ていたことはセンセーにとっての何よりの救いでした。
審査受審を目標に掲げてから・・・人一倍稽古を頑張りすぎてしまう自分と腰痛を再発させないこととの闘いだったと思います。あの場所に帰ってきたんだと思うと始まる前から涙が出そうでした。道場に帰ってきてくれたときもそれは嬉しかったですけど・・・。
黒帯さんは誰よりも空手がご自分に必要だと思って下さっている方々で、おまけに努力家です。昔から変わらない石井指導員の空手に対する熱心さは本当に頭が下がります。こつこつ努力することを欠かしません。だからこそ100回のジャンピングスクワットも当たり前のようにあんなにきちんとできるんですよね。柔軟も時間をかけしっかりやられているので、決して大きな身体ではないですが、怪我も少ないです。石井指導員にとって空手はちょっと不器用なご自分の表現方法のひとつなのかもしれません。
そんなお二人は審査前日にあった稽古会も外舘師範にも大変お世話になり、その後鍵をおかりして最後まで残って稽古されていたそうです。何時に帰ったのでしょうか。そのまま泊まって良いなら朝までやってらしたかもしれませんね。(笑)
審査後一緒にお食事していたとき、お二人が口をそろえて言っていたこと・・・。
「文庫の壮年部の皆さんはすごいです。あんなに頑張れるんだったら、未来に希望が持てます。」
「こんな若輩者の自分達にもきちんと接してくれてありがたいです」
嬉しいですよね~。皆さ~ん。ますます頑張らなくっちゃですね!!
そして田中先輩にはいつも本当にお世話になっているので微力ながら応援だけでも絶対にさせて頂こうと思っておりました。怪我を抱えている自分にいつも色々な方法で稽古をつけて頂いたり、組手の相手をして頂き色々なアドバイスや激励でやる気を起こしてくれました。田中先輩の稽古に出させて頂くようになり人間的な暖かさや強さを先輩から一杯頂いたお陰で自分もまた頑張って少しでも強くなるんだという気持ちになれました。見えない所での先輩の努力をいつも間近に見ているので合格の時先輩が感極まっている姿を見て自分も嬉しくてグッときてしまいました。石井先輩も同様にいつも自分の質問や疑問などをお聞きするとき自分の実体験や方法などいつも親身になってアドバイスして頂きました、一度気がついたら深夜の2時過ぎになっていた事もありました(笑)この両先輩が体で教えてくれたメッセージは一生自分の心に残ると同時に辛い時の励みになっていくと思います。おめでとうございました。押忍
PS:吉岡先生、じむちょー
晩御飯までご馳走になってしまいすみませんでした。でも普段あまりじむちょーともお話しできる機会がないのでお話しできてとても楽しい時間が過ごせました。ありがとうございました。押忍