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おんな城主直虎 第33回 嫌われ政次の一生 -- タイトルからは想像もできない衝撃のラスト

2017-08-22 13:53:43 | ドラマ
想像もつかないラストでした。

「嫌われ政次の一生」というふざけたようなタイトルだけでは、はい、はい、はい!という感じで終わっていくのかな?あるいは史実とは違い、実は生きていました、、なんていうこともありうるかも、と想像してしまったのですが、

と〜んでもない!

そのおかげで昨日はブログもアップできなかったという次第。

さて、その衝撃の「嫌われ政次の一生」ですが、柴咲コウさん演じる直虎の演出の仕方がとっても良かったと思います。何しろ、槍で正次の心臓部分をひとつき、その槍を突き刺しながら「地獄に落ちろ!」の絶叫。その間、涙も見せずかわいそうなどという表情も微塵にありません。



いくら「お家のため」とは言っても、あれほど心を許した政次の最後にどうしてこんな仕打ちができるのか、それにとっても驚きました。涙すら見せないとは。
が、ここで涙を見せてしまったら、政次の思いは水のアワ、でしょうね。それを良く直虎は理解していたのでしょう。

戦国の世は女も男も大変だ、と思わせてくれた場面でした。直虎の城主としての覚悟が伺えます。これ、大河ドラマ史上、最も心に残ってしまうシーンではないでしょうか❓
こういう演出の仕方、スイーツ大河ではないですよね。
「ベルサイユの薔薇」みたいに、直虎は城主なので、「見た目は女だけど、中身は男」ということを表したかったような演出に思えました。

また自分だったらどうするのか、とも考えてしまった。とてもとても、直虎のように全く躊躇せず、全く涙を見せず、心臓ひとつきなんてできません‼️泣き崩れてしまうのでは?でも、そうしてしまったら、井伊家はもうダメになってしまうでしょう。
直虎は城主として、ホント、立派です。まさに、戦国時代を生き抜いた城主だと思います。

この日曜日は、早虎を見たあと本虎で復習し、さらにオンデマンドで確認して、という状況だったのです。おかげで、その後の9時からの「オクニョ」が上の空。

今回はまた、碁石が効果的に使われていましたね。直虎は政次から渡されたあの白い碁石を見て、政次の考えていること、次の一手を理解したのではないのでしょうか。そして、あのような心臓ひとつきという結論になったのではと思いました。
この碁石の使い方が憎いですね。





でも、政次はいつからこの碁石を持っていたの?という陳腐な考えも浮かんでしまったのですが。。。

政次の辞世の句も泣かせます。



こういう展開、レディースコミックも真っ青っていうように思えますが、史実では小野さん(政次)は結婚していて子供もいて、その子供と共に処刑されたのだそうです。史実は本当に現実的ですが、ドラマはお芝居なので、今回のような展開だとロマンだなあというように余韻が残りますね。

さて、来週は龍雲丸にも何やら暗雲が?
もしかして、今までのオトコは全部いなくなってしまうのでしょうか??
全く新しい「直虎」になりそうで不安です。


8月21日(月)のつぶやき

2017-08-22 05:28:12 | 文化