私が競馬に興味を持ったのは、その昔に乗馬をしていたということもありますが、映画の影響が大きいです。中でも一番好きな競馬の映画はダイアン・レイン主演の「セクレタリアト/奇跡のサラブレッド」。馬主でもこういう女性の馬主がいて、こんなすごい馬がいたのだという事を知ったというのはとても大きかったです。
特に1973年のBelmontStakesでの伝説と言われているレース。こんな馬、後にも先にも見た事がないという驚き。
1973 ベルモントS セクレタリアト 31馬身差圧勝
'SECRETARIAT' MOVIE LOOKS TO COME CHARGING OUT OF THE GATE
また、トビー・マグワイア主演の「シービスケット」も影響がありました。大恐慌時代に社会に勇気を与えたという馬、シービスケット。競馬でも、社会に影響を与えている馬がいるんだな、と初めて知ったわけです。
Seabiscuit vs. War Admiral - 1938 Match Race (Pimlico Special)
Seabiscuit vs War Admiral
日本ではシンボリルドルフとかディープインパクトとかの有名な馬もいましたが、殆ど興味がわきませんでした。
それはなぜか。
これは、長野県には公営競技が全く存在しない、場外馬券場も全くないということに影響しているのかもしれません。長野県にあるとしたら、パチンコぐらいです。
そういうようなこともあり、競馬=ギャンブル=それを行なっている人は変な輩=治安が乱れる、というイメージが長らく私の中にありました。
ですから、新聞とかで競馬のニュースがデカデカと載っているのを見ても、ギャンブルの事をなぜこんなに大きな記事にしているんだろう、なんて思っていたこともあります。
イギリスでは正装して競馬に行くような事もあるようですが、私にはさっぱり理解のできなかった事です。
おそらく長野県の多くの中高年の皆さんは私のように思っているのではないでしょうか。
ですから場外馬券場とか作っても、変な輩が沢山来て地域の治安が乱れるという印象が強く、地元が大反対となりできないのでしょう。日本ではナント、沖縄と長野県だけには場外馬券場が存在しないそうです。という事は、残り45都道府県には存在している、という事ですね。他の県の皆さん、治安、乱れていますか❓
最近は馬券もネットで買えるようで、隠れ競馬ファンも長野県でも増えているのではないでしょうか。ちなみに私の友達の旦那さんも、ネットで買っているらしい。中には山梨まで出かけている人もいるとか、、。でも、あまり大きな声で競馬やってるとは言い難いようです。
私の知人には馬を購入したりしている人もいましたが、周囲はなんとなくその様子を、冷ややかに眺めているような雰囲気がありました。
そのような、競馬に対する私が持っていたイメージを変えてくれたのが本当に単純に前述の映画と、そしてブログです。
咲とその夫さんのブログは、私の競馬に対するイメージを随分と変えてくれました。
競馬と乗馬は違う、という変なプライドもありましたが、同じ馬🐎。
そのうちに馬券でも1枚買ってみようかな、なんて思っている今日この頃。
ですが最近のニュースによると、ギャンブル依存症を予防というか悪化させないように、家族の要請があれば、インターネットでの馬券の購入を停止するようなことを、今月からも導入するようです。これもカジノのためだということ。このようなニュースを聞くと、競馬もやっぱりギャンブルだとも思いますが、投資と考えれば良いのかな。