とらねこ紫苑の物語 (まえがき)
我が家のとらねこ紫苑は今年の9月で12歳になります。
家族の中で一日のうちで一番名前を呼ばれる大事な家族の一員である紫苑、出会いからいろんなエピソードを少しずつ書いていこうと思います。
人間にもいろんな人生がありますが、動物にもそれぞれの人生?がありますね。
12年前、息子が高校を卒業した頃の事です。
ふと、息子も大きくなったので、トラネコの子供でもいたら育ててみるのも良いなと思いました。
ただ猫でなく、イメージしたのはチャトラの猫なのです。
その頃我が家のまわりにも野良猫が目に付き、たまに小さな猫も見かけていたのでした。
・・・・・・・・・・ つづく ・・・・・・・・・・
今日のなぞかけお題 「 西瓜 ( すいか ) 」
子供の頃井戸で冷やしてパリッと切って食べた西瓜、おいしかったな~。
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( 介護練習 )
母が転倒して打ったところが痛いらしく歩くのに不自由しています。
外出用の杖を室内ではちょっと衛生的に問題があるので、私の一番コンパクトな登山用のストック(これは使っていないので)を室内で使用してヨタヨタと移動しています。
母は買い物と洗濯を分担してくれていますが、洗濯を乾したり取り込んだりは私がやり、買い物は幸い先日私が野菜を買ってきたし、肉のブロックなどもストックがあるので転倒してからは買出しに行くことなく料理できています。
足が痛くてお風呂に入れないと言うのでこの数日はタオルをお湯で絞って背中を拭いてあげて、手の届くところは自分でやっていましたが、暑い日もあったので気持ちが悪いだろうと昨日は色々考えて濡れても良い椅子で安定したものを洗い場に入れて腰掛けたまま自分でシャワーを使って貰ったら具合が良くてすっきりしたと喜んでいました。
高めの洗い場椅子を置いてはあるのですが、やはりこれから膝ももっと弱るだろうし、専用の物があったほうが良いなと思い、検索して発注もしました。
本格的に母に介護が必要になったら、本業はかなり制限されるでしょうし、やめなければならなくなるでしょう。
少しずつこういう経験をしていけば、自分で自分を介護する時も役に立つのかなと思っています。
でも、大変だなとは全く思わないのです。
苦労はすればするだけ喜びの領域も広がって行くことを知っていますから。(注※)
本業もそう長く続けられる年齢でもなく、かえってこの歳になっていて良かったなと思っています。
(注※)
母は二、三日お風呂に入れなかった事で、シャワーがどんなに気持ち良かった事でしょう。
私も以前車に撥ねられて入院した時、鎖骨を全身麻酔の手術で繋いだ日の翌日、朝、看護婦さんが来るまでにはだけた寝巻きとT字帯からトレーナーに着替えようと何も手当てしようの無い腹部の打撲と肋骨骨折の痛さに上体を起こす事が出来ず、3時間かかってやっと起き上がる事ができた時のうれしさは人生の中でかなり上位のうれしさでした。
人生、どんな状態でも幸せはあるなと思ったのです。